つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

26.1.14

Wat Ban Khumma U (Pa Thammada) / Nakhon Ratchasima

大動脈国道2号線をコンケンからコラートに向かう途中、ちらっと仏塔が見えたのでちょっと寄ってみることにしました。
名前はワットバーンクムマウ(วัดบ้านคึมมะอุ(ป่าธรรมดา))というようです。



で、こちらがその仏塔です。
まあ、思ったよりも大きくないですね〜



柵にはこんな感じかわいらしい象さんのレリーフが並んでいます。



で、仏塔の入口はこんな感じです。
まあ、いろいろ小道具が並んでいるので予想できると思いますが、まだ作りかけのようですね。
当然中にも入れません…



塔の周りにはいろいろなものが…
どれも作りかけですね。
一つ一つ確実に作っていけばいいのに。



こちらの仏陀は、ラテライトの基礎で取り囲まれる予定みたいですが、やっぱり作りかけ…
完成したら結構かっこうよくなりそうなんですが。



こっちはレンガの基礎と言うことは…
普通のお堂みたいになるのでしょうか?



その横には、木化石を贅沢に使った?南国風庭園が作られています。
完成してある程度経過すれば、いい感じになりそうです。



しかし、いったいこのお寺はどこを目指しているんでしょうか…
というか、完成させる気あるんでしょうかね?



Apr./'12
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
寸評
まあ、ついでに立ち寄って当りを引くことは稀なんですけど、やはりダメでした。
完成すれば、もう少しマシにはなると思うのですが、当面は難しそうですね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 15°40'44.30" N
102°34'49.77" E


より大きな地図で 変スポ を表示

20.1.14

Ku Ban Khwao / Maha Sarakham

ロイエット市街から、マハーサーンラカームに向かう途中に、クメール遺跡があるということなので寄ってみることに。



名前はなになに…
クーバーンカワオ(と読むのか自信なし。Google翻訳もちゃんと喋ってくれないしね。スペルはกู่บ้านเขวา)とでも読むのでしょうか。
細かい内容は、いつも通り各自の責任で…以下略。



ということで、こちらが入り口正面から見たところです。
祠堂がまともな形をしているので、規模は小さいのですが、それなりに絵になりますね。



境内は…
う〜ん、見事に祠堂以外何もないですね。
(一応左端に経蔵の跡が見えますけど)
一応芝というか雑草は定期的に刈られているようですが…



これが、唯一メインの祠堂です。
クーということで、サイズは小さいですが、それだけに屋根の部分もしっかりと形が保たれています。
(まあ、修復されたと思いますけど)
屋根の上にはかなり草がぼうぼうのようですが、こっちはメンテされていないようですね。
こっちの方が、遺跡へのダメージでかそうなので、まめに除去してほしいところですね。
(とは言っても旅行者の自分はそれをしないわけですけどね)



正面からの眺めです。
さすがにまぐさ石はない様ですね。
(きっとコンケーンかどこかの博物館入りしているんでしょうね)
横には何故か仏陀が鎮座していますが…
クメール遺跡の聖域(祠堂内)を侵さない配慮でしょうか…



って、そんな配慮をするような人たちじゃないですよね。
ご丁寧に床材を引いて、仏陀へタンブーンをするのに最適な状態にリフォーム済のようです。



こちらは経蔵(跡)です。
こちらにもごちゃごちゃといろいろなものが飾られているようで、ある意味他のクメールよりもちゃんと扱われているようですね。
(他のところで、このように何かで飾るとか皆無ですからね〜。あったとしてヨニぐらいだし)



って、ちゃっかり涅槃仏が祭られちゃってました。
さすがに正面奥に寝るにはちょっと狭かったんでしょうか。



で、経蔵から追い出されたヨニは、すぐ横に並べられていました…
プランターと同列の扱いで。



Apr./'12
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
個人的にはそこまで悪くはないと思うのですが…
人に勧めるには華も何もないクメール遺跡ですね。
まあ、クーの形がまともなだけましってところですね。
もしこれがフレームのみだったら、☆扱いでした。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 16°09'23.41" N
103°24'39.00" E 


より大きな地図で 変スポ を表示

14.1.14

Boran Sathan Prang Ku / Roi Et

場所は変わって、ロイエット中央部。
市街地から東に6kmぐらいでしょうか…
2044号沿いに、ワットシンラットナーラームというお寺があります。



で、その境内には、やっぱりクメール遺跡があるんですね。
名前はボラーンサパーンプラーンクー(โบราณสถานปรางค์กู่)と言うようです。
ここはあのムアンボラーンにも再現されているような有名な?スポットのようです。
しかし、足場が見えますし、どうも修復中みたいですね。



お寺の入口は、ちょうど遺跡の裏側になるので、脇を通って正面に出る必要があります。
遺跡の横には、ちらほらと遺跡の残骸が転がっていますが…
古そうなものと、新しそうなものが入り混じっていますね。



遺跡正面横には、一応バライもありますが…
水が濁っていて、ちょっとありがたみが薄れますね。
バライの岸も、なんか整備しなおした雰囲気ありますし…



で、こちらが正面視です。
ちょっと下から煽りすぎましたかね?
とりあえず、工事中だからか、正門の形跡がありません。



そのかわり、何故か道半ばにぽつんとリンガが立っています。
周りのラテライトは、ほぼ新しく切り出したものっぽいですね。



で、人の侵入を拒むかのような大穴の先に、メインの祠堂が建っています。



祠堂のアップです。
奥のコーンの部分は、昔からあった部分で、手前の入口付近は、現在修復中の部分…
って、見ればわかりますね。



入口周りの新規の砂岩で作られた部分にも、ちゃんと当時のパーツが使われています。



でも、御本尊様は、やっぱり仏陀のようです…



せっかくなので、祠堂を反対側からも見てみましょう。
まあ、どこから見ても足場が邪魔で、集中して鑑賞できませんね。



こちらは、経藏のようです。
外観だけ見ると、ほぼ新しいブロックで組まれており、不自然なほど角ばっています。



でも、内部は一応当時の部品がしっかり残っています。
良かったですね。



ところで、お寺自体は大したことないのですが、こちらの礼拝堂の外壁に、ジャータカが描かれていたので、ちょっと覗いてみました。



こちらは”だらしなく眠る妃と侍女”の図ですね。
奥の窓から、女の園を覗き見している、釈迦の悲しそうな顔が印象的です?



こっちは”誘惑には負けないぞ!”の図みたいです。
絵自体は、ちょっと漫画チックですがそれなりにしっかり描かれています。
でも、これだけ色褪せちゃうと…
早く描き直してあげてほしいものです。



Apr./'12
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
遺跡自体もぼちぼちですが、なんせロイエット中心から幹線道路を走ってすぐ着いてしまう立地の良さが光ります。
(歩くのは厳しいですが、不可能ではないです)
訪問時は修復中で少し残念な感じでしたが、逆に修復後にどうなるか楽しみですね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 16°04'38.36" N
103°44'05.72" E




6.1.14

Wat Ban Non Sawan / Roi Et

ロイエット東北部にあるポントーン郡の町。
ここの市街地(って小さいものですが)の外れにすごい寺があると言う(Lekさん情報)ことなので、わざわざこんな田舎まで来てしまいました。
門の色が緑色って珍しいですね〜
まさか…(って、知ってて来ていますが)


ということで、一目瞭然だとは思いますが、このお寺も所謂瓶寺なんですね。
下に文字が見えますが、ワットバーンノーンサワーン(วัดบ้านโนนสวรรค์)と書かれています。
もちろんこのお寺の名前です。
門の装飾も凝っていて、仏陀まで瓶で表現されているところがナイスです。


門の角には、瓶製のナーガもあったりして…
って、入る前から興奮してしまいました。
さっそく入って見ましょう。


とりあえず入って右斜め前に見える講堂です。
壁面も凝った文様が見受けられます。
さすがに屋根までは瓶ではないようですね。
大人の事情でもあるんでしょう。


ということで、大人の事情の?内部の様子です。
かなり簡易的な作りになっていますが、窓の上の部分一面には、最低限の装飾…
ジャータカが描かれています。


一応ここがタンブーンポイントのようですが…
まあ、特にコメントするほどのことでもありませんね。


こちらはホーラカン(鐘楼)です。
さすがに太鼓までは瓶に出来なかったようです。


で、本命はこちらの本堂です。
サイズ的にはそこまで大きくはないですが、結構凝った作りのようです。


入口も柵も結構作りこまれています。


バーイセーマーまでも、瓶で出来ています。
しかも、色々な形に切ったものを組み合わせて絵柄を表現する芸の細かさ。



で、本堂に上がる階段の脇のナーガも、この見事さです。
う〜ん、下手な有名寺よりも、よっぽどかっこいい!


これが本堂正面の様子です。
壁一面が、レリーフになっています。
ちょっとわかりにくいですが、どうもジャータカみたいですね。
とは言っても、影絵みたいな状態なので、ある程度場面を知らないと、なんだかさっぱりわからないでしょうね…
ちなみに、本堂は鍵がかかっていて入ること叶いませんでした。


こちらは南側の壁面です。
左上の説法の場面以外、何を意味しているのかさっぱり分かりません。
しかし…
この瓶寺は、あまり瓶をそのままの形で使っていないようですね。
瓶側面の形状を利用する際も、竹みたいに割って、タイルのように貼り付けているみたいです。


裏手…西側から見たところです。
ごちゃごちゃしていますが、やっぱりよくわかりませんね〜
でも、上のやつはどうも涅槃の図みたいですね。


北側の壁には、なんか中央の馬に乗った人だけが目立っていますね。


でも、よく見ると、”天上天下”の場面や、”釈迦がだらしなく眠る妃と侍女に幻滅する図”が描かれていますね。
と言うことは、真ん中の馬に乗った人は、”釈迦出奔”で、その隣は”断髪の釈迦”ってところでしょうか。
…と、いつものようにだらだらと長い説明をしていたのは、もちろん本命から目を背けるためです。


ということで、最初からガッツリと私のハートを鷲掴みしていたのが、こちらのカップルです。


他の地獄に比べて、カラーリングも造詣も、かなりのこだわりが感じられます。
惜しむらくは?まわりには他のコンクリ像が見受けられないところでしょうか…
これで完成なのか、まだ作りかけなのか…
まあ、このピーだけでも十分ですけどね。


こちらは雄形です。
ひょっとこみたいなお顔がチャームポイントですが、リアルなだけに、どこかに似た顔の人いそうな感じです。
リアルさの代償に?しっかりおパンツをはくことで、よいこのみんなにも安心できる風貌を確保しています。


で、こっちは雌形です。
お約束の垂れ下がったモノはともかく…
エラは張っているものの、顔はまだ人間の形を保っているため、やはりどこかにいそう感が漂っています。
こちらもしっかりと隠すことで、よいこのみんなも安心して見られる仕様になっています。


と…
奥の中途半端な建物の窓からチラ見えしているあれは!
(ってこの写真では判別できませんが)


なんかよくわからない建物の壁には、見覚えのある絵がびっしりと!
というか、所謂地獄絵が描かれています。


こちらは閻魔様のお裁きの図のようです。
ここの絵は、色調もちょっと不思議な感じですし(ペンキの種類が足りなかっただけ?)、絵のタッチも結構独特で、ぱっと見チープにも見えますが、よく見ると細かい描き込みが不思議な世界観を表現しています。


仏陀に助けを求める罪人のようですが…
妙に筋肉質なのには、何か理由でもあるのでしょうかね?


こちらは地獄鍋と煮え湯のフルコースを味わえるエリアのようです。
ちょっと狭いエリアに無理やり詰め込んだためか、ちょっと絵が荒く見えますね。


こちらは地獄ツリーっぽいんですけど、責め立てる人たちがしっかりと描かれていないので、木にしがみついてこちらを眺めているだけに見えますね。


こちらは解体ショーのようですね。
何故か左端の人の頭が、青い色の部分からはみ出ているため、立体感がまして迫力のある絵に仕上がっています。
…ただ、レイアウトに収まらなかっただけですかね?


こちらも解体ショーの続きのようですが、執行人のやる気のない表情と、絵を見づらくしている黄色の背景色のおかげで、そこまで凄惨な光景には見えません。


舌を抜かれていたり、ハゲタカ?についばまれていたりと、シチュエーションはかなり酷いのですが、絵心が圧倒的にしょぼいので…(以下同文)
どちらかというと、執行人の体のほうが、皮膚を剥がされて筋肉が露出しているようで、痛そうです。


で、最奥の壁には、何故かしゃも人間が争っています。
タイ語もそれっぽい単語が並んでいるようですが…読めません。


Apr./'12
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
寸評
ぶっちゃけ瓶寺としてだけでも、十分★x3の評価してもいいかもしれないぐらい良いですね。
瓶の形を維持していないことに、賛否両論あるかもしれませんが、そのおかげで色々なレリーフや装飾などが、これだけ細かく表現できていると考えれば、これはこれでありかと思います。
地獄としては、まあ巨大ピーとおまけの地獄絵しかないのは残念なところですが、メインを瓶寺、おまけを地獄と考えれば、瓶一辺倒の単調なスポットではなく、多彩な楽しみをもったお寺とも言えるでしょう。
まあ、ロイエット市街からは遠いですが、このあたりの町の中心にあるので、ソンテオ等の公共交通機関で来ることも可能ですし、機会があれば是非!

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 16°18'37.74" N
103°59'09.52" E


より大きな地図で 変スポ を表示