ムアンナーン郡の北にある、ターワンパー(Tha Wang Pha)郡。
ここの中のひとつの町のパーターの、さらに奥の小さな集落に、このワットノーンブア(วัดหนองบัว)があります。
もちろんこの派手なのは門ではなく、観光用…でもないのかな?
奥の地図みたいなのは、この辺りの家の区画図のようですし…
ともかく門は奥のじみ~なヤツです。
ああ、これこれ。
昔は彩色されていただろう門とナーガ君も、すでに色あせ水垢もついて、歳月を感じさせます。
こちらが本堂…
他のナーンのお寺とは一線を画している壁の装飾が特徴的です。
いくつもの窓や屋根の隙間!から光を取り込んでいるからか、内部は結構明るいです。
サイズはそんなに大きくないですが、奥に金ぴかの仏陀が、台座の上に座っています。
ご尊顔…ちょっと変わった目をしていますね。
壁には…
だいぶ状態が悪そうですが、結構見事な絵…やはり昔の生活の様子か物語なんでしょうか…が描かれています。
地獄鍋かと思ったら、ただの料理の様子のようです…
やはりここでも、塀の後ろでおばちゃんたちが噂話をしているようです。
いつの時代もゴシップ話は会話の華なんでしょうか…
よく見ると所々にミャンマー語でしょうか…いろいろ文字が書かれています…もちろん意味不明です。
こっちも…
情事の覗き見でしょうか…
なぜか乳出ていますが、当時の普通の格好なんでしょうか…うらやましい。
本堂の裏にはこのような高床式?の建物があります。
アルファベットでTAI LUE HOUSE…??
タイ語ではHuan Tai Lu Makeu…???
まったく分かりませんね、何でしょうここ。
と思ったら、どうも織物の実演中のようです。
Tai Lueは、どうも少数民族?のタイルー族のことだったようです。
ちゃんと英語でそこまで説明してくれよ~
ちなみに門のすぐそばにある木には、自然に寄生したのでしょうか…
びっちりと蘭がくっついていてすごい状態で…
が、地元の人たちはそんなのお構いなしに玉遊び(ゲートボールのクラブがない感じのよう)に興じていました。
あ~もう3時だ…もうホテルに戻ってビール呑も~っと。
※コメント一号さんの話ですと、壁画は洪水でだいぶやられたらしいです。
確かにそういわれて、手持ちのタイ語ガイドを見たら、確かに昔は状態良かったようです。
(一枚だけ写真載ってました…下のヤツね)
Feb.'/09
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
さすがにちょっと観光客に汚されてしまった?町の中心に比べ、郊外のこのあたりにもなると、昔のままの自然な感じで残っていていい感じですね。
(でもさすがにタイ人観光客2組ほどいましたけど)
しかも他みたいに金ぴかに飾られていないので、ちょっとワビサビなんかも…は言いすぎですかね?
ただ…道とかにもあまりまともに標識が立っていないし、道も複雑でちょっと分かりにくいので、単独で行く方は要注意です。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
19° 05'20.92" N
100° 47'17.05" E
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