つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

29.8.13

Prasat Ban Mai Thai Charoen / Buriram

プラサートノーンホーンから北にちょっと戻ったところにある、パカムの町中に、Mary Mediatrix of All Graces Churchという、いわゆる協会があります。



そこの敷地の中に、マリア様の像に守られた小さい廟があります。
まあ、その手前に積まれたラテライトを見れば、なんとなく何があるか想像がつくかと思いますが…



予想通り、中にはこんな感じに、クメールっぽい石組みがあり、その中央にはマリア像が安置されています。
なんでも、ここの名前はプラサートバーンマイタイチャルン(タイ語不明)と言うようですが…
仏教に蹂躙された?クメール遺跡は多数ありますが、まさかマリア様までね〜



マリア様部のアップです。
これ、よく見るとヨニの上に安置されているんですね。
仏陀やキリストだったら、物議を醸す?ところですが、マリア様なら、まあ許されるんでしょう。
うまくできているものです。



片隅には、一応彫刻の施された柱か何かの一部も置かれています。
なんでこれだけここにあるんでしょう?



というのも、お廟の周りのエリアには、あちこちに瓦礫が並べられているからです。
まあ、他のものはほとんど模様が残っていないので特別扱いされているのかもしれませんね。



最後にお廟を横から見てみました。
まあ、ぶっちゃけこんな小さい部分だけなんですね、この遺跡。



Apr./'12
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
寸評
見ての通り、クメール遺跡としては、かなり規模も小さく、見どころもありません。
一応フレーム部とヨニ、そしてマリア様とのミスマッチぐらいですかね。
まあ、そのあたりの組み合わせの妙を堪能したい方か、毎度のクメールLoveの人ぐらいですね、お勧めできるのは。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 14°26'22.88" N
102°41'19.28" E


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22.8.13

Prasat Nong Hong / Buriram

先ほどのクワンラムナーンローンから、北側を見下ろすと、学校らしきところの手前に、何か石の塊が見えます。



望遠で撮ってみると…
あっ、クメール遺跡だ!(って、知ってて来たんですけど)



ということで、ダム湖の下の、ダムが決壊したら確実に水没しそうなところにポツンとあるこのクメール遺跡は、プラサートノーンホーン(ปราสาทหนองหงส์)と言うようです。
奥に写っているのは、さっきのダムです。



看板には、全体の図と、発見時に木々に埋もれていたころの写真と、まぐさ石の写真が載っています。
残念ながらまぐさ石はここにはないようですけど。



一応タイ語もしくは英語の読める方のために、看板の説明文載せておきますね。
(つまり私は読む気なしってことです)



ということで、正面(東側)から見てみました。
ここのところ回っていた、しょぼい?遺跡と比べると、なかなかの規模のようですね。



ここが正面入り口です。
相変わらず急で登りにくい階段ですね…



入口脇には、砂岩で出来た装飾(というには摩耗しきっていますが)も残っています。



入口から中央の祠堂を写してみました。
いや、いつものように、入り口部分を枠にして写してみたんですけど、意図したようにかっこよく写りませんでした。



ということで、こちらが全景です。
看板にあった地図でもわかるように、センターに3つ塔がならんでいて、その右前に経蔵が配置されている…
そんなレイアウトのようです。
いつも参考にさせて戴いている、ふうみんさんのHPイサーンの大地走行2000キロプラスを見ると、以前はあまりしっかりと修復されていなかったようですね。
個人的には、ここまで綺麗に新しいレンガでくみ上げられちゃうよりは、以前の朽ち果て中の状態の方が趣があっていいんですけど…
(貴重な遺跡を保つためには仕方ないのでしょうけど)



こちらが中央の祠堂です。
鮮やかなオレンジのレンガは、おそらく新しい部分なのでしょう。
入口のフレームとサイドの薄い色の部分がオリジナルといったところでしょうか。



内部は…
なんでゴザに枕までセットしてあるんでしょうか…
まさか、誰か住んでいる?



で、これは祠堂のほうから、経蔵を写したものです。
こちらは、レンガではなく、ラテライトで構成されているんですね。



経蔵正面から見るとこんな感じです。
経蔵自体は、あまりしっかりと再現できていないようです。
材料(ラテライトのパーツ)がこれぐらいしか見つからなかったんでしょうか…



こちらは、経蔵の後ろ側のやつです。
さすがにセンターを務めるにはちょっと小さいんですね…



こちらは反対側。
まあ、大差ないようです。



一応裏側も…
つるペタでのっぺりしています。
ちょっとでも、まぐさ石とか、ナーガとかのレリーフがあると、雰囲気も違うんでしょうが…



まあ、ちょっと離れると、雰囲気もあっていいんですけどね〜
ちょっとレンガが新しすぎ?
(ワガママですかね?)



最後に回廊の外側からの、斜めからの眺めをもう一度。
こうやって見ると、タイのクメール遺跡としては、規模はまあまあってところですね。



周りには…
あれ?砂岩かな?がまだまだ散らばってますよ。
こいつら使ってもう少し復元する気ないのかな?



南の方を眺めると…
さっきのダムが見えます。
やっぱ場所的にやばいですよね〜
まあ、決壊するほど雨降らないとは思いますけど。



Apr./'12
評価★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
ブリラムを代表するクメール遺跡のパノムルンムアンタムに比べると、さすがに規模も見た目もちょっとしょぼいですが…
タイにある100以上のクメール遺跡の中では、これでも大きい方に分類されるんではないでしょうか。
まあ、ビーチでだらだらついでに寄ってみるぐらいがちょうどいいかもしれません。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 14°18'07.63" N
102°45'38.21" E


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13.8.13

Khuan Lamnang Rong / Buriram

場所はがらっと変わって、ブリラム県南部ノンディンデーン郡。
ここの町からちょっと東に入ったところにダム湖(ため池?)があります。



ダムの上から、ダム湖の奥の方を眺めてみました。
こうやって見ると、なかなかでかいですね。
まあ、それほど山間部ではないので、水深の方は期待できなさそうです。



タイではメジャーですが、ここもロックフィルダムなんですね。
まあ、石さえあるのなら作れますし、比較的原始的な工法ですし…



ところで、ダム湖の右手の方に、何か施設があるようですね。
ちょっと行ってみましょう。



入口の看板には、クワンラムナーンローン(เขื่อนลำนางรอง)と書いてあります。
まあ、ランナーンローン湖ってことだと思いますが、ここの奥のようですね。



奥には、町でもないのに、色々と食べ物屋などが並んでいます。



で、湖側にはこんな感じにベンチとテーブルが並んでいます。
つまり、水辺のレジャースポットってことなんでしょうね。



さらに奥に行くと、青い湖面と、そこで戯れるタイ人が見えてきます。



ということで、ここはビーチになっているようでして、浮き袋屋さんとかもいくつも見られます。



反対側には、水上コテージもあるようで、タイ人がくつろいでいます。
湖面には、服を着て浮き袋を使って、ぷかぷかと浮かぶタイ人が結構いますね。
確かに思ったよりは波もあるようですが、そんなに深いわけでもなく、流れも無さそうですが…
まあ、泳げないんでしょうね。



砂浜?には、水を求めて蝶も集まってきています。
こんなにクソ暑いのにご苦労なことです。



ところで、実はこの湖のすぐ手前にも、もう一つ規模は小さいですが同様の池?(名前はノーンボーンと言うようです)があります。
写真は帰り道ですが、正面にチラ見えしているのがそれです。



こんな感じで、ダム部?も規模が小さいですし、ビーチも無さそうです。



ということで、これがダムから池を眺めたところです。
規模が小さいだけに、向こう岸もハッキリと見えますし、ところどころ湖面が露出しているのは、きっと水深があまりないのでしょう。
水も心なしか濁っているようです。
(明らかにかな?)



よく見ると、釣り人がいますね。
丸い団子?っぽいものが見えますし、鯉っぽい魚のブッコミ釣りでしょうか?



Apr./'12
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
本当は時間さえあれば、こういうところに一日中ビール片手にだらだらと過ごしたいものです。
しかし、今回ここに来た目的は、次に紹介するクメール遺跡なんで、あまりゆっくりできないんですね。
(というか飲んだら帰られないし)
まあ、時間がある人は1日ゆっくり過ごすのも悪くないと思いますよ。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 14°17'47.75" N
102°45'31.32" E


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3.8.13

Prsat Prang Sra Phleng / Nakhon Ratchasima

先ほどのパクトンチャイから東に10kmほど移動したところにある、チョクチャイ郡中心。
ここの町の外れの田んぼの中に、ひっそりと佇むクメール遺跡があります。
(こればっかですね)
この鎮守の森のような中にあるのが、プラサープラーンサプレーン( ปราสาทปรางค์สระเพลง)です。


鬱蒼としたその奥に、それっぽいものが見えてきましたよ。


これが入口みたいですね。
奥に見えるのが中央祠堂と言ったところのようです。


で、これが中央祠堂です。
まあ、かなり崩壊しているというか、崩壊していたのをわかる範囲で積み上げただけというか…
とりあえず、入口上部の石の、模様のようにみえるのは、白いペンキでタイ文字が書かれているだけです。
奥につっかえ棒も見えますが…


たぶん入口部を支えているつもりっぽいですが、あまり役に立っていなさそうです。
もちろん見ての通り祠堂内部は何にもありません。


よく見ると、祠堂裏手にも、こんなデカいつっかえ棒が支えてます。
復元時にちゃんと基礎のこと考えないから…


と、ここまでレリーフ等皆無でしたが、周りの地面にはところどころに散らばってたりします。
こいつは窓枠のあれですね。


こちらは、柱か壁の基部の装飾でしょうか…
でも、これぐらいが精いっぱいですね。
まぐさ石等は、博物館入りしてるんでしょうかね、


Apr./'12
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
規模としては、まあ微妙なクメール遺跡ですが、町の中心&幹線道路からすぐそばなんで、交通手段に苦労はしないでしょう。
問題は、ここだけのために行くほどのスポットじゃないということですが、まあ、周りにもクメール遺跡はたくさんありますし、みんなまとめて回る分には、それなりに楽しめるかも…
ただし、クメールにある程度愛を持っていない人にはお勧めできませんが。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 14°44'19.21" N
102°10'42.48" E


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