再訪
2年ぶりに、コンクリ盛りだくさんの珍寺、ワットターラートタイにやってまいりました。
相変わらず、仏陀サークルは健在ですな。
もちろん、カーリー神様もご健在の様子。
塗装のシミの模様からすると、2年前に対し、特に塗り直しとかしていないようですが、意外に色持つもんですね~
足蹴にされているヤック君?も、嬉しそう…
別角度から。
やっぱかっこいいですね!
さて、このお寺2年前に来たばかりですし、特に新しくなっているわけでもなさそうなので、さらっと境内を周ることにしましょう。
最奥の仏塔。
周りには相変わらずプララーフー様が取り囲んでいます。
で、中に入れるかと思ったのですが、さすがに閉まっていました。
まあ、基本的には、前回と同じですから、代わり映えしないですよね~
ところで、境内を出て道を挟んだ反対側に、火葬場があります。
こっちもお寺の敷地なのかな?
あ、閻魔様発見。
でもこれだけのようです。
それよりも…
この辺りぐるっと歩き回ったのですが、目的のものがない!
実は、こちらのページを見ると、チャチェンサオ県の、ワットターラートタイという名前のお寺のうっそうとしたエリアに、コンクリ像が多数存在するはずなんですが…
やっぱり撤去されちゃったのかな?
それとも、同じ県の同名の、別のお寺?
↓一応そのページから参考に一枚だけ…
Mar./'18
以下過去の記事
チャチェンサオ県のちょうど中央付近にある、パノムサラカーンの町。
その住宅街の中にひっそりと、このワットターラートタイ(วัดท่าลาดใต้)というお寺が建っています。境内に入ると、目の前に怪しげな仏陀サークルなどが飛び込んでくるのですが、それ以前に…
道路からすでにこんな奴らが見えています。
このまがまがしい御姿は…
まさかヒンドゥーのカーリー神でしょうか。
Wikiによると、”全身黒色で3つの目と4本の腕を持ち、4本の腕の内一本には武器を、一本には斬り取った生首を持っており、チャクラを開き、牙をむき出しにした口からは長い舌を垂らし、髑髏ないし生首をつないだ首飾りをつけ、切り取った手足で腰を飾った姿で表される。”とありますね。
ほとんどの特徴はしっかりとつかんでいるので、カーリー神で間違いないのでしょう。
ただ…
3つ目の目が見当たりませんね。
めちゃくちゃ重要な特徴な気がしますが。
まあ、それは置いておいて、このカーリー像、結構出来栄えがいいですね。
まがまがしさもちゃんと伝わってきます。
このカーリー神の強烈なパワーに押され気味ですが、隣のお坊さんの顔も、なかなかのものですよ。
(適当)
さて、先ほどの仏陀サークルの方に戻りましょうか。
ということで、木の下には…
仏陀じゃないですね。
この威嚇するような表情は何を意味するんでしょうか。
馬頭観音?
こちらの仙人っぽい人も、なぜか歯を食いしばっていますね。
…蛇?
角があるから、ヤギか何かですかね?
で、その奥には本堂と…
怪しげな像が待ち構えています。
向かって左側の弥勒様。
右手の指もヒドイ物ですが、左手の形自体もすごいことになっています。
手の長さ等のバランスも、どうしてこうなってしまったんだ…
といったレベルです。
右側の弥勒様。
こちらのバランスも大概ですけど、左がひどすぎる為、まともに見えるから不思議です。
中央の仏像。
左右がひどいため、すごく普通に見えますね。
で、奥の本堂。
(ちゃんと東側…正面に周ってきています。)
もちろん扉は閉まっていて、中に入れません。
でも、そんなのはどうでもいいんですよ。
本堂の正面には、ずらっと謎の?像が並んでいるんです。
で、とにかく最初に目が止まるのが、こちらの弥勒様?
さっきも奴もひどかったですが、こちらの奴も、別の意味でバランス崩壊しています。
なんか目がキモい…
と思ったら、ガラスで出来ているんですね。
もしかして、夜光るのかな?
その横には、ずらっと仏像が並んでいます。
他のお寺では良く見る普通の光景なんですが、こんなのでも、どうしてこんなに不機嫌そうな顔に仕上げることが出来るんでしょうか…
ある意味才能ですね。
これ、さっきの弥勒様の横の御姿。
結構ペラペラだったんですね。
お腹以外。
で、その仏像エリアの奥には、まだまだ弥勒様があるみたいです。
…
わざとひどく作ってますよね?
そうですよね?
まあ、腰から下が地面に埋まっていると思えば、そんなにひどくないか…
(だいぶ麻痺してきています)
その弥勒様の目前には、川が流れているのですが、その手前に、なんかこんもりした物が並んでいますね。
これは何でしょう…
って、亀?
全然似せる気ないようです。
こちらは、子供たちをはべらせている弥勒様。
顔面は崩壊中ですが、全体のバランスは一番マシですね。
というか、なんで他のもこのように作らないのかな~
横にあった生首。
右手の方にもお堂がありますね。
ちょっと行ってみましょう。
お!入口開いてるじゃん。
規模が小さくて、あまりメンテされてなさそうですけど、入ってみましょう。
…中身も予想通りメンテがおろそかの様です。
外にコンクリ像ばかり作りすぎるからね。
それよりも…
まだまだ弥勒様?あるんです。
比較的バランスよさげですが、見事なでべそをお持ちの様です。
まあ、指の辺りは見なかったことにしてあげてください。
顔を隠すと、へそも引っ込む…
わけはないですね。
こっちの方が、指がまともに見えますが…
50歩100歩かな?
その隣には、ヤックなどの像が並んでいます。
まあ、だいぶ飽き飽きしてきたので、さらっと流しますよ。
で、最奥には、こっそりと仏塔が建っています。
地味なんで、気付きませんでした。
仏塔の前には、プララーフ様が何かかじっています。
白と赤で、赤の方に、メラメラ?っぽいのがついているので、月と太陽ってことですか?
入口に戻る途中にあった、プラメートラニー様。
なんか、お面被っているように見えますが、顔だけぬり直した?
最初の本堂脇にあった象さんと兵隊さん。
目の前に説明書きがあったんで、見てみたら…
ช้าง…象さんだって。
まんまでした。
(細かい説明は読めません…)
Jan./'16
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
コンクリ像の多さが圧倒的です。
題材的には、最初のカーリー神以外は普通の物なのですが、あまりの造形のひどさとバリエーションの多さに、つい食いついてしまいます。
お寺としては、人気のなさそうな地味なところなんですけど、もしこの辺りに来る際にはぜひ。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°43'39.76" N
101°20'53.72" E
อุทยานหุ่นปั้นสำนักสงฆ์ร้างอาจารย์ซ่วน(13.729482,101.348935)
返信削除一寸離れてはいますが多数のコンクリ像はここではありませんか?
Lek様
返信削除おはようございます…
って、おおっ!すごい!
おそらくこれですね。
ストリートビューでもコンクリ像ちら見えしていますし。
よくご存知でしたね~
というか、気づかんかったよ…
またこのあたりに行かなくてはいけなくなってしまったよ。