ワットプラサートソポン(ワットバーンクルット)から北東方向に6kmのところにある、ワットフアスワン(วัดหัวสวน)というお寺にやってきました。
最近有名になったお寺らしいのですが…
思ったほど客が来ていないのかな?
とりあえず正面…
北側エリアを攻めていくとしましょう。
とりあえずぶち当たったのが、こちらの建物。
って、何これ?
なんか、壁のあちこちに、故プミポン前国王のレリーフが飾られてますよ。
仏陀とか、お坊さんとかは無視ですか。
入口上部には…
サーラーポールアン、国父の東屋だそうで。
もちろん、タイの父の日の元になっている、故プミポン前国王のことでしょう。
ということは、中は…
うわ~っ!
壁から天井から一面、故プミポン前国王で埋め尽くされていますよ!
下手なアイドルやアニメのヲタクの部屋よりも徹底的です。
ブツ切れですが、左側のパノラマ。
右側のパノラマ。
で、天井っと。
これだけ完璧に囲まれてしまうと、なんか洗脳されちゃいそうです。
これは入ってすぐ左側にあった、申し訳程度?の祭壇。
でも、正面奥は、ほぼ完全に仏陀をオミットしちゃってます。
一応お坊さんがズラッと並んでいますが…
センターはやっぱり、故プミポン前国王のパネルとなっています。
う~ん、この建物自体は宗教施設(=お寺)とは、一線を画したところってことなのかな。
さて、国父の東屋の奥にも何かがあるようですよ。
そこを左に曲がったところのようですが…
ああ、これかな?
アーチ形の屋根で覆っているということは、重要な建物なんでしょうか?
結界石がありますね。
ってことは、本堂っぽいですよ。
でも、壁一面には、お坊さんの絵が…
このお寺、このパターンが好きですね~
内部は…
今までを考えると、意外に地味です。
もう少し仏画で覆い尽くされているかと思ってましたよ。
奥に行こうとするのを、お坊さんトリオが横一線になって阻んできます。
ふっ…サイドががら空きだぜ!
ということで、こちらがご本尊様。
あの黒い部分は、剥げていると思うんですが…
もしかして毎日磨きすぎなのでは?
ちなみに入り口側のみ、絵がありましたよ。
ちょうどお釈迦様が天界からお戻りになられるシーン…
あ、地獄あった!
さて、それでは、まだ行っていない東のエリアに行ってみましょう。
とりあえず目に入った、仏陀須弥山。
つ~か、真ん中の少し以外は、奉納された後付け仏陀たち?
う~ん、これだけワラワラしていると、ちょっとキモイです。
この通路の奥の方に、人が集まっているようですよ。
というか、今までのところ、ほとんど人いなかったです。
つまり、この奥がメインどころってことのようです。
ということで、ようやく発見!
そうですよ、このステンレスお堂が、今回の目的なんですよ。
一応説明書きのパネルもありますが…
外人を完全に無視ですな。
9の文字があるから、何かしら故プミポン前国王と関係があるってことなんでしょう。
国父の東屋作るぐらいですし。
ということで、南西側から…
って、熱い!そして暑い!
足の裏、火傷しそうですよ。
壁の模様はこんな感じ。
で、南東側から。
正面の斜めビューです。
屋根の上から何から、徹底してステンレスの銀ピカで覆われてますよ。
正面はこんな感じ。
さすがにステンレスの板で立体物を作るのは大変なのか、基本的に装飾は、エッチング等による絵のようです。
入り口前で待ち構えている人たち。
中は…
さすがに床はステンレスと行かなかったようですが、天井も壁も徹底してステンレスで覆われていますね。
そこのタイ人達、コンデジなのに三脚使って、こだわりすごい…
訳ではなく、自撮り用なんですね。
ご本尊様。
なんかライトアップされているのもありますが、輝いていますね~
アップ。
体中に細かい装飾がありますし、菩薩様かな。
別角度から。
ところでこの装飾…
よく見ると、本物の宝石っぽいもので作られているようですよ。
全部かはわかりませんが、翡翠とかは本物っぽくないですか?
台座のハスの花びら部分にも…
さすがにこれらはガラス玉?
台座下部も…
これはめっちゃ石ですね!
どれだけお金かかっているんでしょうね~
で、これは裏側の仏像様。
これもよく見ると、宝石ベタベタの模様のようですね。
正面から見るとこんな感じ。
ということで、一通り見ましたが…
足裏が熱くてゆっくり見られませんでしたので、靴で行ける外側からもう一度ゆっくり眺めてみましょう。
これは南側からの図。
南東側…
まあ、正面近くですね。
でも、こちら側から入ってくるタイ人は皆無です。
とうぜんですね。
正面は行き止まりですし。
で、北西側から。
やっぱり順光と逆光では、ちょっと違って見えますね。
すぐ裏にあったタンブーン場。
良く考えたら、まともなタンブーン場、これしかなかったよ。
Mar./'18
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
国父の東屋はまあ、人を選びそうな感じですが、とにかく見どころはステンレスお堂とその中の菩薩像ですね。
バンコクからも比較的近いですし、例のガネーシャ寺、ワットサマーンからも近いですし、ついででもいいので一度見てみることをお勧めします。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°39'34.65" N
101°08'35.90" E
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