つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

30.3.14

Boran Sathan Tao Phao Menam Noi & Wat Phra Prang / Singburi

ワットポーラッタナーラームから、北東に2〜3kmほど進んだところに、遺跡らしきものがあると聞いてやってまいりました。
名前はボラーンサターンタオパオメーナームノーイ(โบราณสถาน เตาเผาแม่น้ำน้อย)というようですね。
どうもここは、昔の窯元跡を整備した公園のようです。



ここが中央のインフォメーションっぽいところです。



中は、発掘された土器などが展示されているんですが…
人も見当たらないし、そもそも鍵が開いてない!
今日はお休みなんでしょうか…
ミュージアムショップっぽいのもあるようなんで、なにか物色したかったんですけど、残念です。



これが、この公園の地図のようです。
今いるのは4番のところみたいですね。
…と、怪しいおじちゃんが話しかけてきました。
どうも、ここの学芸員っぽい人みたいです。
(但しタイ語Onlyで、英語もままならないようですが)



おじちゃんが色々説明してくれるのですが、ここが遺跡なこと+α程度しかわかりません…
まあ、とりあえず目の前の建物に何かあるようです。



渡り廊下の横にも、何気に窯がありますが、これは現役みたいです。
古くないのかな?



ということで、建物は…
まあ、しょぼいミュージアム…というと、それなりに聞こえますが、本当に入らなければ良かった…
と思うぐらいなしょぼさです。
紹介するものもないので、とりあえずこの遺跡の昔の地図(想像)の模型のようです。



こちらは、ぐい吞みや徳利サイズの土器の展示です。



で、これは窯の模型みたいですね。
土器のミニチュアが、窯に対して大きいのか、窯が小さいのかはよくわかりません。
人間の模型が一緒にいるとサイズが分かりやすいんですけど。



と、おっちゃんがさらに奥へと誘ってくれます。
なんか、ちょっとしたリゾートホテルみたいな回廊ですね。
軒下には、たくさんの蘭の鉢がつるされています。
マニアなら堪らないシチュエーションかもしれませんが、タイではただの野草の一種なんで、そこまで手間かからないんでしょうね。



で、リゾートホテルのロビーみたいな入口が見えてきます。
どうもこの奥にあるのが、おっちゃんが私に見せたかったもののようです。
さっそく入って見ましょうかね。



ということで、こちらが内部です。
昔の窯の跡のようですが…
めちゃくちゃデカい!バーンチアンなんか比較にならないぐらいデカい!
(まあ、歴史が違いますけど)



こちらは、メインの窯を正面側から見た図です。
舟みたいな形をしていますが…
こんなでも奥行き10m以上ありそうです。
(なんせ、建物が25m角ぐらいありそうだし…GoogleMapによるとね)



これは丁度反対側からの写真です。
まあ、窯の遺跡ということを聞いていなければ、大きめの石がたくさん散らばった、只の崖にしか見えません…



しかし、アップで見ると、それらのほとんどは、土器の破片…
となると、結構すごく見えてきます。



こんなところでも、外国人を想定してか、一応英語表記の説明書きが用意してあります。
もちろん読む気ないので、皆様興味があれば、ご自身でお読みください。



この建物から、横を眺めると…
そこら中に同様の窯の跡が点在しているみたいですね。
あれもかなりデカいですよ。



こちらは、最初のインフォメーションの裏手にある、別の窯の跡みたいです。
こっちは何も囲いがないので、中に入り放題です。



ここも、そこら中に土器の破片が散らばっていて、より取り見取り、拾い放題…って拾ってませんけどね。



あまり窯に詳しくないのですが、構造が日本の窯とあまり似ていないのですかね?
この部分が何なのか、さっぱりわかりません。



最奥には、この窯を発掘しているときの写真みたいですね。



と、おっちゃんの存在を忘れていましたよ。
おっちゃんが、「奥にも…がある(…はよくわかりませんでした)」と言うので、とりあえずついていくことに。
奥はお寺になっているようで、お堂(おそらく…入らなかったんでよくわかりません)や、仏塔なんかも見受けられます。



で、おっちゃんが連れてきたのが、ここ。
よくわかりませんが、まあお祭り用の山車ってところでしょう。



代表でこいつのアップを…
まあ、なかなかの出来ですが、まあ取り立てて凄いわけではなさそうです。



と、おっちゃんがこっちの建物の方に来いと言ってきます。
何々?
よく見ると、ピピッタパーン(博物館)と書いてありますね。
どうもこっちが本命の博物館みたいですね。



入口脇には、こんなのが待ち構えていますので、油断は禁物です。



ということで、これがその博物館スペースみたいです。
なんか、お寺の隅にある物置…
というレベルを脱していないですね。



でも、一応こんな感じに説明書きもあったりします。
但しタイ語Onlyなのは、さすがにこんなに奥に来る外人なかなかいないからなんでしょう…



たしかによく観察すると、一応土器が展示してあります。
黄色いパネルは…
タイ語読める人はすぐわかると思いますが、”さわるな”と書いてあるだけです。



まあ、こんなナイスな置物もあるので、意外に侮れません。
これぐらいなら、ちょっとぐらいお金出して買ってもいいです…
って不謹慎ですね。



こっちはプラクルアン?っぽい陶片と、壁にかける花瓶みたいなのですが、こちらもなかなかいいですね。
どちらかと言うと、小物の方が、より細工が細かくて、出来が良いように感じます。



と、一生懸命持ち上げていますが、ちょっと横を見ると、ガラクタ…
いえ、未整理くさい土器の破片が、ビニールに入れられて無造作に置かれています。
…いつか整理する気あるんですかね?



さて、窯跡の横には、ちょっとした仏塔…プラーンが建っています。
名前はワットプラプラーン(วัดพระปรางค์)と言うみたいです。
(さっきのお寺も含むのかどうかは…よくわかりません)



ということで、唯一の仏塔遺跡です。
サイズも、人が写っていますので、大体わかると思いますが、まあ大したことない大きさです。



一応、レリーフはそれなりに残っているようですね。



こちらは、仏塔の入口ですが、もう登る元気ないので、望遠でパシャ…



Dec./'12
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
個々については、中途半端感は否めませんが、結構な規模と、おまけ?の仏塔の遺跡など、見どころがいくつもあり、意外に楽しめると思います。
近場にスポットが点在していて、それが1本道で回れるのも評価できる点です。
惜しむらくは、当ブログの名前にもある”変”さが少ないところですが、十分にお勧めできるスポットです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 14°55'25.36" N
100°16'15.36" E


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23.3.14

Wat Pho Rattanaram(Wat Pho Chonkai) / Singburi

先ほどのワットムアンチュムから、3kmほど進んだ辺りに、およそお寺とは思えない?怪しげなゲートが現れます。
もちろん、リサーチして来ているので、それなりにすごい処の予定ですが…
お寺の名前は、ワットポーラッタナーラーム(ワットポーチョンガイ)(วัดโพธิ์รัตนาราม(วัดโพชนไก่))と言うようです。
かっこの中は俗称ってところですかね?


境内は、まあ金ぴかのお偉い様方が点在しているほかは、特に変わったところなさそうですね。


ガネーシャ様も地味ですし…
って、すいません、そんなことはありません。


入口から嫌でも目につく、こちらの座仏がここのメインになります。
手前の建物との位置関係もありますが、遠近感がおかしくなりそうです。
家来?のサルですら、建物と同じ高さあるみたいです。


ということで、サル側からの図です。
20m以上ありそうですね。


こちらがそのお猿さんです。
単体で見ると、サイズがピンと来ませんが、横の緑のごみ箱と比べるとデカさもわかりますかね?
ワザとか偶然か…
見事に葉っぱが股間を覆い隠していますね。


で、こちらが相方の象さん。
極悪そうな面構えをしていますね〜


で、御本命のアップです。
(ちょい逆光なのはご容赦を)
もちろん、あごにちょろっと生えているのは、髭ではなく蜂の巣…だと思います。


真横から…
岩を模した椅子?に鎮座している様子がよくわかりますが…
あれれぇ?
ねぇねえ、小五郎のおじさん、仏陀の足が屋根に食い込んでるよ〜


ということで、建物の中はもちろん、タンブーンポイントになっているのですが、見ての通りラスボスがさっきの仏陀の足になっているんですね。


足の後ろに穴があるんですが、まあ微妙に仏陀とかが並んでいるみたいです。
(穴の方に行けなさそうな配置になっているんで、近づいていません…)


ちなみに、タンブーンポイントの前には、なかなか見事なドラゴン(もち金ぴか)があるんですが、仏陀のお姿に霞んでしまって…ねぇ。


Dec./'12
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
細かいことは言いません。
あの、足湯に使っているようなお姿の仏陀を見に来るためだけでも十分に楽しめるでしょう。
大体、この3454号線沿い&周りには、いろいろなスポットが点在しているので、飽きることもないと思います。
シンブリ自体も、バンコクからそう遠くもないですし、ちょっとタイに慣れた、在タイ日本人の方でしたら、比較的簡単に来ることが出来ると思います、
旅行者の方は…
まあ、車をチャーターしてくるのが無難でしょうね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 14°54'22.25" N
100°17'34.17" E


より大きな地図で 変スポ を表示

16.3.14

Wat Muang Chum / Singburi

ワットジュッククリーから、2454線をさらに進むこと3km弱…
ああ、本日最大の目的地が見えてきましたよ。



どうです?
なかなかの存在感でしょ?



ということで、ワットムアンチュム(วัดม่วงชุม)に到着しました!
でも…



何も、道路側にケツ向けなくてもね~



とりあえず、門をくぐると、謎の人形がお出迎えしてくれます。



デフォルメされていますが、何が元なのかわかりますよね?
なかなかのレベルだと思いますが…



アウトじゃね?




あ、違うのが紛れ込んでしまった…



ということで、ようやくお寺っぽいエリアにやってきましたよ。



ずらっと並ぶ仏像たち。
まあ普通ですし、適当に流しましょうかね。




そして、その途中で左を向くと、こんな感じにちょうど大仏様の真正面に出るという段取りになっています。



おおっと、なかなかでかい三つ首象さんですよ。
何々…
เฮงเฮง รวยรวย ช้างเอราวัณ、ええっと、幸運幸運 金持ち金持ち エラワン象さん…
俗物ですな~
あきれ果てたのか、インドラ神様に逃げられちゃってんじゃん。



大仏までの道中は、公園っぽく整備されていて、その所々に仏像たちが配されています。





ふ~っ、ようやく大仏様の近くまでやってきましたよ。



階段ナーガ君、なかなか派手な色彩ですね。



で、一気に大仏様のそばまで駆け上がってきました。
まあ、今日そんなに昇降運動してないから、まだあまり疲れていないですしね。
しかし、逆光厳し過ぎ…



このレリーフもなかなか…
ええっと、プラプッタシヒンミンモンコン…
まあ、この大仏様の名前なんでしょう。



あ、入り口あるし。



中は小さいながらもタンブーンスポットになっています。
日差しが強いんでありがたいです!



正面から、今来た方向を眺めてみました。
さっきの道を挟んで、向こう側にも仏塔があるんですね~
後で行ってみましょう。
と言っても、後から知ったんですけど、あの仏塔、以前見たことあったんですね~



では、ぐるっと大仏様を時計回りに一周してみましょうか。



なんだろう、これ。



欄干の飾りもなかなか…




あ、大仏様の後ろに、さらに上に行く階段があるじゃないですか!



つーことで、大仏様のお尻。
扉はさすがに閉まってました…



で、大仏様の左太ももを眺めつつ…


正面に回りこんできましたよ。



さっき下で見たレリーフの上にいたナーガ君。
なかなかかっこよくない?



で、その位置からの大仏様。
まあ、こんな感じになるわな。



ちなみに、塀?が結構高くて、外の眺めはあまりよくありません。



じゃ、反対側に降りますか…
って、何あれ!?



なんかあそこに結構でかいナーガ君がいるよ!



これもなんかすごい!
後で見に行きましょう。




で、正面側に戻ってきました。
太陽を、ちょうど頭で隠しているんですが…
ちょっと光背っぽい?



えらく大人びた天上天下君ですね~
生まれたときから、螺髪に白毫…
この調子じゃヒレとかもすべて備えていそうな勢いです。



では、さっそく台座をぐるっと迂回して、先ほどのナーガ君のところに向かうとしましょう。


ええっと…
プラメートラニー様と、プラメーコンカー様と…
後誰?



お約束の子宝スポット。



で、最奥部でお待ちかねの9色ナーガ様。
逆光が厳しいっ!



太陽を屋根で隠してみましたが…
状況はあまり変わらず。



横から。
まあ、順光は順光で大変そうだから、まあいいかな。



これ、真ん中の人、ナーガの胸から生えているんですね。
つまり、9首+1胴=10首ナーガって感じでしょうかね。



それとも…
ピンボケしたけど、これが本体かな??



あ、台座に入り口があるよ。



中は…



あ、奥にお坊さんの像があるよ。





衣笠さんに…



どちらも見覚えのある高僧さん達ばかりですね。
名前の表記ないけど。



あとは…



熟睡中かな?



人工岩場発見。



入り口がありますね。
何があるのかな~




まだ作りかけなのかな?



その先にはあんなのいるよ!



どちら様かな~



とりあえず土台の中はこんな感じ。
って、後ろのポスターに、พระพรหม(ブラフマー神)って書いてありましたよ。
問題解決です。



ということで、さっそく上に登ってきました。
こんな位置関係なんですよ。



でも、やっぱり逆光が…



仏教的には、ブラフマー如きよりも、最高神仏陀の方が偉いって言いたいのかな?



ああ、頭が光った…



謎の置物。
つぶれたトカゲだよね。



まあ、こっちのエリアはこんなもんかな~



お次は反対側のエリアを攻めるとしましょうか…



と、そ~の~ま~え~に~
周りの屋根の下のやつらを、少し拝んでいきましょうか。


よそ見坊さんに…



さわでぃーかーおばちゃん。



奥には仙人たちがずらっと…



まあ、こんなもんですよ。



ということで、こちらが奥の仏塔…
というか、おそらくこっちがお寺的にはメインのエリアっぽいです。



おや?



こんなところに涅槃ガネーシャ様が。



で、周りはこんな感じな四角い舞台状になっていて、4隅にコンクリ像が配されています。



これ、12支かな?
馬に羊に猿…
って、タイって羊じゃなくて、ヤギなんですね。
猪→豚は知ってましたが、こっちはあまり気にしてませんでしたよ。



ん?
あそこ入り口ありますね。
仏塔の中に入れるのかな?



でも、入り口正面にはガーディアンがガッチリガードしていて、近づけませんね~
つ~か、閉まってるし。
まあ、そのままぐるっと回りますか。



こちらの隅には、鶏、犬、豚…



あれ、なんかいるよ。



いきなりなんでしょうね…
確かに方角的には、こっちが東なんで、入り口を守るガーディアンみたいなものなんでしょうか。



ん?


これが礼拝堂かな?


横の大木…


なかなか男らしい、プラポートラニー様。


改めて、礼拝堂正面…
って、結界石ありますね。
本堂なの?


しかし、入り口からして、ガッツリ足場で囲まれちゃってますね。
入れるのかな?


入り口上部の、涅槃仏レリーフ。
なかなかキュートな…
まあ、雑かな。


でも、外装の作りかけの壁には、なかなかガンバっているレリーフもあるんで、今後に期待かな。


内部もガッツリ作りかけですね。


妙にガタイの良い大仏様。
肩幅が広いからかな?


本堂隣の小さいお堂。
こっちは…
閉まってんじゃん。


仕方ないので、ガラス越しに…
絵はなかなか出来がよさそうなだけに残念です。


ご本尊様は…
えらく垂れ目な印象が…


次の隅は、ええっと…
ネズミに牛に…


犬?
どう見ても虎には…


この位置からの大仏様。
こんな位置関係です。


で、最後の隅のやつ等。
ウサギにナーガに蛇っと。
これにて、終了!


Nov./'18

以下過去の記事


ワットプラノーンジャックシーウォラウィハーンから北西の方面…
ワットジュッククリー(วัดจุกคลี)を越えて、そのまま3454号線をまっすぐに進んでいくと、右手に気になるものが見えてきます。
お寺の名前は、ワットムアンチュム(วัดม่วงชุม)というお寺と言います。
手前側は、まあタイではよくある学校の校庭部分みたいですので、何にもありません。


奥の方にチラ見えしていたのが、この仏塔です。
とはいっても、おそらく20mもないであろう小ぶりのサイズです。
もちろん扉は開いていないので入ることできませんが、おそらく入っても大したものが無さそうなぐらい、扉も小さいです。


別の方向には、なぜかガネーシャさまが寛いでいます。
まあ、扉がないんで自由にしていても構いませんけどね。


で、塔の周りには、こんな感じの12子像が並んでいます。
特に特筆することはありませんけどね。。


仏塔正面に鎮座している仏陀…
ええ、もうこれぐらいしか紹介できるものが無いんですよ…
後ろ側は最初に説明した、校庭らしきエリアです。


おまけ。
お寺のすぐ交差点の斜向かいに、謎のツボを擁する建物があります。


なんかハイシーフー?と書かれていますが…
何でしょうね?
さっぱりわかりません。


Dec./'12
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
後半の、お寺的にメインな部分はぶっちゃけ微妙ですが、前半の庭園風エリアは、想像以上に楽しかった! 大仏はもちろん、エラワンに、ナーガに、ブラフマーに、(それなりに)大高僧像に… この近辺では屈指スポットなので、是非来てみてください! 来るのは少し大変ですが。 
 Google earth 座標(分かるやつだけね)
 14°53'03.6" N 
100°19'00.2" E