ワットシースントンからちょっと北に行くと、タランという町があります。
そこの中心にあるのが、このワットプラナーンサーン(วัดพระนางสร้าง)です。
この門からしてなかなか期待させるものがありますが、ともかく入って見ましょう。
まず目に入ってくるのが、この回廊に囲まれた礼拝堂。
壁には、ここも不思議な仏教世界の絵が描かれています。
一応天国でしょうか?
ちょっと立仏の目が左右に開いてますね。
扉の絵は、どうも例のヒロイン像の双子がモデルのようですね。
内部も、ぎっちりと絵が描かれていて、その中央に肩身の狭そうに?仏陀がお見えになられます。
絵のモチーフは、どうもプーケットの歴史のようですね。
双子がいるんですぐに分かります。
礼拝堂の裏側は…
思いっきり地獄のようです。
正面との対比になっているのでしょう。
煮え湯を飲まされたり…
鍋に入れられそうになったり…
中央も一緒だ…
ってことで、「地獄鍋地獄(読みにくい)」専門のようですね。
気を取り直して?奥に進みましょう。
なぜか改めてお寺の紹介と、お坊さんにトラ、ライオン、そしてここにも双子が…
プーケットでの地位の高さを感じさせますね。
ああ、指差す方向に進めばいいんですね?警察屋さん。
よく見たら右手折れちゃってて、そこになぜかゴミが詰められちゃってます…ヒドイ。
先にはこんな感じの池に、お約束のワニと…なぜかマーライオンがえらそうにしています。
何でタイの、プーケットのお寺にこんなのがあるんでしょうかね?
こちらは作りかけのプラサート。
お寺の敷地内なんですが、わざわざ別の門を作るあたり、重要視しているのでしょうか…
寺男寺女もワイでお出迎えです。
外見はまだまだですが、内部はすぐにでもタンブーンされ、お金を集めやすくするよう、最低限取り繕われています。
ただ、内部は特に目立った長所がないようです…が、タイ人にはこちらの方が、さっきの礼拝堂よりもお祈りしやすいようですね。
プラサートの横にはこんな感じに、仏像?エリアも設けられています。
手前の弥勒様…金貨?の山の上に腰掛けて…いかにもガメつそうです。
それらの手前にも、こんな感じでコンクリエリアが広がっていて、そのボスが、どうもこの涅槃仏のようです。
あんなところにいられちゃ、タンブーンしたくても出来ませんね。
え、ここ進入禁止?
ああ、確かに看板に「入り口」って書いてありますね。
と言うことは、私の回ったルートは逆周りだったんですね、きっと。
そういうわけで、最後(今の入り口横)に本堂を覗いてみましょう。
…
なんともお間抜け…いや、特徴のあるご尊顔をされた大仏が、しかも3体並んでいます。
タイ人にとっても信仰しがたいのか?金箔は主に手前の小さな仏陀が一身に受けているようです。
しかも、もう後ろはスペースもないっていうのに…
隠れるように涅槃仏も見守っています。
もちろん、手前のワイする生き物と同様、かなり怪しい造形ですね。
しっかし、本当に気にしないと見逃しそうなぐらいです。
Apr.'/09
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
他の県ならともかく、プーケットのお寺の中では、かなり上位…トップクラスでしょう。
とはいえ、わざわざプーケットまで来てお寺参りするなら、綺麗な海でダラダラした方が有意義…
それぐらいな感じのところです。
まあ、それでもプーケットでお寺参りしたい人に対しては、十分お勧めできます(プーケットのお寺としてはね)。
地獄絵があったのは予想外の収穫でしたが、この程度ではちともの足りませんね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
8° 01'35.60" N
98° 19'57.04" E
View 変スポ in a larger map
例のヒロイン像の双子 ???
返信削除ここの絵は面白そうですね。
プーケットの歴史、全然知りません。
私も良く知りません(笑)
返信削除まあ、基本コラートのモー婦人と同じみたいです。
(相手はビルマみたいですけど)