ワットプラタートドーイトーンから、さらに北上すること17kmほど…
バーンキアという小さな集落にやってまいりました。その大通り沿いの脇に、その名もワットバーンキア(วัดบ้านเขียะ)というお寺が建っています。
ナーガの絡まり具合がなかなかえぐいですね~
ところで、吉萬越って何?
ググっても出てきませんが。
まあ、それはともかく…
やっぱりアレ、気になりますよね?
道路からモロに見えてますし。
境内です。
見ての通り、正面にある本堂に添い寝するかのように、涅槃仏が横たわっています。
その涅槃仏様。
頭のトゲトゲや顔の感じその他…
何となく、昔のポリゴンみたいな感じです。
ご尊顔。
まあ、なんとコメントしていいものやら…
大学の友達にこんな顔の人いましたよ。
そのご尊顔を崇めているヤック。
なぜかお1人様なんですね。
で、涅槃仏様のおひざ。
ひざが緩やかに曲がっているのは、ビルマ風の涅槃仏の特徴?と思うのですが、これはもうカックンと曲がっちゃってます。
もちろん、普通のタイの涅槃仏は棒、一直線ですよね。
あらためて、足の裏の方から涅槃仏の全身を眺めてみました。
ひざのカックン度合いが際立っていますね。
で、涅槃仏様の御足。
右の足首、確実に逝っちゃってますよ。
さて、その流れのまま本堂をグルっと周ってみましょう。
本堂の裏には、このような少しかっちょいいサーラ―があって、中に仏像が安置されています。
なんで、1体だけ色が違うんでしょう…
つ~か、被り物しているから、出家前の菩薩様ってことですかね。
こちらは涅槃仏と反対側の面にあった、御勝手口?
なんかえらく気合の入った木彫りの柱ですね~
多少荒目ですが、結構細かい模様まで表現されています。
で、改めて本堂です。
それでは中に攻め込んでみましょう。
本堂内部。
とりあえず紐が邪魔ですが…
なんかちょっと派手な印象があるのは、天井の赤がきついのと絨毯のパッチワーク柄のせいですかね。
ご本尊様。
ちょっと目が座ってますか?
そのご本尊様の前には虫かごみたいなのがあり、中に仏像が3体ほど入っています。
こっちがご本尊なのかな?紐も結ばれているし。
壁の絵は、お約束の仏陀の生涯みたいです。
メインとなる入口上部の絵は、仏陀が展開から戻ってくるシーンですね…
あ、地獄じゃん。
獄卒もみんなで慈悲を乞うていますね。
さて、せっかくなので、境内の他の部分も散策してみましょう。
途中にあったシンハ像。
目が血走っています。
で、最奥部にはこのような仏塔が立っています。
仏塔手前には微妙な立像や…
怪鳥なんかの像が待ち構えています。
で、こちらが仏塔本体。
仏塔自体は、別に大きくも変わったところもない、一般的なやつですね。
でもその周りを、仏陀達がガッツリと円陣を組んで守りかためています。
そして仏塔の後ろに広がるのは、こんなのどかな田園風景…
いや~何もないですね。
あとは…
あそこに天上天下君とその仲間たちがいますが、別段変わった物はなさそうです。
ところで、天上天下君の足元、どうなってるの?
ああ、タンブン池でしたか。
汚っちゃないですね~
ということで、そろそろ次行きますか…
と思って外に出たら、涅槃仏の背中に入口があるのを見つけてしまったよ…
ということで、あわてて背中の入り口まで戻ってきました。
中は…
なんか壁が真っ赤で落ち着きませんが、基本的には仏像&仏陀の生涯の絵で構成された空間の様です。
反対側。
電気がついているわけではないので、採光は入口と一部天窓からのみ。
最奥部。
とはいっても、仏像が並んでいるだけですが。
入って最初に見ていた部分を、遠くから改めて眺めてみました。
まあ、こんなもんですかね。
ちなみに、上はこんな感じ。
さすがに体高もあるので、天井もなかなかの高さですね。
Mar./'17
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
とにかく涅槃仏が強烈です。
これだけの為に来てもいいかな?というか、これだけの為に来ました!
まあ、他にも胎内めぐりや、地獄絵、円陣仏陀など、微妙ですが見どころありますしね。
場所は分かりやすいところにあるのですが、交通手段に難ありです。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
20°08'46.84" N
100°21'06.79" E
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