再訪
さらに峠を越え、メータクライの方にやってきました。
こっち方面に来る目的は、もちろんこのワットメータクライ、地獄ですよ。
ざっと7年ぶりの再訪です。
なんて、真の目的は別にあるんですけどね。
まあ、ともかくまずは地獄を愛でに行きましょう。
入ってすぐのタンブーンエリアは、あまり変わり映えしませんね~
あ、招き女だ。
なかなかの豊満ボディーですな。
お隣の観音様。
まったく変わり映えしませんね。
偉い人達。
ラマ5世っぽいですね。
で、ガネーシャ様。
まあ、日陰だし7年ぐらいじゃそうも変わらないかな。
脇にいたシヴァ神。
あまり尊敬されていないのかな?
では続いてウィハーンの方に行ってみましょう。
正面から。
両脇の池にいたプラメートラニー様と…
プラメーコンカー様?
普通はワニに乗っているはずですが、バージョン違いなのかな。
ん?
なんか左に何かがあるようですね。
つ~か、結界石あるじゃん。
本堂でしたか、ここ。
ということで、本堂左手に周ってきました。
あそこが入口かな?
左右の壁もなかなか装飾が細かくて見ごたえあるんですけど、屋根が邪魔ですよ~
入口…
ちょっと小さくないですか?
中は…
ぎょっ!
変なおっさんがいるよ。
一応正面から…
まあ、入ってきたわけです。
何とも地味ですね~
こんなけっすか。
これからモリモリデコレーションされることを期待しますよ。
では、本堂内部に行きましょうか。
とりあえず入口上部の装飾。
地獄だけが取り上げられがちですが、この本堂もなかなか見ごたえあると思いますね。
内部は…
まあ、前と変わりませんね。
しいて言えば、左右のお坊さんの袈裟と、床の絨毯がなくなったことぐらい?
祭壇部。
もちろん、細かなお供え物や、結界の紐なども変わっていますけど、全体的には一緒ですよ。
壁の絵も相変わらずですね。
結構きれいに描かれていますよ。
さて、とりあえず最初のタンブーンエリアを抜けて…
奥にやってきました。
なんかピンクの礼拝堂がありますが、前にありましたっけ?
(覚えてない)
アップ。
つ~か、このお寺、微妙にピンク好きですね。
どういうこだわりがあるんでしょう。
ナーガ君。
なんか、今にもお坊さんが食べられそうですが…
まあ、あれは後で見に行きましょう。
入り口脇にはヤック君の絵が。
ちょっと地獄の入り口っぽいですね。
もしかして中は…
めっちゃ普通。
さて、では地獄を愛でに参りましょう。
入口両脇の人達。
で、正面に立つ、一番目立っている巨大ピー。
…なんかだいぶ色褪せちゃいましたね。
左側の2体。
つ~か、その手前の古そうなちっこいの、前ありませんでしたよね。
追加されたのかな?
で、一番デカいやつ。
その横の地獄ツリーも健在ですね。
別角度から。
亡者さんたちも必死で上に登っていきますね。
まあ、確かにカラス君は紐でぶら下がっているだけなんで、安全度は高そうです。
下の獄卒もわんちゃんも、まったくやる気なしな感じです。
では、地獄エリアを反時計回りにぐるっと見ていくとしましょう。
お坊さんが並んでいて…
その横に棺があるってことはお葬式?
で、閻魔様のお裁きと続くわけですね。
しかし何ともいい人そうな閻魔さまと獄卒なんでしょう。
みんな赦しちゃいそう。
順番待ちの○○人間達の行列かな。
ん?あの奥から更地に抜ける通路がありますが…
地獄増設ですか!
(実際はわかりませんが)
この辺りは罪人を引っ立てて…
解体するエリアですかね。
首取れちゃった~
ブランコ地獄かな?
なんかこの地獄って、全体的にやる気のない表情なので、悲壮感とかあまり感じられませんよ。
腹筋強化地獄…
にしか見えないや。
背面飛び!
みんな喜んでません?
お祭りのお神輿みたいです。
ん?
この骸骨君ステージ、前なかったよね。
こちらの棺桶も新設みたいです。
雌形…
なんか、某巨人みたい。
雄形。
最近緑の人はみんなハルクに見えてしまう…
彼らの声担当はこちらの機械…
よく見たら、ナカミチじゃなくて、ナカチなんですね。
日本のメーカー?
後は中央部分、地獄鍋エリアを堪能しましょう。
こちらの鍋は、煮え湯炊き出しですね。
皆さんにたくさんふるまっているようです。
鍋の中身は白玉?もしくは肉団子とか?
う~ん、おいしそう(棒)
こちらの地獄鍋も、色が褪せている以外は依然と何も変わっていないようですね。
安心安心。
といっても草ボーボーですが。
で、その横では救われることもないのに、高僧に救いを求める人たちの群れがいますよ。
皆様だいぶお疲れの表情をしています。
まあ、なんせ7年間ずっと同じ体勢で祈りっぱなしですしね。
ということで、これにて地獄は終了です。
お次は…
そうそう、あのお坊さんですよ。
前回土台の柱しかありませんでしたが、なかなか立派になったものです。
場所はちょうど道を挟んで反対側…
まだ、建材が置いてあるってことは、まだ完成していないってこと?
とりあえず脇にあった…
ヴィシュヌ神かな?
もうちょっと近づいてみました。
う~、思いっきり工事していますね。
って、あれ?
土の山の向こうに、お坊さんの頭があるじゃん。
回り込んでみました。
う~ん、なかなかでかいですね。
厳密には肩辺りまであるみたいですが、やっぱり上のお坊さんにはタンブーンが出来ないんで、その身代わりってことなのかな?
アップ。
ちょっと怖いけど、上の人と同じ顔なのかな?
その奥の巨大お坊さんの像。
なんかナーガ君の後ろのスロープから上に行けそうな感じしません?
ナーガ君の胴体。
では、さっそく登っていきましょうか。
まだ階段途中ですが、お坊さんはこんな感じ。
アップ…
だって、近づくと全体が見えなくなりそうですしね。
たぶんこれが最後のチャンスかと。
テラスにたどり着きました。
まだ結構広いですね。
でも思いっきり作りかけだし。
この階層からだと、まだ見ることができるようですね。
上に登る階段…
思いっきり作りかけじゃん。
と、その前に中央部にあった仏像。
と、その横のカラフル樹脂仏像。
どちらも微妙ですね。
まあ、上の方がメインなんでどうでもいいんでしょう。
では改めて階段を登りましょう。
階段のナーガ君の鱗。
最近この虹色タイル見ますけど、流行っているのかな?
確かに近くだときれいに見えますけど、写真で遠くから見ると微妙なんですよね~
次の階層に到着!
さすがに狭くなってきましたよ。
お坊さんもかなり下から見上げるような構図になってきました。
狭いし何もないですね。
じゃ、さっさと次行きましょう。
ということで、ようやく最上階に到着しました。
う~ん、近すぎて見上げるしかできませんね。
正面側からはこんな感じ。
この距離感のせいなのもありますが、圧倒的な迫力にただただ、にやけてしまうばかりです。
ご尊顔のアップ。
傘の折り畳みとか、杖の木の皮の模様とか、めっちゃディティールにこだわっていますね。
足も…
う~ん、踏みつけられそう。
ちなみにここから先ほどの地獄のあった方向の眺め。
台座自体も結構高いのわかりますよね。
さっきのお坊さんの頭のところ。
やっぱでかいわ。
で、柵の飾り物。
こんなものにも、お賽銭置く人いるんですね。
Mar./'18
以下過去の記事
サンカムペーン温泉の南側…
峠を越えた先にある、メーオンという、山に囲まれた盆地にある小さな集落の端に、ぽつんと真新しいお寺が建っています。
名前はワットメータクライ(วัดแม่ตะไคร้)というようです。
実はここが凄いという情報を得たために、わざわざ来てみたわけですが…
ともかく入ってみましょう。
境内には、こんな観音様や…
真っ赤なガネーシャ様なども祭られていますが、後ろのウィハーンも気になりますね。
ということで、そのウィハーンを正面から。
金を貴重とした色合いですが、なんとなく日本の御神輿を連想させます…
そんなことないですか?
黒ベースに金の模様ですが、思ったより丁寧に作ってあるようで、好感が持てますね。
内部はこんな感じ。
さすがに小さいので、内部も窮屈ですね。
一応ご本尊様。
まあ、取り立ててあげるだけの特徴はなさそうです。
サイズも小さいですしね。
でも、周りの壁や天井は、外装と同様に、黒に金の絵で埋め尽くされています。
さて、境内には簡易タンブーン場所とかもあるのですが、それは割愛するとして…
って、これもタンブーンですね。
お魚の餌の自動販売機みたいです。
そう言われると…
側に池があります。
ここ魚いるんだ…
って、奥に聳え立つ、見覚えのある、あれは!!
(知ってて来たんですけど)
ということで、ここが地獄の一丁目のようです。
微妙な男女がワイでお出迎えです。
その先には…
3人?の巨大ピー。
遠近感でちょっとわかりにくいですが、手前の黄色パンツが一番大きく、ざっと15mぐらいですかね。
で、奥の青パンとノーパン…じゃなくて、ピンクパンツが10m程度ってところでしょうか…
ということで、まずは黄パン。
何故か腰にも2つ顔がついています。
しかもみんな赤い目が飛び出し、舌がだら~んと垂れ下がっています。
で、青パンとピンクパン。
さっき黄色に比べるとちょっと地味ですが、やはり目と舌は同様のようです。
どうも青だけ♀のようですね。
その横には、お約束の地獄ツリー。
いつもよりたくさん登っていますね。
普通は鳥も、責める側なんですけど、ここのは既に絞められて、枝にぶら下げられています…
ということで、ぐるっと反時計回りに一周してみましょう。
最初は閻魔様?の審判の場面のようです。
その先には、○○人間の列が並んでいます。
まあ、どこの地獄にもある微笑ましい光景ですが…
この鳥人間はないでしょう…
首の上にさらに胴体と羽と尻尾がついているなんで、地球上の生物ではありえません。
こっちはもっとヒドイ…
エイリアンみたいですね。
しかし、この地獄の向こうは、もうずっと何もありませんね…
本当、田舎ですな~
こちらは、罪人が鎖で繋がれているところです。
しょっ引かれたところでしょうか?
しかし、後ろの獄卒さん、なんとなくアナゴさんに見えませんか?
一度そういう目で見てしまうと、どれを見てもアナゴさんに見えてきてしまいます…
首取れちゃった~
黄色パンツのほうは、極太の紐で首絞められているところみたいですね。
童心に返ってブランコで遊んでいる…
訳はないと思いますが、なんかSMみたいに見えてきます。
のこぎり地獄~
のはずなんですけど、ここのは手首を落とすだけみたいですね。
他の地獄ですと、5体ばらばらにされるところなんですけど、ここの地獄はやさしいですね。
こちらは万力地獄~
でも、細いですね…
細い分、力が集中して、おなかに穴が開きそうです。
こちらはローラー地獄。
ローラーについた血が生々しいですね。
しかし、このローラーと、ローラーを支えているところ、もしかして木を表現しているんでしょうか…
オレンジの◎、何かと思っていたんですけど、もしかして木の年輪?
ローラー地獄を別角度から。
何故かみんな舌出しています。
ここの地獄のトレンドなんでしょうかね?
で、人力車コーナー。
まあ、重労働は刑罰の基本ですからね。
「おらおら!もっと働け~!」
で、その横にはようやく地獄鍋が。右の緑パンツの人、今にも投げ込まれそうなところを、必死に抵抗している様が、躍動感たっぷりに表現されていますね。
地獄鍋をもう一丁。
こっちは既に調理済で、出来たスープを罪人にも振舞っているところのようですね。
で、中央には、高僧に救いを求める人たちの群れが…
もう手遅れと思いますけどね。
鏡を見ればわかると思いますけど。
ということで、地獄を満喫いたしました。
一応地獄全景。
やはり黄パンでかいですね~
ちなみにこのお寺、まだまだ作りかけのようですが、すでに道を挟んだ反対にも進出してきているようです。
こちらにでっかい礼拝堂でも作るんでしょうかね?
手前にはすでにこんな首長竜の頭…じゃなく、たぶんナーガの頭が設置されています。
道の反対側のタンブーンポイント以外、金箔売ってなさそうなんですけど、なぜかいっぱい貼られちゃっていますね。
な~んて言ってる側から、こんどは高僧の像が運ばれてきました。
でもすでに金箔貼られていますね…
このお寺、どこかから引っ越してきたんでしょうか?
謎は深まるばかりです。
Dec./'10
評価
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
寸評
いいですね~
地獄以外はまだまだこれからですが、これから大きくなっていきそうですし、何より地獄もなかなかすばらしいです。
以前は地獄寺は中部に集中していると思っていたのですが、ここのところ北部…特にチェンマイ熱いですね~
本当、地獄寺王国って感じですよ(県だけど)。
ここの欠点は、ともかく僻地にあるということですね。
まさか既に山の中にあるサンカムペーン温泉近辺から、さらに峠越えをする羽目になるとは…
Google earth 座標(分かるやつだけね)
18° 44'03.82" N
99°18'17.40" E
小さな集落に これだけのものが あるのがスゴイですね。
返信削除ツアーではまず行かないと思いますが、自分で運転(等)なら 寄ってみたいです。
朝太郎様
返信削除本当に、自力で行く以外、まともな手段なさそうですよ。
(もしかしたらソンテオがあるかもしれませんが…)
しかし、途中思いっきり峠道なんで、モタサイの2ケツとかはやめるべきですね。