6月某日…
やって来たのは、お隣の国、カンボジアです。某ツアーを使って、ポイペト経由で、バンデアイチュマール(ប្រាសាទបន្ទាយឆ្មារ)というクメール遺跡まで遠征しに来ました。

場所が僻地なためか、まだまだ訪れる観光客は少ないようですが、同じ縮尺で見ても、アンコールワットにも劣らないぐらいの規模を誇っている遺跡のようです。

しかし…

まだ、入り口と言うのに、ご立派なレリーフがお出迎えしてくれますよ。

これ…
修復時に作ったものなのかな?
それとも、オリジナル?
いかん、いかん…
まだ、入り口だというのに、つい夢中になってしまったよ。

これが、バンデアイチュマール遺跡群の地図のようです。
今来たのは、真ん中の正方形の池の中の部分です。
今見ていたのは、ちょうど東側の橋を渡ったところの遺構…
なので、南の門とかだと思います、きっと。
これは中心部のイメージ図でしょうか。
アンコールワットやアンコールとは、ちょっと違う感じ?
少しカオプラヴィハーンに似てる?

と、ここでお断りを…
パックツアーなので、どうしても一緒に参加したメンバーが写りこんでしまいます。
頑張ってボカシ入れましたが、さらっと流してやってください。
それと、やっぱりタイのクメールとは規模が違ってすばらしいので、ついつい写真たくさん撮ってしまいました。
なかなか削りきれなかったため、大量の写真がアップされています。
逆にコメントは最小限としておきますので、写真をご堪能ください。

あっ、あれが中心部入り口の、テラス部分かな?

でも、その前に、右手にある…宿駅かな?でも見ていきましょう。

タイじゃ、こんなんでも、結構まともな遺跡なんですけどね~
ここでは見どころにも上がってこない感じ?
では、改めてテラス部分を…
思いっきり修復された感じですね。

こいつはオリジナル?
これは…
誰だっけ?
ジャヤーヴァルマン7世って言ってたかな?
忘れちゃった。
でも、この遺跡は、ジャヤーヴァルマン7世…
アンコールトムとかを作った王様が作った、大乗仏教寺院らしいですね。

ああ…
もったいないな~
1つぐらい、くれないかな?

こういうレリーフが、ゴロゴロ転がってるよ…
では、階段を登って…

参道(笑)を抜けて、回廊内に侵入しましょう。

いや~、この瓦礫がもとは建造物だったとすると、よっぽど屋根の上に構造物がたくさんあったってことでしょうかね。
ようやく内部に侵入を果たしました。

今潜った入り口。

良くこんな木枠の補強だけで耐えているものですよ。

う~ん…
凄すぎて、先に進めませんよ。
ああ…
ツアーの参加者たちが先に行っちゃいますし、そろそろついて行きますか。

しかし、この遺跡は、レリーフがすごいですね~

ジャヤーヴァルマン7世の作った建物は、美術的な感じではなく、布教や自分の偉大さの誇示?目的なので、庶民にもわかりやすい感じのレリーフを…
ってことらしいです、ガイドさんによると。
雰囲気を、動画で堪能ください。
では、通路に沿って先に進みましょう。
しかし、奥に長いですね~

動画で雰囲気が伝わりますかね。
あ…バイヨン的4面仏仏塔だよ。
動画だとこんな感じ。
サイズ的には、バイヨンよりも小ぶりですが、あちこちにありますよ。
ん?
あそこに、タンブーン場所がありますね。
ああ、タンブーンしに行くのかな?
って、あれが見どころだって。

確かにすごいですが、こういうのそこら中にあったじゃん。
おっ、こんなところにも文様が…
(モンヨウって読んでください。ムンサマじゃありません)
こういうの、凄いよね~
さっきのバイヨン的4面仏のトップ部分。

あれ、紐をグルグル巻きにして補強してるの?
効果あるの?
回廊を潜って先に行くようですよ。
あ、ヨニだ。
違うところに出てきました。
ニセ窓やで!
あれが、さっきいた、バイヨン的4面仏の方ですね。
ようやく1番奥の、西側出口にたどり着いたようです。
出口と言っても、中心エリアの、ですがね。

それで…
ガイドさん曰く、これが千手観音?観世音菩薩?良くわかりませんが、この遺跡の目玉の1つだそうです。

ちょっと顔の部分等、摩耗して?良く見えなくなっていますが、特徴的な腕の部分ははっきりと見えますね。
反対側にも…
こっちの方がくっきりはっきり残ってるかな?
この、手のひらのちっこいのも、見どころだそうです。

この先の壁にも、同様の壁画が続いているようです。
う~ん、結構新しいパーツが多い気がしますね。

この一番上の人が、ジャヤーヴァルマン7世…
だったかな?
忘れちゃいました。
周りには、これから修復に使うであろう砂岩がいっぱい並んでいます。

彫りかけですね~
こういうのも、時間が経つと、どこがオリジナルで、どこが修復時のものか、分からなくなっちゃうのかな~
さっきの壁っす。

細かいことは忘れましたが、ざっと…
反時計回りで、正面に戻りま~す。
あの壁にもレリーフあるんだそうで…
敵の首級を…みたいなやつ?


ああ…もったいない。
ということで、正面側に戻ってきました。
厳密には、南東側の角あたりなんですけどね。
これらは、修復時に使う予定の、オリジナルパーツ…と信じたいです。

…シミュレーションしてみたんだよね?きっと。

で、そこから北方向…
テラスの方向にも、壁が並んでいますよ。
で、こっちの壁にも、レリーフがびっちり施されています。

これもジャヤーヴァルマン7世だったかな?
とりあえず、えらそうな人は、ジャヤーヴァルマン7世って言っておけば、合っている気がしてきましたよ。

あ、なんかあった…
けど、あまり関係なさそうな感じ…

では、続きをご堪能ください。
…この、床の石の文字…
まさか落書きじゃないよね?
これで最後…
おそらくほぼ全部の壁画の写真、撮れたと思います…

ん?
また中に行くの?
さすがに壁の裏側にはレリーフはないようです。

その代り、見事なリンテルかな?が、飾ってあります。
もちろん、新しい部分もあるみたいですが。
ん?
今から飯食う?
とりあえず、さっきのパーツ置場の遺物を眺めつつ、ついて行くとしましょう。
あれ?
なんか新しそうなサーラーの中に、仏像がありますよ。

さすがに新しいものかな?
顔はクメールっぽさがありますけど。

バライ…?

の脇で、お昼ご飯…
はい、これです。
パンは、シソポンの街中で買ったフランスパン。
鶏は…某有名チェーンのやつを、タイから持ち込んでるよ~
24時間以上、常温保管しているけど、大丈夫なのかな?

豚オブジェ!

さてっと…
腹ごしらえも終わりましたし、さらに舐めまわすように遺跡を堪能するようです。
ああ、テラス部修復の様子ですね。

まあ、確かに、めっちゃ新しそうな石とか入ってますしね。
ええっと、今度は、テラス側から、さらに反時計回りで裏手の方に向かうようですよ。
あそこの絵も、見どころだって。

確かに凄いけど…細かい話、覚えてないや…
あ、また壁画!
って感じで、どうも遺跡外周の壁に、ぐるっと1周、壁画があったみたいですね。
もちろん、現在残っているのは、その1部って感じですが。
ということで、裏手…
厳密には、北西側の角あたりに到着しました。
この辺りは、バリバリ修復作業中のようですが…
ん?ガイドさんがきょろきょろ何かを探し回っているようですが…
え?本当はここにも、見どころの凄いレリーフがあったはずって…
えええ?
なんてことを…
ちゃんと元通りに出来るんだよね?
こういうのが、パーツの一部なのかな?
ああ、あの入り口が、例の千手観音レリーフのあったところですね。

看板発見、読めんけど。
って、え?
ここで、一度解散、自由時間を設けるから、好きに周ってって?
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
やっぱ自分のペースで、好きなように見たいよね~

ということで、まずはさっきの千手観音様を…
と、ここでお断りです。
さっき見たところも、もう一度周っているので、内容重複しているところもいくつもありますが…
気にしない、気にしない!

もちろん、千手観音様は、くっきり側のやつね。
で、入り口をくぐり…
ああ、これは千手観音の裏側の壁っす。

では、中央の聖域部分と、外側の壁の間部分を見ていくとしましょうか。
南東部側まで戻ってきました~
このリンテル?は、昼飯の前に見ていたやつですね。
正面入り口~
あの、木のつっかえ棒は、見覚えありますよね?
で、聖域への入り口…
どこまでオリジナルのパーツかわかりませんが、良いですな~
では、もう一度、聖域に行ってみましょう。
ああ、解説等は特にしませんよ~
え?
そこ通れるの?
では、私もそっちに行ってみましょう。
って、結局通路に出ちゃいましたね。
そのまま西側に抜けちゃいましょう。
さすがにここは、入れないようです。
まあ、危なそうですし、がれきの山みたいですし…
では、さっきと同様、聖域と外壁の間を通って、正面側に戻るとしましょうかね。
ん?
なんか、祠がありますよ。

って、遺跡のパーツ~~!!
ということで、遺跡正面側に戻ってきました。
この辺りが集合場所なんですよね~

って、ギンガー!

では、みなさん揃いましたし、テラスを抜けて…
名残惜しいですけど…
さらば!バンデアイチュマールよ!

Jun./'19
★★★★★:タイに来たらぜひ!タイを代表するスポットです。世界遺産に推薦します。
タイじゃないけどね…
さすが本家の…
しかも、クメール最大勢力の、ジャヤーヴァルマン7世時代に作られた遺跡で、規模からしてすばらしい!
しかも辺境で、あまり手つかずだった感じなのか、めっちゃしっかり残っています。
アンコールワットとかでも思いましたが、こんなの見ちゃうと、タイのクメール遺跡が…
それは言わない約束でしたね。
でも、カンボジアはこんなすごいのがゴロゴロしているんですよね~
さすが本家。
ってか、まだ密林を探せば、未発見の巨大遺跡とか残っていそう…
ちなみに、我々以外は、カンボジア人と思われるグループが数組のみ。
おそらくカンボジア人は入場料タダなんでしょうね…
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°04'15.2" N
103°05'59.2" E
2 件のコメント:
バンテアイチュマール、写真400枚の力作を拝見いたしました。
私は12年前にシェムリアップから、未舗装の道路を5時間かけて訪問した思い出があります。当時と比べ遺跡はかなり整備された様子ですね。
さすがマレーンポーさんですね。千手観音像の右掌の仏像や、遺跡の入り口近くで見落としがちな施療院等をしっかりと押さえているのには感心しました。
これからも楽しませていただきます。
ふうみん様
おはようございます。
ありがとうございます。
でも、私は全然詳しくなくて…
今回利用したツアーがもともとマニアックなツアーで、ガイドさんが、クメールとかの歴史等にすごく詳しい方で、説明されるがままに写真撮ってました。
本当は、施療院の南側の壁にも何かあるとか言ってたのですが、見つけられませんでした。
確かに道もですし、遺跡自体もだいぶ整備された感じですね。
もう少しこの周りの町に、観光客を受け入れるキャパが出来ると、もっと観光客も来て、有名になりそうなんですけど、まだまだ不便ですね。
コメントを投稿