Wat Chang Thaeng Krajat / Phetchaburi

ワットフアイサーイタイから、そのまま１０１０号線を西にまっすぐ８．５ｋｍほど進んだところにやってきました。

この辺に目的のお寺があるはずなんですが…
ああ、あれあれ！



切り取り画像ですが、見えますかね？
山の上に２体の大仏が。
事前調査では、それ以外にも例のモノがあるとか…
く～っ、楽しそう！



この辺のはずなんですが…
って、あれは！



デカい象の像がありますね。
しかも、なぜか牙で皿？を貫いています。



なんでしょうね、これ。
それで、お寺の入り口はどこでしょう…
象の後ろのやつは、学校の入り口のようですし。



ああ、あったあった。
お寺の名前は、ワットチャーンテーンクラジャート（วัดช้างแทงกระจาด）というらしいです。
象関係あったんですね。
チャーンは象、テーンは貫く、そしてクラジャートはざるのような籠…
まんまでしたね、さっきのやつ。
お寺を表した広告塔みたいなものだったのかな。



それで、境内なんですが…
田舎の郊外のお寺なだけあって、なんかめっちゃ広そう…



とりあえず最初に目に入った、このあたりの建物群からのぞいてみますか。



一応入れそうですね…



？
場違いだったかな？
動揺で？ピンボケしてもうた～



こんなのしかなかったよ…



これは道を挟んで反対側のお堂。
なんか古そうですが…



開いてないし～



そのお隣にも、少し新しそうなお堂がありますね。
伽藍もあって、ちょっと重要な建物なのかな？



ちなみにここから、大仏様も見えてきます。
でも、遠いですね～



で、脇には金の象さんが。
そして…
黙ってましたけど、先ほどからずっとワンちゃん達に吠え立てられまくっています。
う～ん、ゆっくり見れん…



本堂は、柵が付けられていますが、一応ずれて隙間もありますし、のぞいちゃいますか。
どうせあれだと、わんちゃん達も自由に出入りできているだろうし。
それより、あの仏像のところ、扉ないですね。
入れるのかな？



入口部。
う～ん、あの隙間では侵入するのは厳しそうですね～
それよりも…



このヴィシュヌ＋ガルーダ君、なかなかいいんじゃない？



で、隙間からのぞいた内部はこんな感じ。
作りかけじゃん！

壁の絵も…
どこかで見たことあるやつですね。
プリントか！



お堂外側の窓の扉も、ちょっとかわいらしいレリーフが施されています。



それよりも…



例のモノはどこにあるんでしょう…
ワンちゃんのお友達みたいなオッチャンに聞いてみると、「この奥、まっすぐ行ったところにあるぞ！」とのこと。
ありがとうオッチャン！



お、見えてきましたよ。
例のモノ、地獄エリアが。
いつものように、順番に周っていきましょう。



レシーブの特訓地獄？



と思ったら、おっちゃんビール瓶持ってたよ。



こっちは獄卒から逃げている人？



でも、なぜか半ケツ…



ち○こ人間？



強欲ババアのなれの果てかな？



なんかこの地獄、基本的に亡者が多くて、実刑シーンは少なそうな感じですね。
そして、この赤い亡者シリーズ、何の罰だかさっぱりわからない…



ん？おばさん後ろ覗き込んで、どうしたのかな？



ああ、ケツに口が出来ちゃったよ～地獄。



無理やり本を読ませる地獄…
かと思ったら、包丁のようでした。



こちらは…



雰囲気から察するに、閻魔様のお裁きシーンっぽいのですが、何ともゆる～い雰囲気ですね。
でも、ノートパソコンにタブレットなど、ITも導入済のようで…



って、おもちゃ？



という間抜けな感じの閻魔様側に対して、罪人たちはみんな血を流しています。
本来は閻魔様の方こそ、常に耐え難い苦痛を味わっているはずなんですけどね～



さて、罪人の数はかなり多そうですし、サクサク行くとしましょう。



カラス人間？





これはうそつき君かな。



このやり？を持った人、獄卒なのかな？



でも、全然見当違いのところついてますけど。
というか、手前の２人、ネズミ攻め地獄ですか！
ううっ嫌すぎる…
股間がひゅんひゅんしますよ。



人間犬？



こちらは…



うう…
でも、殴られた部分以外はいたって普通ですね、この人。





自主規制で、これ以上の拡大写真の掲載はやめておきます。



これもうそつき君地獄でしょうか。



これは豚人間かな？





ここの地獄、なんだか造形が微妙で、何を表しているのかよくわかりません。
これ、初見はカンガルーに見えたんですが、ネズミ？馬？それともうさぎ？



ジェイソン！
黒いけど。



獲物は本物ののこぎりなんですね。



しかし、ずっと気になっていたんですけど、色が赤いのって別に血みどろというわけではないようですね。
まんがのキャラの髪の毛の色が鮮やかなのと同じ理由かな。



あ、看板発見！
ええっと…
良くわからんけど、とりあえず嘘つきとか下品なこととかを言うと、この地獄に落ちるってこと？



まあ、煮え湯地獄はたしかにそんな感じですね。



巨大ふぐりの刑ですか？



まあ、こんな感じに、相変わらずよくわからない景色が続きます。





普通に刺してるし。



こっちの看板は倒れてるよ…
あまりメンテとかしてないのかな？
草ボーボーですし。





みっ、ミ○キーマウス？







看板があちこちに散乱していますね～
やっぱり罪の種類ごとに、地獄を分けているみたいなんですが…
そんな区画分けとかされていないので、さっぱりわかりませんよ。





亡者もいまいち何の罪を犯したのかわからないのが多いですし…



ともかく、こいつで最後…
のはずです。
いや～亡者地獄堪能しましたよ。
鍋もツリーも何にもありませんでしたね。



さて、それでは満を持して、大仏様の方に向かうとしましょうか。



一応舗装された山道が続いているので、比較的楽ちんです。



ということで到着。



うん、思ったより大きくないですね。
台座に乗っている分目立っていただけってことかな。
まあ、いつものパターンですが。



台座の上から、さっき来た道の方向を眺めてみました。
向こうから見えたってことは、当然こっちからも丸見えってことですね。



で、向こうの方に、もう一体の大仏が見えています。
せっかくなので行ってみましょう。



到着～



基本的には大きさは同じような感じですが、顔つきはだいぶ違いますね。
ポーズは全く同じなくせに。



さっきの大仏の方を眺めてみました。
こんな距離感です。



で、反対側なんですが…
よく見ると、向こうに櫓が建っていて、中には大仏様らしいシルエットが見える気が…
毒食わば皿までですよね。



…
絶賛作成中でした。
めっちゃ作業しているし。
お邪魔しました～



作りかけ大仏の下から、先ほどの２体の方を眺めてみました。
こんな形に横並びで、最終的に３体並ぶ予定なんですね。



Apr./'18
★★☆☆☆：その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
見どころはもちろん、地獄と山頂の３連？仏陀ですね。
地獄については、このエリアではあまりありませんでしたし、皆様がフアヒンとかチャームに行く際の行先としての有力候補になるのではないでしょうか。
もちろん地獄に興味があれば、ですが。

Google earth 座標（分かるやつだけね）
 12°41'13.81" N
 99°52'15.19" E