怪獣寺から、南西に15kmほどのところにある、ジャーン村までやってきました。
目の前には、ワットプラーサートバーンジャーン(วัดปราสาทบ้านจารย์)の看板があるのですが、これじゃなくて…この、お堀の内側にあるんですよ。
しかし…
誰がここで泳ぐっていうの!
まあ、タイ人なら、泳ぐどころか、魚捕りしかねませんが。
ということで、東側…
正面に周ってきました。
もう、感の良い方や、普段このブログを見ていただいている方ならお気づきかと思いますが、ここ、クメール遺跡なんですよ。
名前は、プラーサートサンシンチャイ(ปราสาทสังข์ศิลป์ชัย)だって。
…こっちの看板って、中身読んでないけど、どこの遺跡も内容同じ?
次から無視するとしますか。
ということで、お堀の中のこれが、聖域全景です。
う~ん、真ん中のこんもりしたところ以外、何もなさそうですね。
こんもりしたところの上に、一応遺跡部分が残ってはいますが…
だいぶ逝っちゃってますね。
もしかして、この盛り土を掘り起こすと、遺跡の基部とか出てくるのかな?
とりあえず、こんもり盛り土の上に登ってきました。
これが遺跡のすべてです!
レンガで出来た祠堂の壁も、だいぶ崩れちゃってますし、入り口のフレームも、倒れちゃってますよ。
せめて立ててあげて~
って、これ、基本修復の手が入っていないのかな?
周りには、遺跡のパーツがごろごろ転がっています。
もったいないな~
そして、遺跡の前に置かれているまぐさ石。
これは、さすがにオリジナルだと思いますが…
この真ん中の部分、下がエラワン象だから、乗っていたのはインドラ神だよね、きっと。
インドラ神部分だけ、ご丁寧に削り取ったんですね…
もったいない!
入り口の枠。
良く見たら、つっかえ棒がかましてありますね。
一応この状態での、現状保存を選んだんだ…
それはそれでありかもね。
中は…
見事に何もありません。
まあ、入り口があの状態では、無茶しない限り、中に入れませんからね。
だから、まぐさ石の前に、お供え物があったんだ…
さてっと、これは南東側から、祠堂を見ているのですが、いつものように、ぐるっと1周してみましょう。
南からっす。
南西側からっす。
西っす。
北西…
北…
で、北東側でおしまいっす。
Jul./'19
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
修復の手がほぼ入っていない感じなので、レンガがきれいにそろった遺跡を見飽きた方には、多少は楽しめるかも。
でも、お堀はともかく、実際に残っている以降は、ほんのわずかで、だいぶボロボロなので、これまたクメールラブの人以外には、ちょっとハードル高そうです。
やっぱ遺跡で使っていたレンガとかは、隣のお寺とか、周りの家の建材として使われちゃったのかな?
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°33'58.6" N
103°44'29.5" E
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