ワットヤイスワンナラムから東進、海の近くまでやってきました。
この辺りは塩田が広がっているようで…風がないと、周り一面がこんな感じに、鏡のように空が反射してきれいな風景が広がっています。
でも…
後ろを振り向くと、場違いな建造物が建ってるんですよ…
ああ、塩田の海と思えば、船は自然なのかな。
お寺の名前は、ワットノークパークタレー(วัดนอกปากทะเล)…
まあ、海の入り口だからかな?
と思ったら、ここの地名自体がパークタレーでした。
これ、ジャンク船ですかね。
では早速、この強烈な舟形お堂を愛でに行くとしましょうか。
船尾部分。
ちゃんとスクリューまで装備されてるんですね。
とても浮くとは思えませんが、こだわりがあるようです。
その上の部分のレリーフ。
凝っているのか、適当なのか微妙な感じです。
で、ここから入ることが出来るみたいですよ。
結構こった装飾ですね~
これ、若かりし日の、前国王陛下出家のお姿でしょうか。
考え過ぎ?
で、舟の内部はこんな感じ。
サイドの壁のやつも気になりますが…
まずは正面のお方々から。
まあ、普通すぎてコメントしづらいですね。
後ろのレリーフ、結構きれいかも。
下のプレートに、人の名前があるので、寄進物ってことでしょうかね。
で、サイドの壁には、すでに見えていましたが、涅槃仏の立体レリーフがデーンと横たわっています。
周りの絵も、ちゃんと涅槃のシーンのものになっているんですね。
結構こっていますよ。
で、反対側は船の絵なのかな?
そして、船首側の上には、何かのシーンを表した立体レリーフが飾られています。
なんですかね?このシーン。
斜め下から。
こうやって見ると、どれぐらい立体かわかりますよね。
で、やはり寄進物っぽい…
金持ちいっぱいいますね~
あ、ガネーシャさん…かな?
それで…
船尾にあったタツノオトシゴの裏手に、上に登る階段があります。
これ、登ってもいいのかな?
ちなみにスクリューは、動力付き。
でも、どういう時に、何のために動かす予定なんでしょうね。
ということで、上の階に到着~
一応この部屋にも像があるけど、まあどうでもいいですね。
甲板だよ~
帆は、役に立たない網々構造ですが、まあこれが風を受けられる構造でも困っちゃいますからね~
右前方の景色。
こんな感じに、塩田が広がっています。
で、そのすぐ先には海があります。
これは左方向。
この舟を堪能した後は、あのお堂に入ってみましょう。
船首方向は…
鍵がかかっていて入られないようです。
残念。
ん?
船尾側にも、まだ上がありますね。
階段もありましたし、登ってみましょう。
…
手すりないじゃん。
結構高いし、玉ヒュンで端まで行けませんよ~
では、下に降りるとしましょうか。
あ、クラゲ…型街灯かな?
それでは、船首側に向かいましょう。
顔!
これ、ちょっとアロワナっぽい?
船首側に周りこんできました。
こちらのレリーフは、ラーフーさんと…
上は誰?
ん?
このお方、いつもは黒色している、こちらのお方でしょうか。
白いの初めて見たよ。
貝に乗った少年。
で、入り口中央には…
まあヴィシュヌ神かな。
あ、タコレリーフ。
これも寄進物…
う…
キモい。
まあいいや。
では、お次はあちらのお堂に向かいましょう。
ということで、そばまでやってきました。
ん?
土台部分に、プララーフーさんのレリーフがありますよ。
中が空洞で、ずっと向こうに反対側が見えていますね。
何かあるのかな?
では早速行ってみましょう。
木製の、なかなかかっこ良さそうなお堂ですね。
とはいっても、こちらは西側、裏側なので、入り口ないんですけど。
ん?
こんなところに隠し通路が!
…隠れてないか。
中はこんな感じ。
まあ、仏像や壁自体に変わったところはないのですが、よく見るとサイドの格子の向こうに、まだ空間がありますよ。
ここから、その外側に降りられるみたいですね。
あ、結界石。
こんなところに隠してあったんですね。
ということは、これが本堂ってことですか。
次は、その本堂の前方に周ってきました。
しかし、参拝客ほとんどいませんね。
こんなに面白いのに…
では、中も見てみましょう。
全面木の落ち着いた雰囲気…
というと、聞こえがいいですが、さっきの舟の内外を堪能してしまった身としては、物足りなさすぎですよ。
一応ご本尊様。
ガラスの向こうなので、近づいて見られません。
貴重なものなのかな?
一応アップ。
…普通に見えるけどね~
もちろん、入り口側を見ても、基本的に木の壁、床のみ。
しいて言うと、扉にのみ絵が施されています。
ん?
これ、さっきのこのお方じゃないですか。
この人がメイン絵なんて、初めて見たよ。
あ、こっちはさっきの貝に乗った少年だよ。
何の話なんだろう…
で、入り口の扉もやっぱり同じモチーフ。
凄いこだわりですね。
最後に、本堂側から、舟型お堂の雄姿を堪能して、次行くとしましょう。
Aug./'18
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
見どころはもちろん、ジャンク船の形をしたお堂の外観と内装すべてです。
本堂の方は、まあ大したことないんですが、そんなの関係ありませんよ。
タイには、他にも舟の形のお堂があるお寺とかありますが、今までで一番強烈です。
外から見ているだけでも楽しいので、この辺りに来る用事がある際は是非!
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°08'58.4" N
100°03'11.1" E
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