12.1.09

Me Salong Resort / Chiang Rai

のっけからアレですが、とりあえずすいませんでした。
チェンライからファーンに行く峠がこんなに寒かったなんて…なめていました。
私はまだまだ甘ちゃんのようです。
ということで、軽い気持ちでメーサローン(美斯樂)に行こうと、朝6時半ごろホテルを発ったのですが、5分で後悔しました。
昨日の比じゃないぐらい寒い!
もう、手も足もかじかんで、霜焼けになってしまうのでは?と思うぐらい…


予定では1時間程度で到着すると高を括っていたのですが、まったくスピードが出せず、結局倍の2時間かけて、何とか到着。
すでに8時半…死ぬかと思ったよ…寒さと急勾配のある峠道で。 


まあ、メーサローンの紹介自体が趣旨ではないので、村の紹介はさておいて、目的地はメーサローンリゾート(แม่สลองรีสอร์ท)なる宿泊施設。
何でも、昔中国国民党の残党の軍事訓練場だったそうですね。
これが、入り口のようです。 
すでにタイに汚染?されてしまったのか、旗はタイの国旗とタイ王室のもののみ。
まあ、もう何十年も経っていますので仕方ないですけどね。


中は…リゾートという言葉の響きほどリゾートっぽくないような気もしますが、まあそれなりに整備されています。
(海とか、山とかに行ったときの、タイ人向けのリゾートって…そんな感じのレベルかな?泊まってませんが)
何故か柵のところどころに、トカゲだのネズミだののコンクリ像が張り付いています…
この柵に囲まれた部分を中心に、ぐるっと取り囲むようにリゾートが配置されているようです。


先にも書きましたが、ここは旧中国国民党のアジトだったようで、例えばこれは資料館なんですが、ところどころにそれっぽい痕跡が残っています。
とはいえ資料館は一部屋しかない壁の中に、写真が貼ってある程度のもの…興味のない人にはまったく縁のないものです。


となりには、”泰北難芽屋改建磚瓦房落成碑記”…よく分かりませんがとにかく何かの記念碑のようです。


こちらはレストランのようです…
なになに?さくられすとらん…なんともストレートな名前ですね~
タイ語もまんまSakuraですね…入り口の人形が中華服なのもいかにもって感じです。


ということで何がストレートかというと、あるんですよ、サクラがここに。
よく境内を見渡すと、葉っぱのついていない木がちらほら見受けられます。
このサクラレストランのすぐ横にもこんな感じに。


まあ、ここに来る前にお茶屋のおばちゃんにも聞いていたのですが、サクラが咲くのは大体12月末…今は12月6日…
ということで、ちょっと(すごく?)早かったようで、サクラはまだまだツボミの状態です。
つまり、これから年末にかけて、少しずつ暖かくなってくると、少しずつ咲き始める、ということでしょうか…
ともかく残念です。


でも、どこにでも場違いというか、KYと言うか、他のみんなと違うことをしたがるのはいるようで…
ほんの少しだけ咲いているのもありました。
まあ、日本のソメイヨシノとは違う品種のようで(当たり前ですが)日本人からすると、ほんとにサクラ?って思えてしまうかもしれませんね。


Dec.'/08
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
期間限定ですが、12月末~1月中旬ぐらいに来れるなら、お勧めしてもいいかも…
(とは言っても、ここじゃなくても咲いているそうですけど)
ガイドブックに写真載っていましたが、結構まとまって咲くときれいです。
ただ、タイ人も大挙して押し寄せてくるらしいです…どんなレベルかは知りませんが。
この期間以外で…は、まあ微妙です。
先の歴史等に興味のある方はどうぞ。
公共交通機関は…ソンテオが一応あるようですが、まあ、バイクを借りていくか、ツアーで周るかするのがいいでしょう。

ちなみに、年末に行った、会社のタイ人からもらった写真です。






Google earth 座標(分かるやつだけね)

…大体の位置しか特定できませんでした…誤差500m以内とは思います。
20° 09'58.78" N
99° 37'25.12" E


View 変スポ in a larger map

4 件のコメント:

  1. こんばんは。

    ヒマラヤザクラ(Prunus cerasoides)
    っていうみたいですね。
    僕もタイの桜見たい!
    一升瓶担いで、一度は行きたいです。
    毎年そう思っていますが、、、

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  2. いや、まったくです。
    来年こそ、リゾート予約して、一升瓶もってござ引いて、タイ人の白い視線を浴びつつ宴会してみたいものです。
    ただ、やっぱりめちゃくちゃ込むみたいですね。

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  3. 【ドイ・メーサロンのアカ族の門】

    ここより少し東の道を北へ向けて入っていくのですが、

    アカ族の村の入り口に建てられていた門の名残が今でもあります。
    門の上には木で作られた鳥が飾られており、
    一説では日本の鳥居という呼び名と何らかの関係があるのではないかとされています。
    (私は単純に日本の鳥居は、いつも鳥がいるから皆が口々に鳥居と言ってただけだとは思うのですが)

    また門の柱の根元付近には木製の人形が数体立てかけるように置かれています。
    人形にはきちんと男女の区別があります。
    人形が村の人数を示していたのかもしれません。

    観光名所でもなんでもないので、ひっそりと存在しています。
    二年前と同じ形で残っていたので、手直しなどはしていないようですが、名残として残し、撤去しない方針なのかもしれません。


    門は二か所あります。
    探せばまだまだあると思います。

    20.174170, 99.614411
    こっちのほうはストリートビューでも見ることができますね。



    20.176956, 99.596790
    こっちの方は地図にもない二股に分かれた下側の小道にあるので、
    バイクで走っていたらうっかり見逃してしまうかもしれません。
    気を付けていれば、上側の本道の道からも見えます。奥に入って行ったら
    小さな茶畑がありました。

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  4. SHI HA様
    おはようございます。
    へ~アカ族の村がある事すら知りませんでしたよ。
    ちょうど、キングマザーズパゴダに行く山道の途中から枝分かれして行けるんですね。
    鳥居とのことなので、道をまたいでいるのかと思ったら、脇にひっそりと建っているんですね。
    メーサロン、もう一度桜の季節に行ってみたいんですよね~
    寒くて防寒対策必須ですけど。

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