つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

30.11.09

Wat Dusidaram Worawihan / Bangkok

実はサムイに行く日の午前中、することがなかったので、気分転換にチャオプラヤーエクスプレスに乗ってお寺参りに行ってきました。
(写真は多分ワットポー…ただ単にボート乗ったよ~ってアピールだけです)


王宮から河をはさんだ反対側、ピンクラオ橋の袂のすぐ側に、そのお寺はあります。
名前はワットドゥシダーラームウォラウィハーン(วัดดุสิดารามวรวิหาร)というようですね。


これが入り口のようです。
金持ちそうなタイ人が高級車で乗り付けている辺り、結構有名で御利益があるんでしょうか…


回廊の中はこんな感じ。
真ん中(正面のヤツ)が本堂で、その周りを、いつものように仏陀の並んだ回廊でぐるっと囲まれている構造です。


回廊自体は、だいぶ古いものなのか、それとも単に劣化しても修繕していないのか、ともかくこんな感じで遺跡風になっています。


ということで、本堂に乗り込んでみましょう。
確かにタイの祝日に来てるのですが、すごい人です。
中に入るのも大変です…


内部もすごい人で足の踏み場もほとんどないぐらいです。
壁一面には古そうな壁画が描かれていて、その奥正面にお坊さん用ステージと御本尊様があります。


壁画自体は結構古そうです。
タイでは珍しく?わざと修繕していない感じです。


反対側も…
というか、人多すぎて壁に近づけません。


一応入り口側上部もこんな感じでいっぱい描かれています。
ここだけきれいなのは、日も届かず触れず、保存状態が他よりいいからでしょうか?


これが御本尊様の正面像。
なんせ近くに寄れないので、ちょっと望遠で失礼いたしました。
多分古い物なんでしょうけど、なんせすぐに金色で塗りなおすので、どれぐらい古いのかはちょっとわかりません。
(もちろん調べるなんて無粋なことは、このブログではしません)


正面は無理なので、横から近づいてみました。
壁の絵の状態、だいぶやばそうに見えますけどこのままで良いんでしょうかね?
それよりちょっと御本尊様の後ろの絵が気になるのですが…


あぁ…
だいぶ傷んでいますが、やはり地獄絵のようですね。


いきなりお約束の巨大ピーが壁の上下いっぱい使って描かれています。
お稲荷さんもかなりの大きさなのですが、それより気になるのがその隣…


フレーム?の絵柄も亡者で出来ているんですね。
結構凝っています。


反対側も…絵の出来は、まあ逆に味があってすばらしいですね。
きっとデフォルメしてあるのでしょう。


壁がだいぶ逝っちゃってますが、地獄鍋のようです。
なんかみんな漫画っぽいまるい目をしているため、あまり悲壮感はありません。


こちらもおなじみ地獄ツリー。
仏様?が近くに飛んできているが手を差し伸べない?のも他の地獄と同様ですね。


もう劣化が激しく良く見えませんが、一応亡者の群れのようです。
ああ、亡者と言っても、例の○○人間です。
良く見えませんけど。


ああ、しっかりと(手が)でっかくなっちゃった~の方もお見えですね。
ついでにおなかもでかいのは、亡者だからでしょう。
(?もしかして餓鬼とごっちゃになってるかな?)


それより謎なのがこれ…
四角の中のヤツ、明らかに亡者たちの顔に見えますが、こんな狭いところに押し込まれて何しているのでしょう…
真ん中には見難いですが、煮え湯を呑まされる地獄も展開されています。
というころで、地獄を大満喫いたしました。


ところで、高級車が止まっていた入り口の横に、こんなのがあったんですけど…
おね~ちゃんが一生懸命お祈りしているのが気になりますね。
ちょっと覗いて見ましょう。


なんか、祭壇の奥に細長い木の幹みたいなのが横たわっていますね。


めちゃくちゃ長いですけど、中もくりぬいてありますし、昔の船でしょうか…
例の王様生誕80年記念とかで使われたみたいなヤツ…


Sep'/09
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
王宮から川向こうに行くととたんにローカル度が跳ね上がる…
このギャップがたまりませんね。
ワットアルンやワットラカンあたりじゃこうは行きません。
お寺自体もぼちぼち歴史があるみたいですし、壁画(地獄に限らず)はなかなか見ごたえあるかも知れません。
というか、カオサンあたりから歩いても20分程度…バス使えば5分の好立地なのがいいですね。

13° 45'48.52" N
100° 29'15.60" E


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24.11.09

Wat Lem Suwan Naram / Surat Thani (Samui)

ビッグブッダのすぐ側に、もう一ヶ所ビッグな物件があったりします。
ワットレームスワンナーラーム(วัดแหลมสุวรรณาราม)というこのお寺、実は先のビッグブッダの高台に登るとしっかり見えるぐらい大きい…し、近くにあります。


最初に目に飛び込むのが、この巨大弥勒様。
池に3箇所ぽつんと浮かぶ島の、一番左側の島の中央で、笑顔で待ち構えています。


15mぐらいありそうな、見事な巨体ですね。
紅を挿した唇が繰り出す不気味(失礼)な笑顔がたまりません。


何故か後方に入り口が開いてましたが…ただの物置か構造上の空洞のようですね。
残念。


で、これが中央の島に構えている本堂のようです。


内部はいたって普通…とまでは言いませんが、カーペットと天井の赤に、仏陀の生涯画の水色と緑、そしてご本尊様の金色のコントラストが日本人にはまぶしすぎます。
見ての通り、観光客だけではなく、地元?タイ人にも信仰厚いようで、タイ人の姿も結構見受けられます。


見事に開け放たれている、本堂周りの窓の扉?には、これまた彫りこんで作った、仏画が表現されています。
これは天国や地獄で良く見る夜逃げ爺さんですね。


こいつも天国地獄でよく題材に上がっている構図です。
というか、コンクリ製のものはたいてい地獄寺に併設されている気がします。
光の当たり方がアレなのは、すでに4時過ぎで西日がきつかったんです…


これら以外にも、境内には微妙なコンクリの像がところどころに並んでいます。
お坊さんと、その後ろの法輪?はなんとなく分かるんですけど、その後ろのピンクな女性は何者でしょうね?


で、本命?はこの千手観音様(じゃないかな~多分)。
私の入った側から言うと、一番奥、右側の島の中央に鎮座しています。


ドラゴンの上にお座りになられているこの勇士。
かっこいいですね~
これも15mはありそうな勢いです。


たくさんある手には、それぞれいろいろな道具をお持ちのようですが…
造形の問題か、何を持っているのかさっぱり分かりませんね。


こっちも…
ただ、このような腕をしっかり支えられる作りは、タイの仏像の作り方を考えるに、ある意味奇跡的なことです。


ご尊顔…眼差しが真剣なだけに、ふくよかな唇と、頭の上の手の形がすごく違和感あります。
(あえてここでは突っ込まないことにします)


ちなみに、地上側にはこの6段の階段上に、仏足石も完備されています。
(ホント仏陀様はそこら中に足跡を残してきたんですね…)


こんな感じで結構デコレーションはすごいようで、下手な弥勒様、観音様よりはタイ人に人気ありそうでした。


Sep'/09
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
見所はもちろん弥勒様と観音様の2トップです。
ビッグブッダから見たときのこれらもかなりのインパクトありますし、コレなら本土の兵(ツワモノ)たちにも十分対抗可能です。
本堂とご本尊自体は、ぼちぼち…というか、可もなく不可もなく…といった感じでしょうか?
でも、やはりビッグブッダの近くなので、基本セットで回るのが吉です。

9° 34'17.14" N
100° 04'01.30" E


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21.11.09

Phra Phuttha Rup Yai (Big Buddha) / Surat Thani (Samui)

ビッグブッダ…
おそらくサムイ島で一番有名な観光地でしょう。
おかげさまで正式なお寺の名前も良く分かりませんが、調べた限り、タイ語でもพระพุทธรูปใหญ่とそのまんまで紹介されていました。
もちろんサムイ屈指の観光地なため、境内前には所狭しとお土産屋が軒を連ねています。
ちなみにここは、出島みたいな場所に立てられているため、周りはほぼ100%海に囲まれています。


入り口すぐ側には、プラメートラニ様とか、ブッダ様とか、およそ天国っぽい雰囲気の池が観光客を出迎えてくれます。


が、足元ではやはり惨劇が繰り広げられています。


境内はこんな感じ。
ちょっと逆光で苦しいですけど、逆に大仏が神々しく見えます。


階段の下には、何故か鹿と、高名なお坊様なのでしょうか…
参拝客を温かく見守っています。


一応脇にはこんな涅槃仏もあったりします。
立体で足りない部分(見守るお弟子さん)は、後ろの絵で補っているようです。
ただ、ちょっと視線の先が入滅中の仏陀でないのが気になるところです。


で、こちらが本命の大仏様。
逆光のおかげで、逆にかっこいい色合いに仕上がっています。
神々しささえ感じられます?
まあ、サイズ自体はそれほど大きくないようですね。


実はお土産屋の先には、たぶんタイの昔話、伝説等の登場人物であろう方々のコンクリ像が並んでいます。
ちょっと写真がしょぼいのはご愛嬌ってところです。
これは例のピースアサムットですね。


こいつらもピースアサムットといっしょにいたやつです。
知ってます。


もちろんこのおじいさんもしっかり…
ということで、バイバイ。


関係ありませんが、このビッグブッダのある北側の海は遠浅のようで…
お昼を海沿いの食堂で頂いた時の景色がこちら。
十分すわいすわいなんですけど…


海水はこんな感じ。
泳ぐ気もしませんね。


Sep'/09
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
ビッグブッダも、周りのコンクリ像も悪くはないんですけど…
サムイ屈指の観光地!と期待していくと、ちょっとガックリするかもしれません。
それでも見所はありますし、お土産屋なども併設されていますので、過度な期待さえしなければぼちぼち楽しめるかもしれません。

9° 34'15.25" N
100° 03'34.74" E


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