つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

31.8.08

Si Thep Historical Park / Phetchabun

ペチャブン県南部、シーテープ郡の中心(と言っても超田舎ですが)近くにある、このシーテープ歴史公園(อุทยานประวัติศาสตร์ศรีเทพ)。



やはり場所柄マイナーなのか、ググってもほとんど引っ掛かりません。
引っかかるブログといえば
タイの自然の風景(カオヤイさんのブログ)とか、
旅バンコク(tbbさんのブログ)みたいな、
このブログを覗きに来られるようなコアな方(失礼)のところばかりです。
やはりマイナーなのか、観光客の姿はほとんど見当たりません。
一応英語のパンフもあったんですけどね。
とりあえず先の石畳の先にはこんな感じでプラーンが建っています。



一応まぐさ石も残っているようです。
が、それを支える柱は…ちょっと手抜きなんでしょうか?
まあ、パノムルンやピマーイクラスの修復度を期待するのは酷というものなのでしょうか…
(とは言ってもアンコールワット遺跡群なんかも結構こんな感じだったりしますけどね)



天井もこんな感じでぽっかりと空いちゃっています。



周りを見渡すと、元は結構な広さがあったらしく、いたる所に石の基礎っぽいものが並んでいます。
敷地自体も結構整備されているようで、芝もきれいに刈られていて、サバイサバーイです。



先のプラーンの奥へさらに進むと、もう1基プラーンが建っています。
あれ?こっちにはちょこちょこ観光客(もちろんタイ人)がいます。
隅に見えるオレンジ色の車は公園内専用のバスのようですね。



こちらのプラーンもほとんど原形を留めていないようですね。



どうもこれがもとの姿(予想図)のようです。
まあ、誰も元の形見たわけではないですし…でも本当にこんなのだったとしたら、パノムルンやピマーイに匹敵するプラサート(礼拝堂)だったというわけですね…
そういう先入観を持って見ると、何となくすごく見えてくる…かな?



それでもすぐそばには、元はこのプラサートに装飾されていたであろうと思われる装飾等が展示されています。
こういうのを見ると信じちゃいますね。



ちなみにこれは…修復前のがれきの山…ではありません、れっきとした遺跡です。



Jul./'08
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
まあ、ペチャブンで自然系の景勝地を除くと、他にあまりないですから仕方のないところでしょう。
遺跡公園自体は遺跡の修復度はともかく、なかなかいい感じです。
ただ…行きにくさ等を考慮すると、そうそうお勧めできるようなところではないですね。
ちなみに、このあたりを走っていると、ちょこちょこ筒の上で火が燃えている所があります。
どうも油田みたいですね。
あるんだ、タイにも一応。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
15° 27'58.46" N
101°08'43.17" E


29.8.08

Wat Wichian Buri / Phetchabun

ペチャブンの中央、ちょっと下ぐらいに位置する、このウィチャンブリ郡。
この…まともなガソリンスタンドが1個、信号も何もない超田舎町の中心近くに、このワットウィチャンブリ(วัดวิเชียรบุรี)があります。
こんなへんぴなところに何があるって…やっぱりあるんです、巨大涅槃仏が。
広い原っぱ(一応お寺の敷地内ですが)に悠々とお休みになっている、このお姿…
この異様に長い足と腕、私なんか気にしていない、明後日の方向を見つめている表情が魅力です。



この広い原っぱ…ではなく、境内には、他にもいろいろな仏陀が点在しています。
…というには一か所に集中していますけどね。
このあたり比較的まともですが…バランスはともかく。



こっちはなんか楽しそうですね。
つ~か、この扱いの違いは何でしょうかね?



たぶん…これが本堂のようです。
敷地の広さの割にはいまいち地味ですね。
当然のように扉は固く閉ざされています…というかここまで一人も…お坊さん含めて見当たりません…



ここで一番気になる建物?がこれ。
一つだけひときわ目立つ白亜の建物…というか、ただ単に作りかけっぽいですけど。



とりあえず登ってみましたが、やっぱり…
壁もまともに完成していないようです。
でも、何故かご本尊様はしっかり安置されていました。
かぶり物つきですけど。



ちなみにここから見た涅槃仏です。
広い原っぱの中央にドン!と居座っているのが感じられますでしょうか?



ちなみに、ここにも、ご多分にもれず?タンブーン池があります。
(魚がいるかどうかは未確認)
その池の中心には、プラメートラニがひっそりと佇んでいます。
そこに至るルートにはこんな感じで、白いテラスっぽいものがのびていて、何となく絵になります。
水没していなければもっと絵になるんですけどね。



Jul./’08
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
う~ん、この涅槃仏は50m級っぽいんですけどね。
なんとも場末の雰囲気いっぱいの、このお寺。
やっぱりお坊さんが一人も見当たらなかったのが敗因でしょうか?
ちなみにここ、GoogleEarthどころか、GoogleMapのタイ語でも表示ないぐらいのマイナー度のようです。
まあ、こんなところ来る外国人、ほとんどいないでしょうが…

Google earth 座標(分かるやつだけね)
15° 39'38.68" N
101°06'17.82" E


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26.8.08

Wat Tham Thep Bandan / Phetchabun

ペッチャブン県南部ウィチャンブリ郡のさらに郊外の山の中にひっそりとある、このワットタムテープバンダーン(วัดถ้ำเทพบันดาล)。
周りの住人からも忘れられているのか、まったくひっそりとした雰囲気の中に入口があります。
入口には微妙な衛兵?が両脇を固めています。
が、それ以外にまともな門すらありません。
(ちっちゃい看板はありましたが…タイ語です)



中は…もうなんて言っていいのか、およそお寺とは思えないほどジャングルに囲まれたような境内です。
というかお寺っぽい建物もほとんどなく、僧坊がちらほらあるんで何となくお寺なのかな?と思える程度です。
その境内の至るところにはコンクリ像が点在しています。
これらはお約束の12子でしょうか…



こちらにはプラメ―トラニーとその他が無造作に並んでいます。



こちらは…手前のはほかのお寺でもよく見かけるのですが…後ろの赤いのはカラス天狗でしょうか?(な訳ないか)



こっちは牛に乗った小坊主の図でしょうか?
ともかくどこまでが境内で、どこからがジャングルかの境目があいまいでよく分かりません。



トラ??
潰れたあんまんみたいな顔をしています。



こちらはお坊さん御一行のようです。
もう見てもらうとわかるようにすぐそこはうっそうとしたジャングル…
野良象とか野良トラとか出てきそうですよ。



こっちは地獄寺でたまに見かける?犬の像ですが…このあたりはかなりジャングルに浸食されてしまっているようです…



こんな山奥にもワニがいるようです。
タイのお寺には結構ワニの像があったりしますが…なにか言われでもあるんでしょうか…



こちらは座禅中のようです。
手前のおっさん、何見て驚いているんでしょうか??



!!これ見たら誰でもびっくりしますよね!
なんでしょう?これ…一応女性のようですが…タイのお化けの一種でしょうか?
ともかくこのあたりもいずれジャングルに飲み込まれてしまうんでしょう…
つ~か、一応お坊さんいるんだし、ちゃんとメンテしろよ~



こっちはすでに白骨化しています…放置しすぎるもんだから…



涼しい顔して自分の内臓さらしています。
ってか、お寺の天国ゾーンにいるおっさんもそうですが、タイのこの手のって、何故かちょびヒゲ多いですよね…何ででしょう?
タイ人そんなにちょびヒゲ多かったかな?



つ~ことでコンクリ像を堪能した後は、メインのはずの洞窟(Tham)…
のはずなんですが、洞窟の中は真っ暗でハシゴは急でとても降りられませんでした…蝙蝠の糞臭いしね。



ということで、ここのお寺の住人?の割合は
お坊さん1に対して、野良犬7、猿15ってぐらい猿ばっかでした…



Jul./’08
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
見ての通り、とてもお寺と思えない…まともに参拝客が来ているとも思えないようなところです。
というか、お寺と思って来てはいけないところなのかもしれませんね。
この写真で7割ぐらいは紹介で来ている(かな?)ぐらいなので、このコンクリ像に魅力を感じない方が来るようなところではないです、ハッキリ言って。
猿は写真のようにかわいらしく?人間に対しあまり興味がないようなので問題ないのですが、野良犬の方は…もう終始吠えかけられて、彼らにいつ襲われるかドキドキしながらの巡礼と相成ってしまいました。
犬が恐い方はあきらめましょう…

Google earth 座標(分かるやつだけね)
15° 44'55.79" N
100°02'08.55" E


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23.8.08

Wat Sukhummaram / Phichit

再々訪

ピチットからバンコク方面に戻る際に、ちょっとワットスクムマラーム(วัดสุขุมาราม)に寄ってみることに。
何って、先回まだ未完成だった、巨大涅槃仏がどうなったのか、ちょっと確認したかったんですね。


こっちが通り道みたいですね。
とりあえず看板の指示通りに行ってみましょう。


おお!
涅槃仏も、その入れ物も、周りの敷地も、ほぼ完成しているじゃないですか。


拡大。
全長もですが、この涅槃仏は全高も結構ありますね。


大仏殿の下までやってきました。
建物のサイズも相当な物ですね。
ピンと来ないかもしれませんが、東大寺大仏殿と同じぐらい大きいんですよ!


で、近くから涅槃仏全体を撮ってみました。
私のカメラの画角ではこれが精いっぱい。


足の方からの眺め。
足の裏は、ちゃんと曼荼羅描かれているんですね。


上半身のアップ。
ちょうどお掃除のオッチャンが写りこんでいるので、サイズ感も伝わりやすいかと思いますが…
とりあえず、ワットポーのよりでかいよ。


Jul./'15

以下過去の記事

再訪

タイ中北部を周る途中、近く(ってピチット県というレベルですが)を通ったので、ずっと気になっていたこの涅槃仏の工事の進捗をチェックしに寄ってみました。
つ〜か、建物も涅槃もほぼ完成しているじゃないですか!



ただ、残念なことに頭を中心に上半身がブルーシートに包まれちゃって、肝心の御尊顔を拝すること叶いません…
おまけに工事中なので近づくことも出来ません。



角度を変えてズームしても、見えないものは見えないようで…orz
ただ、手前の車とかと比較してみれば、如何にこのお方がでかいかは伝わると思います。



足元は、オレンジのシートで包まれています。
何故か右足だけ赤いのは…
まだ塗装が終わっていないってことでしょうかね?
オレンジシート、足首にテープで無理やり固定しているところがおしゃれです。



ということで、工事中なんですけど、涅槃の前のグラウンド全景を眺めてみました。
この広大な敷地、何に使うんでしょうね…
野球も出来そうなぐらい広いですが、地獄とか出来ないかな〜



Dec/'12

以下過去の記事


ピチット県南東部の県境近く、周りに何にもないようなところにひっそりとある、このワットスクムマラーム(วัดสุขุมาราม)。
ハッキリ言ってピチット県のパンフにすら載らないような超マイナーなお寺です。
見ての通り、入り口にも特に変わったところはありません…



境内も、この2体の仏陀…5mぐらいでしょうか…以外にこれと言って見どころ全くありません。
もちろんタイ人参拝客すら人っ子一人見当たりません。
で、なんでそんな普通のお寺に入ったかというと…



これですよ!
めちゃくちゃ作りかけの涅槃仏ですが、かなりデカそうです。
作業中の人間やピックアップ車と比べるとデカさを感じてもらえると思います。
(周りに何もないんで余計に目立ちますね)
しかも頭のあたり…え?こうやって作るの?って感じでなかなか面白いです。
というか、作りかけの涅槃仏初めて見ました。



実は入り口横にこんな感じに広告?が貼ってありました。
(いや、涅槃仏堪能してからこんなのがあることに気付きました)
この広告を信じると涅槃仏は25วา…つまり50mあるらしいです。



Jul./’08
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
いや…お寺はどうでもいいですが、この涅槃仏は将来有望です。
周りにできる予定の建物も、およそタイっぽくないデザイン(何かフアランポーン駅みたい)でちょっとスパイス効いています?
完成した暁には、★★に昇格できるポテンシャル持っていますね。
問題はこんなお寺のどこにこんなもの作る金があるのか?ということなんですが…
数人の大口パトロンでもいるんでしょうか…

Google earth 座標(分かるやつだけね)
16° 00'57.93" N
100°29'34.85" E


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