17.11.17

Samnak Song Pra Du Sin / Nong Bua Lamphu

ワットバーンレートセ―二―から、1kmほど西に進むと、なんだか周りの雰囲気が変わって、モノトーンの世界というか、冬っぽい色彩の乏しい景色になってきます。



なんか、雪が積もっているみたいですね。
どうもこの奥には採石場のようなものがあって、その粉じんがトラックで運ばれるたびにまき散らされ、降り積もっているようです。



そんな交差点の脇に、こちらのサムナックソンプラドゥーシン(สำนักสงฆ์ประดู่สิน)という施設があります。
正確な名前は良くわからなかったので、とりあえずGoogleMapに準じていますが、祈祷所とか修道院とか、そんな感じの場所のようです。
なんて言っても、建物の中は…



基本仏教みたいですね。
かなり質素なつくりの建物の片隅に、ぽつんと仏像…とても大仏と呼べない程度のものが、申し訳程度に安置されています。
ここは、お寺で言うところの礼拝堂にあたる場所みたいですね。



こちらの建物は…



こちらも質素で、さらに暗いですが、中央に見事な(建物のサイズと比較してですが)大仏が安置されています。
天井の中央のくぼみのところも使って、頭を入れ込んでいます。



まあ、台座のデカさも聞いているんですが、一応大仏と呼んでいいサイズはあるかと思います。
(1丈6尺(4.85m)以上大仏…の定義らしいですね。初めて知りました)



で、最奥にあったこの東屋。
(実は奥から入ってきたので、実際には210号線に近い側なんですが)
なんか、壁に絵が描いてありますね。



一番左側には、お釈迦様の生涯の絵っぽいものが描かれていますね。
その隣は…



地獄絵図が!
のこぎりを引いている人、なんか憎めない顔をしていますね。



こちらは地獄鍋。
しかし…
なんか、どこかで見たような絵ですね…



地獄ツリー。
これらの絵って、なんかいろいろなお寺で見る、これらの絵の模写っぽいですね。
構図とか全く同じ。
ただ、出来は劣化していますけど…



俗世の争いの図。
まあ、その分味も出ていて、いい感じですけど。



Jan./'16
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
地獄絵は確かに面白いかもしれませんが、所詮は絵ですし、他にまったく見どころが無いのはいただけません。
まあ、よく言って、先ほどのワットバーンレートセ―二―とセットで何とか…
ぐらいな感じでしょうか。
もちろん、どうしても行きたいという方を引き留めはしませんが、お勧めはいたしませんね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
 17°18'46.28" N
102°10'03.64" E




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