追記
タイでも有数の地獄寺のワットパーラックローイ。
ちょうど日本からのお客様(友人ですが)を、0泊1日強行スケジュールのイーサン地方クメール遺跡ツアーに連れて行ったついでに、ちょっと寄ってみました。
(反応も見てみたかったし)
内部は相変わらずのようで、骸骨君もお駄賃をもらうと一生懸命自転車漕いでお出迎えしてくれます。
地獄も相も変わらずドロドロな感じで、地元タイ人の憩いの場になっている模様。
…だったんですが、地獄の奥、お犬街道を進むと、そこで道が閉鎖されています。
その先にあったトカゲ街道や亀さん街道は…
ああ、無残な姿になっています。
こっちは亀さん…なんという酷いことを!
とても仏教寺院とは思えない所業です。
見た目も見えませんが。
お祈りしている彼の横にもたくさんの蛇が…
でも黒い彼なんか幸せそうですね。
奥のエリアはそっけないコンクリの壁によって無残にも仕切られてしまっています。
その壁の手前には、以前奥にあったものの一部が並べられているようです。
その中には、すでに新しいコンクリ像もちらほら作りかけられています。
へ~後ろの蛇、こうやって作るんだ…
しかし作りかけているそばから、すでに足を骨折しているようです。
!!
ドラえも~~~ん!!
無事でしたか…彼もロイカトーンポイントからの移住組のようです。
しかし、かなり厳しい旅だったようで、右腕の塗装完全に剥げちゃっています。
…こっちは…惨殺体のようですね。
彼も塗装がかなりイッちゃってます。
でも地獄ゾーンを越えて経験値を積んだ身には、普通普通…
後ろの木の上で、トッケ(タイのブチブチオオヤモリ)が蛇をとらえている所、芸が細かいです。
前回あった、12子街道(100万年亀エリアと骸骨池の中間ぐらいかな)も、当時の面影は少しあるものの、何故か恐竜ゾーンに変わっています。
で、その横には、新・天国ゾーンでしょうか?
後ろの本堂は?巨大な緑色の顔にあった、作りかけの奴っぽいです。
(前回の記事参照)
手前の巨大な鳥は何の意味があるのでしょう…
入口には…やっぱり居る居る、我々善良な市民から金をガメようと隙を狙っている怪しげな坊主が…
しかし…このお札の肖像画、不敬罪ものだと思うのですが…
ってか、それ以前に似せて作ろうって感覚ないんでしょうね。
テラス?部分は仏陀とお坊さん、天国の住人のオンパレード。
これだけの密度ですが、まだまだ作りかけのようです。
テラスの周りを囲んでいる方々も…微妙に変だったりします。
!あちらに見えるのは、旧人間ゾーンじゃあないですか!
(前回記事の、目玉君と首なし君…&兵隊君ゾーンの内側…つまんなかったんで記事に載っていませんが)
でも、その入口は固く閉ざされてしまっています…
僧坊があるはずなんで、どこかから出入りできるとは思うのですが…
これが、本堂?
やはり周りには仏陀がぐるりと取り囲んでいます。
ご本尊は…
比較的まとものようです。
ちょっと露出が強すぎたようで…orz
さて、すでに賢明な方は気付かれているとは思いますが、このお堂、外側も内側もびっちり小さな仏陀が敷き詰められています。
こんなにたくさんいれば、ご利益もかなりのものでは…
お坊さんも手ぐすね引いて獲物…じゃなくて参拝客を待っているのですが、みんな入り口側のタンブーンゾーンで済ませてしまうらしく、他には誰も来る気配ありませんでした…
う~ん、奥のゾーンはゾーンで味があったんですがね~
ちょっと残念です。
でも、新たな天国もなかなか期待できそうですし、何より今も増設し続けている…
きっと奥のゾーンもこれから大改造するのでは?といろいろ期待させてくれますね。
しかし…やはり友人にはいまいちだったようで…しきりと”あんたは楽しんでるんやろな~”と言われました。
ってことで、細かいところまでは見ることできませんでしたが、それでもやはりタイ5大地獄に入るだけのことはありますね。
Sep./'08
以下過去の文
バスターミナルでトゥクトゥクをチャーターし、北西へ数10分…
左側に看板が見える(と言ってもタイ語ですが)のですぐにわかることでしょう…
そこを左に入って1.5kmほど…(って看板に書いてあった)見えてきましたよ、それっぽい物が…
早速怪しげなオブジェがお出迎えです。
良く見ると虎さんのおなか、入れるようになっているみたいですね…
あ、タンブーン場所でしたか。
普通じゃないですけど。
奥に進むと、地獄の入り口っぽい物が…
勿論入りましょう。
門をくぐると…出た~~~!
(って、でかくて門の手前から見えてますが)お約束の巨大ピー。
刺している人のお稲荷さんもエライことに!
その周りには…これでもか!と言うほどの地獄のオンパレード。
…こっちは魚に捌かれちゃってます。
こっちは魚に食われちゃっています…
しかも腹の中からも…うぷっ…
カニに食われています…
カニ食べるとこうなるんでしょうか…
タイのカニチャーハン、安くてうまいのに~
ブブンブンブン
どけどけぃ!そこどけぃ!
ホルスタイン様のお通りだ~!
やはりお約束の地獄鍋が…
でも地獄の密度が高すぎて?鍋がよく見えません…
こっちも…
罪人は相変わらずボコボコにされていますけど。
ぱっと見ると普通に見えますが…
腹に顔が…
こっちもむごい…んですが、毛むくじゃらの生き物は何でしょうか…
こっちは地獄ツリー…ではなく首のなる木でしょうか…
これは…
どうもこれが地獄ツリーっぽいですね。
他の地獄のものとだいぶ違うようですが、密度でいえば間違いなく1番でしょう。
何気に柵に生首並んでいたり、ゴミ箱の下にどくろをあしらうあたり、こだわりが見え隠れしています。
こっちには地獄への入り口がぱっくり口を開いています。
骸骨君たちがお金を徴収中です…
が、やはり働かないもの食うべからずです。
ということで、バンド結成しました~
もちろんチップをあげるとみんなで演奏始めます。
さて、地獄を抜けると、そこは犬回廊…
犬の晩酌ですか?
犬回廊を抜けると、トカゲ回廊かな?
その先は〇〇人間回廊…これは…?カミキリ?それより女??
あ、まなかなだ!
え?あっち?
どうもここで左に曲がるようですね。
そこを抜けると小休止のよう…
天国が入ってきましたね。
その奥に微妙にロイカトーンポイントがあります。
1回…というか1つ5Bでろうそく買って、この作り物のハスの葉の上に乗せて流します…
といってもそのうち戻ってきてしまいますが…
でも…後ろを見ると…ドッ…ドラえもん!?
と言う感じに〇〇回廊が続くわけなんですが、その隙間?には…マツケン!!
…絶対悪人でしょう…これ。
おっさん…
まあ、とりあえずこっちで間違いないようです。
ここは…目玉君と首なし君…
それと兵隊となにか関係あるんでしょうか???
中ははまだ作りかけのようですね。
まあ、本筋に戻りましょう。
さらに進むと、亀さん蛙さん回廊になってきます。
そろそろボスが近づいてきましたかね?
どうもこの辺が最深部のようです…
でっかいカメ。”100万年亀”って書いてあります。
そのとなりはお堂のようです…
見ただけでは分かりませんけど…
上のぐちゃぐちゃは何でしょう…
中は普通にタンブーンしてます。
周りは全然普通じゃないですが…
亀さんの裏にも、やはりいろいろ微妙なオブジェが並んでいます。
もう、これがなんなのか理解することも出来ませんね…
(いや、努力はしていますよ)
他にも、なぜか恐竜が…
こっちのステゴサウルスも、なんか微妙ですね…
と、この先は僧坊になっているようです。
さすがに終点ですかね。
では、引き返しましょう。
いや、変なところばかり紹介してしまいましたが、普通のポイントもありますよ。例えば天国エリアとか…狭いですが。
数だけはすごいんですけど、すでにどろどろ状態では、この程度のことでは感動もしないようです。
でもそのとなりの池には…
骸骨が叫びながら自転車漕いでる~~
(じつはここ結構たくさん、お金を入れて動くおもちゃ?があります。いくらあっても足りません)
勿論”人間のなる木”も健在。
その側には…
カンガルーの膝蹴り炸裂!
間違いなく折れますね。
乗車可能な亀に…
絶対に走らない汽車。
??恐竜??良くわかりませんがデカイ!
この横を過ぎると…このあたりはまだまだ整備中のようですが…でもこんなの作ってるよ~~
目のレールの先では、かわらを受けとために順番待ちしている人が待機しています。
でも、誰もタンブーンに来ませんけどね。
帰りはこの目つきの悪いパンダ??がお見送り。
Oct./'06
評価
★★★★★:タイに来たらぜひ!タイを代表するスポットです。世界遺産に推薦します。
寸評
いや、正直ここはタイに数ある地獄寺の中でも1、2を争う素晴らしいポイントです。
スペースの都合で写真が少なく、あまり地獄が感じられませんが、実際は地獄、コンクリ像の数、エリアに関していうとダントツ1番です。
しかも未だ開発中…末恐ろしいです。
真面目に見ると多分ここだけで半日はかかることでしょう…
他の地獄には、巨大仏等もあって、一般人も受け入れ可能にしているのに、ここはそれをばっさり切り捨てているところも好感持てます。
しかもこの怪しいコンクリ像の並ぶ敷地のなかに、僧房が点在している…
夜、気持ち悪くないんでしょうか…
Google earth 座標(分かるやつだけね)
15° 10'18.53" N
102°04'19.85" E
View 変スポ in a larger map
9 件のコメント:
ここは世界一の珍スポットだと私は思います。
私はあまり他の国に行ったことがないのですが…
確かにここは世界に誇れるスポットだと思います。
規模もですが、とにかく地獄に特化している潔さは他にはないですね。
はじめまして、泰国の変なスポット拝見させていただきとても興味がわきました☆
wat pa lak roy女子2人で行きたいのですが、バンコクからの行き方を教えてください。
よろしくお願いします
cameron8様
はじめまして。
バンコクからここに行くには、北バスターミナルから、コラート(ナコンラチャシマー)行きのエアコンバスに乗って、終点のコラート新バスターミナルに行き、ターミナル内にたむろしているトゥクトゥクをチャーターして行くのが簡単だと思います。
バスターミナルから、ノンターイ郡方面のバスもあると思いますが、近くで降りた後、1kmぐらい歩かないといけないので、ちと厳しいです。
とはいえ、女性2人旅で、トゥクトゥクチャーターはちょっと危険なので、ご予算が許すなら、信用の出来る日系の旅行会社で、素直に車チャーターして、日帰りするのが無難だと思います。
他の地獄でもよければ、ワットパイロンウアならWendyツアーの日帰りツアーにもあるので、そちらを申し込めば、安全に地獄を楽しむことも出来ますよ。
マレーンボー様、こんばんは。
私は当サイトと小嶋独観さんの「珍寺大道場」を参考に
タイをはじめとする東南アジア、台湾、スリランカ等で珍寺巡りをしましたが
この寺が一番インパクトがありました。
今後これほど凄い珍寺に出会う事は絶対に無いと思います。
間違いなく世界一の珍寺でしょう。
Cougue様
確かに、ここほど徹底して変なコンクリ像を並べているところは、そうそうありませんよね。改善か改悪かはわかりませんが、今もいろいろと作り変えているみたいですし、今後が楽しみです。
20年くらい前に、近くに実家のある彼女のお兄さんの車を運転してここに行きました。
その当時は入口近くこそ地獄地獄していましたが、奥の方は動物像中心で、シャム猫が遊んでいたりとまったりしたものでした。
曜日の書かれた賽銭甕(ぐるぐる動く)の中にコインを入れるアトラクション?があって、彼女から「生まれた曜日の甕に入れて!」と言われましたが、生まれた曜日など知らない私が立ちすくんでいると、彼女に「なぜ知らないのか」と詰問されました。
今となっては懐かしい思い出です。
20年くらい前に、近くに実家のある彼女のお兄さんの車を運転してここに行きました。
その当時は入口近くこそ地獄地獄していましたが、奥の方は動物像中心で、シャム猫が遊んでいたりとまったりしたものでした。
曜日の書かれた賽銭甕(ぐるぐる動く)の中にコインを入れるアトラクション?があって、彼女から「生まれた曜日の甕に入れて!」と言われましたが、生まれた曜日など知らない私が立ちすくんでいると、彼女に「なぜ知らないのか」と詰問されました。
今となっては懐かしい思い出です。
fangnaa様
20年前というと…
1990年頃!!
そんなころからあったんですね、ここ。
そんな頃から地獄寺を開拓してた方がいるなんて、感激です。
もちろん、今はご自身の誕生曜日はばっちりですよね?
私は木曜らしいんで、光背にナーガ背負った仏陀です。
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