つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

15.12.17

Wat Thong Khung / Samut Prakarn

ワットモンコンコーッターワートから、川沿いに2kmほど遡って行ったところに、ワットトーンクン(วัดท้องคุ้ง)というお寺があります。
目の前にある、ちょっと変わった仏塔も気になるところですが…



実は、こいつを見るために来たんですよ。
建物の上のやつです。
しかし…火葬場の上を陣取るとは、不届きなやつですね。



で、彼は誰なんでしょう…
手に持っている本に、บัญชีบุญ…徳の帳簿らしいんで、閻魔様か何かなんですかね?
まあ、見る物も見たし帰りますか…
というのはもったいないので、とりあえず奥からぐるっと時計回りに見ていきましょう。



一番奥にあるのは、この謎建物(入れなかったから)。
まだ、作りかけの様ですが…



とりあえず、ノーパンっぽい天上天下君。
まあ、生まれたてでパンツ穿いているのもおかしいですけど…



で、屋上には、ちょっとした仏陀が。
でも、登れないので、これが精いっぱい。
ところで、手前の飾り物、塗装は違うけど、まったく同じもの?
羽根の向きすら同じだし…



その建物の横には、仏像、お坊さんと…
先頭のちっこいの、もしかして閻魔様?



その正面には、弥勒様が口を固く閉じて、遠くを見つめています。
しかし、派手な色ですね~
へそもハート形しているし。
というか、塗装中でしたか。



で、弥勒様の後ろ、境内の最奥には、八角形の形をした建物と、その上にさっきよりちょっとだけ大きな大仏様が鎮座しています。



内部は…
扉が閉まっているので、窓から覗いてみました。
まあ、こんなものですか。
とりあえず、階段も無いので、上にも行けなさそうです。



で、その八角堂の裏の隙間には、仏陀のバラバラ死体が遺棄されています。
みんな型から取ったっぽいですし、量産の途中で、失敗した物をここに置いているのかな?



その八角堂の前には、おそらく本堂であろう建物が建っています。
もちろん、入口の扉は開いていないです。



入口上部には、釈迦が天界から戻ってくるシーンが描かれていますが…
良く見ると、下に地獄が描かれていますね。



火に焼かれているものも、鍋で煮こまれているものも、後ろのヤック?も、みんな釈迦に救済を求めているところでしょうか。



反対側も、基本は同じですね。



その本堂の横には、仏陀の軍団が並んでいます。
みんな、同じ形っぽいですし、量産型仏陀みたいですね。
というか、さっきの失敗作の犠牲の上に完成した、エリート軍団ってことですね。
そういう目で、改めて見ると、なんだかかっこよく見えてきます?



正面には、色違いの仏陀軍団が。
でも…微妙に形が違いますね。
型違いかな?



さらに横には、ちょい大きめの立像も2体。
さすがにこれは量産品ではなさそうですね。
手前のお坊さんは量産丸出しですが。



で、その仏陀の軍団の向こうには、こちらもちょっとだけ大きな3身1体仏像が。
(角度の問題ですが、一応3体なんです)
さすがに大仏、と呼ぶには小さいですが…
2mあるかな~ぐらいですかね?



その3身1体仏の裏にあるのが、こちらの白い御堂。
結構装飾も細かいですし、ちょっとだけ、チェンマイの白い寺を思い起こさせますかね?



塀にある、この飾り物…
細かいですけど、バリもあるし、型で取った感じですね。
ん?
これ、羽根の部分はないけど、その他の形、奥にあった建物のやつとまったく同じですね。



微妙な虎が、睨みを利かせていますが、とりあえず入ってみますか。



内部に現れるのは、この微妙に大きなお坊さんの像。
作り手の腕にもよりますが、この手の高僧の像って、基本生前の姿を忠実に再現しているんですよね?
ということは、このお坊さん、あまりハンサムではなかったようで…



お坊さんの前のこれ、最初リンガかと思っていたんですが…
マーライオン?



壁には、やはり仏陀の生涯の絵が描かれているのですが、これら、みんな立体のレリーフになっているんですね。
釈迦、子宝に恵まれるの図ですかね?



こちらも良く見る題材なんですけど、どのシーンか良くわかんないです。



その白のお堂の隣に、最初に目に止まった仏塔があります。
この、シルバーとゴールドの配色の仏塔って、珍しいですよね。
他にも少しはあった気はしますが。
でも、6角形なんですね。
ちょっとだけ北タイとか意識しているのかな?



内部はこんな感じ。
仏像に、お坊さんの像に…どーん!の像もありますが、まあこんなもんでしょ。



で、奥に上に登る階段があります。
登ってみましょう。



2階に来ました。
部屋も狭くなったからか、オブジェは真ん中の温室のみ。



中には、シルバーの…これ、仏陀?
仏陀の恰好は質素のはずなんですが…
もしかして、解脱する前の菩薩様ってことですかね。



で、さらにもう一つ上の階…
天井がこんな風に、空をイメージして描かれているようです。



さすがに狭くて、階段のスペースを除くと、ほとんど場所が無い…
何もオブジェが無い代わりに、壁に仏陀の絵がありますね。



あ、外に出られる。
というか、こんな半端なところにオブジェありましたね。
中に入らないからってことですか。



ベランダから、さっきの白のお堂を眺めてみました。
こうしてみると、まあまあ高いところまで登ってきたかな?



さて、あと残るのは僧坊を除くと、あの建物だけですね。
ウィハーンでしょうか。



こういうところにも、ちょろちょろと仏像とかが並んでいますが…
どんなけ仏像が好きなんでしょうね、このお寺。



そのウィハーンの壁には、これまた仏陀の生涯の絵とかが描かれていますね。



内部は…
結構ごちゃごちゃしていて、しかも薄暗い。
広いのに、天井が低い分、採光部が確保できないからでしょう。



2階に行く階段の途中には、なんか良くわからない像がありますね。
なんでしょうね。



2階は、天井が広い分、下よりも明るいですね。
しかも、少し物置用途に使われているようにも見えますが、相対的に物が少ないので、すっきりした印象です。



一応、この建物のボスの様ですが…
なんでガラスのケースに入っているんでしょうね。



壁上部一面には、いろいろなポーズの仏陀のお姿が描かれています。
実際の仏像では見たことの無いポーズもたくさんあるようですが…
なんの一覧なんでしょうね。



で、壁下部一面は、またもや仏陀の生涯の絵が描かれています。
まあ、このお寺の中だけでも、そこらじゅうで見ましたし、もう飽きましたね。



あ、地獄発見。



良く見たら、上部にもあった!



ところで…
残念ながら、ベランダに出る扉、鍵がかかっているんですよ。
外に、仏像があるし、ちょっと出て見たかったんですが…
残念。
まあ、そろそろ撤収しますか。



ということで、駐車場より、改めて先ほどのウィハーンに最後のお別れを…
って、あれれぇ~?
2階の壁に、何か見覚えのある物がありますね!



望遠で撮るしかないんですが…
遠いんで、端折っていきます。
地獄鍋、屠殺の様子、解体の様子。



地獄ツリーに、抜舌地獄に、煮え湯地獄…



こちらは仏陀にたかる…じゃなくて、救済を求める図ですかね。



反対側は、あまり地獄じゃないですが、とりあえず人界での、人と人との争いの様子かな?
というか、こんなところに地獄絵飾っても、誰も見られないじゃん!



Jan./'16
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
オブジェひとつひとつは、小物ばかりですが、その量とバリエーション、また地獄絵の量は、なかなか他ではないですね。
それ以外にも、仏塔や白い御堂など、いろいろ趣向の違うものが並んでいるので、なかなか楽しめると思います。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
 13°31'36.61" N
100°50'01.06" E



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