ワットメーローイライ(モー)から、パヤオに入ってきました。
さらに東の方にあるチェンカム郡中心を目指していると、途中にワットパーンモットデーン(วัดปางมดแดง)というお寺があります。ああ、モットデーンは、タイ人大好き赤アリさんですね。
境内に入ると、いきなり目に飛び込むのがこの光景。
後ろの大仏はともかく、手前には5つ首のナーガの大軍団が横一列に並んでいます。
ナーガと言っても、どちらかというとクメール風な感じの様ですね。
で、その後ろには、無造作に胴体が後ろに伸びています。
普段見ることのない…
見てはいけないしものを見てまったような、違和感を覚えます。
ナーガしっぽ。
で、そのしっぽ近辺のところどころには、これまたクメール遺跡で良く見る石柱を模した物が立っています。
単独でポツンポツンと立っていると、なんかポーン…チェスの歩兵さんみたいに見えてきます。
で、その後ろには、バイヨンとかにある四面像が並んでいます。
これ、もう完全にクメールを意識していますよね。
顔のスジ…
石を組み合わせた跡まで再現していますし。
で、こちらが一応…
じゃなくて、メインの大仏様です。
まあ、大仏としてはそれほど大きくないですね。
大仏前の、タンブーン祭壇にも、クメールを思わせる像がいくつも並んでいます。
大仏の台座の隅にも、ナーガが並んでいますし…
土台側面には、”水上に横たわるナーラーイ神”のまぐさ石を表現したレリーフも設置されています。
この形、シカゴ博物館に所蔵されていた時の形そのままなんですかね?
そんな感じに見えますが…
ともかくこだわりが凄いです。
で、肝心の大仏様…
何でこれをシヴァ神とかヴィシュヌ神にしなかったんでしょう。
そうすれば完璧だったのに。
まあ、それじゃ仏教寺院じゃなくなっちゃいそうですけどね。
さっきのナーガ軍団を後方より…
この見た目、蛇嫌いにはたまらないのでは?
蛇嫌いじゃなくても、ちょっとゾワゾワしてきますよ。
ああ、一応本堂もありましたけど、大したことないですし、開いてない…
Mar./'17
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
一体何は目的かさっぱりわかりませんが、ナーガ軍団はインパクトあります。
他ではなかなかこんな光景見られませんよね。
大仏様は普通ですかね。
問題は…
ここに来るのがすごく大変ってことですね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
19°31'44.37" N
100°09'43.14" E
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