つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

21.8.17

Wat Khok Saphan Khao / Sa Keo

アランヤプラテートの市街地…
駅から1km圏という好立地に、ワットコークサパーンカーオ(วัดโคกสะพานขาว)というお寺があります。
直訳すると、白橋丘寺…
周りには、白い橋どころか、川も丘も何もないんですが、なんでこんな名前が付いたんでしょうね。
この門の上の文字、お寺の名前ではないようですが…


まあ、そんなことはどうでもいいのですが…
入口の、作りかけのコンクリ像も気になるところですが、そこから左右に延びた壁には、このように仏陀の生涯の様子が描かれています。


しかも、これ、立体レリーフなんですよ。
ちゃんと胸まで再現されてます。


で、この絵のタッチが、微妙に漫画チックというか、デフォルメされていて、なかなかかわいらしいです。


この煙の中の人たち、なんでしょうね。
ところで…


実は、一番気になっていたのは、こちらだったりします。
めちゃくちゃでかい象に、地獄ツリー!
象は、どうでしょうね~高さ8mぐらいありますでしょうか。


で、問題の地獄ツリー。
ツリーの色が茶色なんで、ちょっと地味にも見えますが、塗装もまだきれいですし、何よりデカい!
木の幹も太すぎるんで、罪人のみなさん、とげにつかまってよじ登っているようです。


このカラスたちは、横で鳴いているだけでしょうかね。
直接攻撃はしていないようです。


象さんの足元にも、なかなかの大きさの猿や鳥の像がいます。
猿は、いつも仏陀の前で、象とセットになってお祈りしている?ので、まだわかるのですが、鳥はなぜいるんでしょう。


あ、象さんの口の間に、お寺の名前書いてあった。
って、長々と説明していますが、未だ門の外でわめいているだけだったりします。
まあ、大分満足してきていますが、一応中も見てみましょう。


入口側には、謎の見晴らし台?とその上下にお坊さんの像が立っています。


サイズも微妙ですが、台の部分のサイズに対して小さすぎ…
というか、台が分不相応な気もしますが…
まあ、そんなことはどうでもいいので、次に行きましょう。


なんせ、奥には、まだまだ巨大象さんが待ち構えているのが、ここからも見えていますしね。



ということで、その白い象さん。
入口の黄金の象さんに匹敵するサイズを誇っています。
で、これをくぐらないと、本堂にたどり着けないシチュエーションになっているようです。
目とか皺とか、妙にリアルですね。
良く見ると、足は直接地面に着いておらず、何か土台の上に立っている模様です。


お腹には、謎の扉が。
中に入ることができるようですが、当然そんな高さに届きませんので、入ることは叶わないようです。


象さんをくぐると、本堂が現れます。
でも、こっちは西側なんで、入口すらないようです。
その代り?壁一面には、仏陀が天界から帰ってきたときの様子が、デカデカと描かれています。


で、北側には、象さんではなく、馬に乗った人の像が立っています。
体格の差の分、象よりは小さく見えますが、高さだけで言うと同等ぐらいありそうです。
で、この人なんですが…誰でしょう。
仏陀が出家する前の、庶民を視察している姿でしょうかね。


本堂北側は、一応入口ついていますが、扉はガッチリと閉まっています。
まあ、基本的に、本堂の入口は東側なんで問題ありませんが。
壁の絵は、説法をしているところの図みたいですね。


で、本堂東側を守る象さん。
飾り物の色が白いこと以外は、西の象さんとあまり変わり映えがしません。
で、象さんの先…本堂の東側は、行き止まりなんです。
地図で見ると、この先は畑になっているんですね。


で、肝心の、本堂入口なんですが、東側もガッチリと扉閉まっています。
入れないんでしょうかね。
こちらだけは、入口&装飾が多く、絵を描くスペースは少ないようです。
その小さなスペースに描かれているのは、瞑想中の仏陀っぽいですね。


南側は、打って変わって、ブラック象さん。
まあ、色の違い以外は、他の3頭と変わらないようですが。
なんで、北だけ馬だったのかは、まったく謎です。


で、本堂南側。
なぜかこっちの扉があいていましたよ。


入口の壁には、デカデカと、お釈迦様のおかーちゃんの絵が描かれています。


本堂内部。
なんで、斜めからのビューかと言いますと、南から入って、そのまま写真を撮ったからです。
やっぱり構造としては、東から入るのが正しかったってことでしょう。


ご本尊のアップです。
外の巨大コンクリオブジェの数々を見た後なので、物足りなさを感じてしまいます。


で、周りには、こんな感じに、仏陀の生涯の様子がずらっと描かれています。
…なんか、このお寺、象と地獄ツリー以外は、何でもかんでも仏陀の生涯なんですね。


ちなみに、ブラック象さんの外側には、このようなふてぶてしい面構えの、関取みたいな子供の像がありました。
なに偉そうに指立てているんだか…


えっ?
これ、もしかしてお釈迦様誕生の、天上天下唯我独尊図ですか?
いや~そうだと思いましたよ。
なんとも言えない、聡明そうなお顔と、引き締まった体つきしてますよね?
生れてすぐ歩けるぐらいに大人びていて…
見事なわき毛も生えちゃってます。


ということで、天上天下君の近くから、改めて本堂の方を見てみました。
東の白い象さんもですが、奥に写っている、北の馬に乗る人も、なかなかのデカさなこと、伝わりますかね。


Nov./'15
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
圧倒的なまでの、巨大象さん達のプレッシャーがとにかくすごいです。
地獄ツリーも、残念ながら1つだけですが、デカさだけなら他の地獄に負けていません。
これでもかという、仏陀の生涯押しも、これだけ徹底されると、むしろ清々しい?
場所的にも、比較的行き易いところにありますし、アランヤプラテートに来た際は、是非寄ってあげてください。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 13°41'36.25" N
102°31'04.34" E


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