ノンタブリーとナコンパトムの県境近く…
田んぼの中の道をひたすら走って行ったところに、ワットセーニーウォン(วัดเสนีวงศ์)と言うお寺があります。この入口部にある、このオブジェ(寺の名前書いてある)だけ見ると、中華寺にしか見えませんが…
中はバリバリのタイのお寺だったりします。
とりあえず駐車場から見て、目に飛び込んでくるのは、この仏塔です。
色、形共に、ちょっと珍しいですね。
なんか、プラパトムチェディを小粒にしたような感じにも見えます。
さらに、周りを囲っている塀?がちょっと変わっていて、仏塔のサイズ自体は小さいのですが、ちょっと気になる要素を持っています。
入口も花柄デコレーションです。
…なのに、内部は全く普通で、しかもシンプルです。
なんですかね、このギャップ。
で、塔の斜め前に、池があるのですが、その池の向こうに見えるこいつは本堂っぽいです。
でも、残念ながら、解放されていないようです。
その代わり?と言っては何ですが、池の上に怪しげな弥勒様があったり…
こんな牛の像があったりします。
ちなみに、これはタンブーン場所。
中のぽっちゃりさんは、今日のドライバーです。
あ、釣り人発見!
竿持っていないですが。
ところで…
なぜ、わざわざこんなところまで来たかと言うと、これらコンクリ像で有名?という情報をつかんだからです。
実はさっき入ってくるときにも、塀の外からこんなのが見えていました。
これはなかなか楽しそうですね。
(GoogleMapのストリートビューでも見えますよ)
ということで、ぐるっと境内を散策してみましょう。
とりあえず恐竜君。
なんかあまり怖そうじゃないのは、手の指が2本しかないからでしょうか…
こちらは、お釈迦様の説法をありがたがっている人たちかな?
ああ、ここ、コンクリ像がいっぱいあるんで、全部を紹介できません。
ご了承ください。
良くわかりませんが、料理するおじさん。
裸なのは、暑いからですかね。
象さん御一行と、それをありがたがる人たち。
これって、今まで気にしてませんでしたが、ナレースワン大王を表しているんでしょうか…
こちらは別の行列。
なんでこんなに行列がいっぱいなんでしょうね。
これは…
予想ですと、結婚し子供作った若き日のお釈迦様ってところですかね。
と言うことは、今までの行列は、お釈迦様の生涯の1シーンってこと?
まあ、そんな幸せそうなシーンの真後ろでは…
ハンモックで寝ている爺さんを、蛇が狙っているという、デンジャラスなシーンが繰り広げられています。
虎柄仙人と、その仲間たち。
インドやタイにライオンなんていたんでしょうかね。
というか、そのほかの動物も、虎とはちょっと違う模様を持っていますが、新種の動物でしょうか。
タダの民家の団欒風景。
犬もいるし。
お約束の?女性を拉致するおじいさん。
明らかに手握ってるの、おじいさんの方だよね?
おじいさんを地獄ツリーに追いたてて、矢で狙っている人。
何のシーンなんでしょうね?
これ。
これも、あまり良くわからないシーンなんですが…
こっそりと池の中に隠れている人がいます。
逢引きのシーンを覗いているんでしょうかね。
…と、ちょっと広い池の前に出ましたね。
ちょい白飛びしちゃってますが、池の向こうに大仏様が見えます。
向こうまで行ってみますか。
と、その道中にも、しっかりコンクリ像ありますよ。
う~ん、これ以上近づけない…
なんでかな?
僧坊っぽいのあるから、移動手段はありそうなんですが…
なので、仕方ないですし、望遠で我慢。
まあ、しょせん数m程度の小物ですし、大したことないですよ。
(負け惜しみ)
あ、橋がありますね(別にさっきのところに続いているものではないです)。
向こうに行ってみましょう。
と言っても、水草で完全に水面がおおわれていて、あまり池っぽく見えません。
で、池の向こうには、こんなコンクリ像がありました。
なんか、手前の鶏男を筆頭に、カオス感満載の光景なんですが…
中、こんな風になっていました。
これ、地獄で良く見る、仏陀に助けを求める亡者達のように見えますね。
と言うことは、これ、地獄鍋?
と確信を得られるようなものは、他に何もありませんでした…
さて、コンクリ像は満足したので、最初のところまで戻りましょう。
と…この辺りは、お坊さんたちが普段の生活をするエリアなんでしょうか…
良く見たら、なんか博物館ありますね。
ちょっと覗いてみましょう。
??
どこをどう見たら博物館なんでしょうか…
確かに、GoogleMapにも博物館と書いてあるんですけど、謎ですね。
Sep./'15
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
コンクリ像のボリュームは結構な物です。
残念ながら天国に分類されるものばかりなのですが、見ごたえは十分です。
ただ、境内はあまり整備されていないのか、どこが道なのか良くわからないところもあったりします。
このお寺自体も、行くのは困難な場所にありますし、基本チャーターで行くしかなさそうな気がします。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°55'10.25" N
100°18'03.46" E
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