山の方から、遺跡公園の入り口付近にやってきました。
このチェンセンの数ある遺跡の中で一番規模が大きいであろう遺跡が、城壁外側の、入口の側にあるみたいなんですよ。ああ、このワットパーサック(วัดป่าสัก)がそれみたいですね。
おそらく、チェンセンで唯一であろう入場料を取る遺跡、ということで、入口にはチケットセンターも設置されています。
ん?
外人50バーツ?
ご丁寧に、タイ人10バーツ、外人50バーツって、タイ語でも書いてくれています。
大人子供をタイ語と英語で書き分けてあるだけなら、交渉の余地もあるのですが、いくらタイに住んでようが、税金払ってようが、外人は外人ですからね…
意地悪。
内部は、お金取るだけはあって、結構広く、しかも整備されています。
で、正面のこいつがメインの遺跡みたいですね。
手前の、細いけど一段高くなっているところは、廊下みたいなものでしょうか。
で、その廊下の終わり辺りから見てみたところ。
廊下が終わると横幅が広くなって、その先にウィハーンの壁があり、その奥が実際のウィハーンの内部と言った感じですかね。
その、壁を抜けたところ。
こんな感じに、柱が並んでいて、いかにも建物の中でした、みたいな感じですよね。
柱アップ。
床が結構きれいなんで、敷き直した→柱も積み直しかな?
祭壇部もきれいですが、やっぱり積み直ししたっぽいですかね。
もちろん、ご本尊様は姿かたちもございません。
で、その奥にある仏塔。
なんか、特に上の方、漆喰のレリーフが結構残っているようですね!
塔の上の方はこんな感じ。
大半に漆喰が残っていますし、窓の中にも立像が残っていますね。
ビルマ軍の方々、高いところは手が届かないから壊していかなったのかな?
こちらは、土台の方の窓。
一部漆喰も残っていますし…
あ、こんなところにも立像がそのままの形で残っていますね。
まさに奇跡…
まさか、後から置いたやつじゃないよね?
他の窓はからのままですし。
さて、この広い敷地内には、先ほどのメインの遺跡以外にも、いくつも遺跡が点在しています。
こちらはこの公園の入口からみて、向かって右側にある遺跡。
No.4遺跡だって。
名前がもらえていないというより、ここ全体でワットパーサックという名前だからってことなんでしょう。
遺跡の入口側からの眺め。
柱の跡が点在する以外は、ほぼツルペタですね。
単純な長方形ではなく、横にもこんな部分とかがある、ちょっと複雑な形をしています。
もう一度ウィハーンを、ちょっと奥に進んだところです。
最奥に、祭壇っぽい部分と、白い物体が見えますね。
途中、謎の障害物がありますが…
なんでしょうね。
で、祭壇部。
もちろん、ほぼ崩壊してしまっています。
白いのは、仏像の服の色でした。
もちろん仏像は現代のものですね。
仏像の後ろの山、もしかして仏塔?
とも思ったんですが…
大仏様の跡だったらうれしいな~
さらに奥…
北西方向にも、遺跡がありますね。
ちょっとだけのぞいてみますか。
こんな感じで、建物+仏塔の黄金パターンの配置になっています。
でも、柱の跡も、祭壇も、跡形もありませんね。
というか、ウィハーン上部の床面がかなりフラットなんで、床を敷き直した時に、そこまで手をつけなかったって感じかな?
うしろの仏塔。
こちらはオリジナルのままなのかな?
正直わかりません。
こちらは、メインの遺跡を挟んで反対側。
こちらにもいくつか遺跡があるみたいですね。
これは、No.6遺跡だそうです。
と言っても、こんな感じで、木々の木陰にあるのもあるのか、寂れた感満載です。
ウィハーンの床面が、周りの地面とほとんど同じ高さなのは、ただ単に埋もれてしまっただけ…
だと思いたいです。
どちらにしろ、あまり手つかずっぽいですね。
祭壇と仏塔部分のアップ。
まあ、特徴も無い普通の形していますね。
次は、No.3遺跡。
もう、本当に基礎部分しか残ってませんね。
説明書きですと、仏塔と本堂があったはずなんですけど…
さらに奥の方にも遺跡が見えますね。
あっちは、No.7らしいですが…
まあ、あとはどれも同じっぽいですし、これ位にしておきましょう。
Apr./'16
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
さすがにお金を取るだけあって、他の遺跡とはダンチです。
とは言っても、同じ50バーツを徴収される、アユタヤなどの大半の遺跡とかと比較すると、50バーツ分の価値があるかどうかはちょっと疑問です。
この遺跡で、是非見ておきたい!と言えるのは、メインの遺跡の、特に仏塔のところですかね。
その他は、まあ他のチェンセンの遺跡と大差なしで、たまたま同じ敷地内にいくつか固たまっているって感じだけです。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
20°16'26.60" N
100°04'37.30" E
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