さて、さっきの中華寺院から一気にパヤオへ移動です。
街の反対側、パヤオ湖の東岸になかなか怪しいお寺があるってことなので、やってまいりました。
まあ、結構いろいろなHPで紹介されているんで、一度行ってみたかっただけです。
さっそくクメール風?の山門がお出迎えです。
ここまで北にはクメール文明影響なさそうなんですけど…
住職の趣味ですかね?
ちなみにお寺の名前は、ワットアナーンラヨー(วัดอนาลโย)というようです。
で、山門をくぐっても、次々に山門が現れ、階段は永遠に続くかのごとくです…
このまま最後まで登れるか心配です、体力的に。
山門の脇には、何故か、こんな人形が参拝客ににらみを利かせています。
こんな感じで、参道…というか、階段がずっと続くんで、正直うんざりします。
ちなみに、目の前の円形のものは…
12支が描かれたオブジェのようです。
で、この永遠に続きそうな階段なんですが…
さらに、我々参拝者?を試すように、階段のど真ん中に、このような障害物を配置しちゃっています。
そんなことされると、いちいちお参りしちゃうんで、なおさら登頂が困難になっちゃいますよね。
と、頑張って登っていると、こんな感じの開けた場所に出てきました。
真中に、怪しげなものがありますね。
よく見ると、タイでは定番の?モヒカン坊やがこれでもかと戯れています。
で、このオブジェは、なんなんでしょうね?
結局詳細不明のままです。
その先にそびえ立つのは、何かよくわかりませんが、何かのモニュメントのようです。
手前に鎮座している仏陀の脇には、何故かうさちゃんがにらみを利かせています。
…何か意味あるんでしょうかね?
近くでモニュメントを写してみました。
これ、仏塔なんでしょうか…
良くわかりませんね。
すぐ横には、まあまあのサイズのヤツが鎮座しています。
こっちは、さっきのより大きいかな?
焦点の合わないうつろな眼差しは、眼下に広がる俗世全体を見渡しているのでしょうか…
んなわけないですよね。
顎の水垢が、ひげにしか見えませんね。
どうもあれが奥ノ院(っていうのかな?)のようです。
何故か壁の装飾に木をあしらっていて、周りの建造物とは一線を画しているようです。
こちらが入り口です。
さすがに本体はいつものレンガ+漆喰のようです。
タイの貧弱な木では、本堂は支えきれないかな?
(と、思っていましたが、北タイって結構太くてデカい木ありますよね?)
内部は…
ずいぶん貧相な感じですね。
木でできた壁はすごくいい雰囲気なんですけど、ご本尊がかなりの小ぶりで…
まあ、この内装で、巨大で金ピカご本尊が居座っていても、それはそれで場違い感満載ですがね。
実は、ご本尊は木製なんですね。
デカくできなかったわけですね~
というか、タイで木製のご本尊、そうそう見られないので、貴重ですね。
さて…
実は、今回なんでワザワザパヤオまでやってきたかというと、この看板に書いてある、Wat Tilok Aramに行きたかったからなんです。
で、そのお寺のある、右手を見てみると…
あれれぇ~湖しかないよ~
って、よく沖の方を見てみると…
あの小島が、お寺?らしいんです。
舟を使わないと渡れないんですが、桟橋のおっちゃん達に聞いてみると、「今日はもう舟ないよ」だって。
客私だけだから、乗船拒否しているんだろう…
とは思うのですが、あまり無茶言って怒らせて、島に取り残されても困ってしまうので、今回は挫折しました。
おまけ。
ということで、挫折したまま、すぐそばのお食事処でヤケ酒?と行きましょう。
レイクビューのこのレストラン付近は、同様のお店が多数あり、パヤオ市民の人気スポットみたいなんですが、この時間はぶっちゃけガラガラです。
こちらは、見た目にはちょっと分かりにくいですが、ヤムパックブンクロープ(カリカリ空芯菜サラダ?)と言います。
甘すっぱからいタレが、絶妙で旨いです!
で、こっちも当たりメニューの、カイマナーオ(直訳すると意味通じないので意訳ですが、ライム味の鶏フライってところですか)。
程よい酸味が、鶏のフライに合う合う!
予想以上に丁寧?な盛り付けもGoodです。
とてもタイのローカルレストランとは思えませんね。
で、〆はやっぱりムーチュム(豚鍋)です。
…ちょっと食べ過ぎかな~
Apr./'13
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
多彩なオブジェがところどころに散らばっていて、楽しめるんですが、これ!と一押しできる強烈なものがないのが残念です。
ちょっと市街地から遠いので、モタサイその他、何らかの手段を利用する必要があるのも、不便な点の一つです。
といっても、十分交通の便の良い部類に入りますし、パヤオ有数のスポットであることは間違いないです。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
ワットアナーンラヨー
19°10'36.65" N
99°53'58.81" E
ワットティロークアーラーム
19°09'30.72" N
99°48'45.30" E