3月下旬。
もう、タイでは真夏と言ってもいい、くそ暑い時期い、スパンブリのウートン郡までやってきました。ウートンと言えば、ワットプラシサンペットチャヤラムが有名?ですが…
今日の目的は、こっちの、ウートーン国立博物館(พิพิธภัณฑสถานแห่งชาติอู่ทอง)の方なんですよ。
いや、実はこの辺りに遺跡群があると聞いて、まずはそれらを周る前の予習として、ちょっとのぞいて行こうかと思いまして…
ええっと、展示館は左っと…
あとで、トラディッショナルハウスもちら見してみましょうね。
ああ、ヨニが無造作に…
それぞれ、結構でかい!
これは…
尖塔部分とかかな?
で、それらの正面のこれが展示館のようです。
結構ご立派じゃない?
さすが国立。
では、さっそく行ってみましょうか。
え?
こっち来いって?
ここ、お土産屋じゃないの?
…ああ、金払えって。
タイ人はタダくさいですが、ワークパーミット見せようが何しようが譲ってもらえなかった…
多分100バーツ程度、強制徴収されました!
どこかの国の言い回しのマネ↑
ということで、ちゃんと金も払ったんで、堂々と行ってみましょう!
最初はパネルがメインな様で…
そして、『”ドヴァーラヴァティー”がタイの歴史の始まりの時期だと信じられている理由』…
なんとも穏やかではない見出しですね。
一般的には、最初のタイ族の国家はスコータイ王朝で、ドヴァーラヴァティーは、モン族の国家連合みたいな感じじゃありませんでしたっけ?
…
まあ、そんなこと私が解説しても意味がないので、各自解読願います。
(面倒くさいだけ)
基本的にパネル等、解説は控えめにしますので、頑張って読んでくださいね。
まあ、そりゃ、インドの影響受けてますわな。
モン族って、インド方面から来た民族のようですし。
おっ、この近辺の遺跡の話とか出てくるかな?
真ん中に、立体地図がある、大きな部屋に入ってきましたよ。
遺跡の写真?
ドヴァーラヴァティー文化の町?
ウートーンに、ハリプンチャイ…ランプンかな?に、ナコンパトム…
そして、クーブア(คูบัว)は…ああ、ラチャブリの遺跡群のことですね。
また行かねば!
シーマホーソット(ศรีมโหสถ)は…こっちは、プラチンブリの遺跡群…
ここも、また行きたいんですよね~
はぁはぁ…まあ、今日のところはこれぐらいにしてやるか。
なんでウートーンは、ドヴァーラヴァティーの町になったの?
知らんがな。
興味のある方は、見ておいてください。
ああ…
学生さん達の社会見学かな?
でも、英語でしゃべってるよ。
町の設計思想とかかな?
そして、中央のデカい立体地図。
これは現在の様子みたいですね。
そうそう、これを見に来たんですよ。
これで、遺跡の場所を確認、この後周るって寸法です。
とりあえず…
この写真の遺跡は、今は市場になってて存在しなかったよ…多分。
この、旗の倒れているのは、ボーラーンサターン(チェディー)マーイレーク2ですね。
こちらの中央のは、左から、ボーラーンサターンマーイレーク3、バーンシーサンペット、ボーラーンサターンマーイレーク13というようです。
こちらは、ワットプラシサンペットチャヤラム内にある遺跡。
ボーラーンサターンチェディーマーイレーク9と、ボーラーンサターンチェディーボンヨートカオプラです。
こちらは、左の2つが、ボーラーンサターン(チェディー)マーイレーク10…
1つの遺跡内に、メイン仏塔と、10.1仏塔を擁した遺跡ですね。
そして、右がボーラーンサターンチェディーマーイレーク11です。
右上の、旗の倒れているところは…それっぽい遺跡は発見できませんでした。
これは…
どうも山頂に存在するようですが、山登りしたくなくて行かなかったよ…
ここにある3つの遺跡は、どれも現地をうろついたけど、存在を確認できませんでした。
個人宅の中だったり、別の建物だったり…
っと、歴史背景の解説はここまでの様です。
ここからは、具体的な発掘品等の展示なのかな。
これは、発掘現場の再現ジオラマかな?
当時の様子と…
ん?
表にもヨニがありましたが、やっぱり途中からヒンドゥーの影響を受けていたようですね。
次は上へって…
暇そうな学芸員のあんちゃんが誘導してくれたよ。
上は…
ウートーンの、ドヴァーラヴァティー時代以外の話かな?
先住民時代っぽい絵が出てきましたし。
このおっさ…いや、こちらのお方は、タイの歴史の父と呼ばれている、ダムロン王太子殿下であらせられますか!
もちろん、今まで存じ上げませんでした。
…
解説もここまでのようなので、先に進みましょう。
このオブジェは、先住民の時代をイメージしているのかな?
ええっと…
この絵、ムアンカンチャナブリの、タードゥアン山洞窟(ถ้ำเขาตาด้วง)ってところにあるの?
どこだろう…
GoogleMapだと出てこないや。
こっちはウタイタニのプラーラー山(เขาปลาร้า)。
こっちは山の場所はわかるけど、壁画の正確な場所は良くわからない…
あ、謎ジオラマ。
当時の生活風景かな?
矢じりに…
Cotton Spindle Whorls…糸を紡ぐための道具かな?
でも、やってる作業は違うようですし…
これ、銅器を鋳造している様子とか?
青銅品も展示されてるしね。
これは…
Ling-Ling-Oと呼ばれる、東南アジア一帯で普及したペンダント?
確かにWikiにもあるわ…
まあ、ふ~んとしか言えませんが。
ここもまだ行けてないんだよな~
それと、スパンブリのノーンラーチャワット(หนองราชวัตร)…
ここも、遠いな~
ん?
ちょっと様子が変わってきました?
なんでウートーンの集落が重要な海運の港になったかって?
ウートーンの町の近く、細い川しかないと思うんだけどど…
あれを遡上してきたの?
大きい船、ちょっと厳しそうなんですけど。
なかなか大がかりな模型ですね。
交易品。
交易商ってことかな?
ええっと、とにかくいろんなものを売ってたみたいです。
おっ、向こうにも何かあるのかな?
左右に部屋がありますが…
まずは右から!
へ~ここは、本当に発掘品の展示をメインにした部屋みたいですね。
もう、説明は十分にしただろうってことかな。
リンガ!
これは…
ああ、封筒の封緘付ける道具みたいですね。
この辺の発掘品も、大半はドヴァーラヴァティー時代のものなんですね。
こ、この四角いものは…
まさか!
やっぱサイコロなんだ。
こっちの方は、陸続きだからか、早い時期から、いろいろな周りの文化が流入してきていたんですね。
これは…
どこかのゲームの敵とかに出てきた気もしますが…
まあ、コインですね。
これは、農耕道具とかかな?
って、棺桶っすか…
なじみのない角が生えていて、分からんかったよ。
これは、また見事なヨニで…
リンガはちっさいですな。
そんな微妙なところにシヴァ神のお顔が…
かわいい!
窓の装飾かな?
こういう、躍動感のある絵ってあまりなかったよね。
こっ、このブースは!
皆さん大好き、金装飾品エリアだよ~
…1つぐらいくれないかな?
お次は、通路を挟んで反対側のお部屋…
なんか、素朴と言うかなんというか…
この辺、もうクメールの影響受けてる?
いや、顔がそれっぽくないですか。
これは…
指輪を鋳造するための型?
これ、顔だよね。
ああ、そうでもないのもあるんだ。
ええっと、ドヴァーラヴァティーの置物…
だって。
置物っちゃ、置物かもしれませんね。
こっちは、アレかな?
プラクルアン!
型かな?
で、最奥、中央にデーンと座っているお方。
…
これ、本物なのかな?
法輪だよ~
英語でも、Wheel of the Lawって言うんですね。
柱…
まあ、こんなもんかな。
この博物館、最初にも出てきましたが、外にもチラホラ発掘品の展示がされているんですね。
ああ…
トラディッショナルハウスのこと、忘れてましたね。
でも、あんな程度です。
当然の復元物。
では…遺跡めぐりに、レッツゴー!
Mar./'19
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
う~ん、ドヴァーラヴァティー時代の仏像その他の遺物や情報がてんこ盛り。
こんなど田舎の博物館で、この内容は素晴らしい…というか、もったいない。
さすがに、後半仏像だらけでちょっと食傷気味でしたが。
とはいえ、ウートーンはこの辺りの中心都市なので、バス等でも来れますし、博物館は町の中心にありますし、ちょいとタイになれた方なら、比較的簡単に来れるのも魅力かと。
タイの歴史好きの方は、押さえておきたいところです。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14°22'23.2" N
99°53'29.2" E
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