つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

3.12.20

Wat Ban Khwao / Nakhon Ratchasima

シーダーの交差点から、東の方に、8kmほどのところにあるお寺にやってきました。
お寺の名前は、ワットバーンクラオ(วัดบ้านเขว้า)っていうんですが…


入口から、いきなりクメールっぽいレリーフがお待ちかねですね。
さすが、クメール遺跡、プラプラーンシーダーのお膝元。
って、プラーサートナーンラムの方が近いかな?


こっちは、普通に仏教っすか…
まあ、ともかく中に行ってみましょうb。


ぱっと見、参拝客もいない、さみしいお寺なんですが…


いきなり入って左手に、謎オブジェが待ち構えていますよ。


酒の瓶かな?


骸骨ライダー君。
でも、こんな彼らの脇には…


何故か、恐竜ワールドが広がっています。


恐竜…


きょうりゅう…




ゴジラかな?


まあ、あまりリアリティーは求めていないようですね。
このブログ的には大歓迎ですよ。



恐竜?


ああ、そろそろ動物エリアに入るのかな?


と思ったけど、麒麟以外は、田舎の農耕風景コンクリ像っぽいですね。





こちらのサーラーの前には、お坊さん像が両脇に立ちはだかっています。


…誰?


こちらは、ルアンポートーさんだよね、きっと。


って、また恐竜エリアに再突入?
お寺の名前が書かれた看板を持っているから、案内役かな?
とりあえず、酒とたばこはダメらしい…
当たり前か。


謎のライダー発見。


でも、やはり両脇には恐竜たちが…
なんか、カオスな感じですな。



で、肝心の車は…


車内、水没してるし…


そして、パワーは、1恐竜力。


ん?
まだ、裏手の方にも何かありそうですよ。


あれ?
また恐竜エリア?
まとめて1か所にしてほしいな~



あれは…


恐竜古式楽団だよ~
この辺りの昔ながらの楽器を使っての演奏のようですね。


つ~か、何を言いたかったのかな?


さてっと…
ようやくコンクリ像のビッグウェーブを切り抜けたようですね。
あとは何があるのかな~


なんかグラサンがお待ちかねですが…


男性?女性?


そして、またまた恐竜。
どれだけ恐竜にこだわりがあるんだか…



で、壁のレリーフを見て…


ようやく中に入れそうですね。


おばちゃん達が駄弁ってますが…
すいませ~ん、お邪魔しま~す。


これ、講堂みたいな感じなのかな?


壁には、カラフルな立体レリーフが施されています。


基本、仏陀の生涯のワンシーンなのかな?


あっ…


地獄やで~


こちらは、また趣のある、仏陀誕生の立体レリーフですね。


こちらは、立体じゃないんだ…
でも、これはこれで良いかな?


さて、他も見ていくとしましょう。



ずっと思ってましたが、このお寺のコンクリ像、他のお寺のとは、ちょっとセンスが違うのか、あまり見たことのない姿のものが多くないですか?


…もうちょっと大切にしてあげようよ…


ええっと、こちらは…


ここにも立体レリーフとかありますね。
でも、さすがにテーマが普通すぎて、お腹いっぱいですよ。



おや?


これ、なんかかっこよくない?


基本仏教ベースですが、絵のタッチは現代的で、結構手が込んでますよ。







…はっ!
いや、つい魅入ってしまいましたよ。


こちらのプーミポン前国王は、ちょっと微妙かな。


さてっと…
準備運動はもういいかな?
そろそろ、メインディッシュを頂きに行くとしましょう。


わ~い、地獄だよ~


ここは、鉢の中の亡者と、後ろの壁の地獄レリーフで構成された地獄のようですね。


では、順番に見ていきましょう。
説明するより、見て感じてもらった方が良いですよね。








と、ここで終点かな?


あっ、良く見たら、柱部分、地獄ツリーになってるのね。



鉢の亡者達…


では、せっかくなので、動画で全体をご堪能ください。


あ、最奥に爺さんいたよ。
と、地獄レリーフ&亡者エリアはここまでなんですが…


次は、立体地獄エリアだよ~
まずは、巨大ピーさんこと、プレート(เปรต)さんが、お出迎えです。


プレート(♂)に…


プレート(♀)。
塗装にこだわりあり?


1枚の写真だと、迫力が伝わりませんので、動画でもご堪能ください。


プレートさんの後ろには、地獄鍋が用意されています。


おいしく召し上が~れ♪


で、その奥には、地獄のおどろおどろしいシーンがお待ちかねです。


まずは、閻魔様のお裁きコーナー。


そんなに怒らなくても良いのに…
苦痛に耐えているのかな?
マゾかな?


対照的に、獄卒さん達はけっこう余裕そうで…



そして、罪人さん達は、閻魔様の怒りを、神妙な顔で聞き入っています。
…右から左に聞き流してるだけかな?


そのお隣では、こちらも巨大ピーが、看板をぶら下げています。
読めんけど。


当然のように、♂♀つがいです。



その足元には、人生の縮図が広がっている模様です。


ターイレーオ。


そして骨になると…


これは、なかなか見ない地獄ですが…
どういうギミックになってるのかな。


ああ…
ピントが奥に合ってしまったよ…


この辺りからは、解体作業エリアかな?




なんで獄卒さんって、みんな目が血走ってるんでしょうね。



…いやだなぁ。


ようやく地獄ツリーに到着ですよ。


別角度から。
腕で支えられているトゲトゲの木のデザイン、他で見たことないですね。


こんなところで寝てると、風邪ひきますよ~


男性亡者のきゃん玉、えらいことになっていますね。


まだまだ解体作業は続きますよ~




カマキリも、酒を飲む時代になったか…


飲ませる側だったかな?


そして、またまた地獄鍋。


お一人様専用のようです。


モズの速贄地獄かな?


また、巨大ピーが。
看板持つのがお仕事なのかな。


ここからは、罪を償うための労働エリア?


…そんなに苦しそうな顔しなくても…


手がでっかくなっちゃった…
こういうシチュエーションのヤツも、他で見たことないですね。


おっ、救済シーンですか。
そろそろ地獄も終わりに近づいてきたようです。



ええっと…


ふざけてるのかな?


そして、こちら側もヤクザさんが出張ってきているようです。


それでは、コンクリ地獄全体を、おさらいしておきましょう。


あとは、この奥ぐらいですかね、見ていないエリアは。


これは、巨大ピーの後ろにあったヤツ。
映画のワンシーンかな?


そして、彼の目の前の池の先には、水上のお堂が建っています。
あれ、なんかかっこ良さそうですね。
行ってみましょう。


恐竜?
と思ってよく見たら、鼻を持ち上げた象さんでした…


トッケイ…


ここが、池の上お堂への入り口かな。


上部のレリーフから、クメール風。
期待できそうですね。


では、お邪魔しま~す。


って、閉まってるし~
残念。


ん?
あっちにも救済シーンっぽいものがありますね。
とりあえず行ってみましょう。


めっちゃ狭いところに、無理やり並べたって感じでしょうか。


あれ?
獄卒も救いを求めているのかな?




中央のこれ、トゲトゲの木ならぬ、ウネウネの木かな。


とりあえず、上にはヤバそうな鳥がいますし、地獄…


では、流石に無いようですね。


うぉ!?
こんなところにも亡者いたよ…


当然ですが、反対側にも続いていますよ。



う~ん、やっぱり入り口はさっきのところだけみたいですね。
入れないのかな…


ああ、亡者たちの脇の壁の上には、こんなの並んでいましたよ。


池の反対側からの、亡者達の様子。
いや、すぐ横だと近すぎて写真撮れなかったんです。



そして、お坊さんのご尊顔は、やっぱり見えない模様。


あと、残っているのは、この屋根の下ぐらいかな…


…絵じゃん。
というか、印刷物じゃん。


一応仏像もあるんですね。


仏像側からの眺めはこんな感じ。
建物の向こうは、コンクリ地獄です。


あっ、閻魔様だ。
右上手に持つ天秤は、徳か罪かを測って…
って、既に罪の方が重いって指差されちゃいましたよ。
もしかして、地獄行き?
右の方に行けって?


ああ、確かにありましたよ、地獄絵が。


絵のモチーフは、どこの地獄も一緒みたいですが、ここの絵は、少し趣がありますね。
ちょっと色使いが日本画っぽく見えるからかな?


下手なだけかな?


う~ん、遠近感もだけど、サイズ感も結構適当かも。


絵師複数人で描いてるのかな?
微妙にタッチが違う気がしますよ。


またプリント物じゃん。
そして、水牛の骨、好きなのかな?


って、ああ~っ!
なにこれ、かっこいい!
流石にナンバーがないから、走行は出来ないようですが。








って、ナンバープレートあったよ。
これ、実際に外走れるってこと?


このお寺にかかれば、バイクもこんな感じ。


こっちの車は、また違う趣向の様で…


クメールと言うか、アンコールっぽい感じなのかな?





う~ん、お腹いっぱいだよ~


これはお寺の行事の写真かな…
って、未練たらたらうろついていたら、お坊さんが見かねて、お堂の鍵開けるよう、寺男に指示してくれたよ。
ありがとう、かっこいいお坊さん!
(おじいさんだったけど)


ということで、再度お堂の入り口にやってきました。


寺男さん、鍵を開けてくれてありがとう!


って、池の上にもなんかいたよ。


では、さっそく中を拝見させてもらいますか。


おお~っ。
やっぱりアンコールみたいに、仏教とクメールの融合的な感じなのかな?


あちこちに、結構細かい描きこみがされていて、つい目を奪われてしまいます。




やっぱバイヨンとか、そっち系だよね。


ああ、お堂の入り口も開けてくれるんですね、ありがとう、寺男のおにいさん!


ええっと…


この壁、プラクルアン的タイルで埋められているじゃないですか!


わざわざこういうデザインのやつを作ったのかな?
で、内部は…


思ったよりも普通かな?


一応ご本尊様。
両脇の高僧2人に負けず劣らず、リアルタッチに作られているようです。


ご本尊様側からの眺め。
もうちょっと面白い絵とかあったら、もっとよかったのにね。


ん?
これは、騙し絵的なやつかな?


では、そのまま時計回りにぐるっと周っていくとしましょう。










まあ、こんなもんですかね。


そういえば、地獄に気を取られてたけど、この水牛の頭蓋骨にも、いろいろペイントされているんですね。


って…
あれ?
地獄じゃん!


この、脇に張っているところは、下あごの骨を開いてるって感じですかね。


せっかくなので、順番に見ていくとしましょう。













もう少しお掃除してあげて~



さすがにこれで全部ですね。
は~っ、お腹いっぱい。


と思ったら、境内の南端にも、骸骨君とお酒の瓶いたよ。


こんなの、境内からじゃ分からんって。


Jan./'20
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
ここ、Lekさんに教えていただいたんですが…
お寺の規模は、そんなで大きくないんですが、大当たりですよ、楽しすぎ!
コンクリ地獄はもちろんですが、地獄レリーフ、地獄絵、さらに恐竜テーマパークと面白系も充実していますし、最後の池の上お堂をはじめとする、キレイで見ごたえのあるものも多数飾ってあって、かなり楽しめますよ。
まあ、真面目なお寺や、真面目な仏教芸術を求める方には、ちょっと路線違いな気もしますが、それでも多彩な見世物があるので、なんらか興味の引くものがあるんじゃないかな~
ともかく、写真の枚数が物語っていると思ってください。
場所が遠いのが、一番のネックかな?

Google earth 座標(分かるやつだけね)
 15°31'43.8" N
102°37'06.8" E



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