先ほどのワットメッタータムマポーティヤーン
の山門のすぐ側に、このような看板があります。
このすぐ先(200m程度かな?)に、次の目的地のワットタムプワー(วัดถ้ำพุหว้า)というお寺(と呼んでいいのかな?)があります。なんせ、外観がこんな感じでクメール遺跡っぽいんですもの…
別角度から。
およそお寺とは思えない外観をしていますが、一応お寺らしいです。
さすがにラテライトとか砂岩とかを使って造られているわけではないようですね。
正面入り口はこんな感じ。
さすがに日が高くなってきたとはいえ、まだ逆光のポジションなので、ちょっと暗めに写っちゃいます…
でも、レリーフはかなり細かく作られているようで、なかなかかっこいいです。
中央の塔を斜めから見てみました。
こんな感じに、全面に細かな装飾がなされています。
でも、さすがにお寺…というかタイ。
モチーフはちゃんと仏陀みたいです。
屋根の上の金色の模様も、良くみると小さな仏陀が並んでいるんですね。
内部はこんな感じです。
これは、中央の塔あたりから、北側の塔の方を見たところです(たぶん)。
一応コンクリートではなく、石積みのせり出し構造で作られているんですね。
奥にはうっすら写っていますが、一応立像が配置されているようです。
で、正面奥の方には…
奥は洞窟になっていて、その先にご本尊様が安置されています。
そういえばお寺の名前に”タム(洞窟)”ってついていましたね。
これが本堂?スペースのようです。
左右にはまだまだ先ほどのクメール風?の名残がありますが、壁には8曜の仏陀も配置されていて、ようやくお寺っぽい雰囲気になってきましたね。
こいつがご本尊様です。
妙にテカテカしているところ以外は、サイズも含めてたいしたことありませんね。
しかし、さすがに石灰の山ばかりの土地だけに、白っぽい洞窟の壁がなかなかいい感じです。
あれれれ~?
おじさんおじさん…
下に行く階段がありますね。
良くみると、下にはまだまだ洞窟が続いているようですね。
しかもちゃんと整備されているようで…
でもとりあえず踊り場の横にあるスペースを…
どうもここは普段お坊さんが陣取って、直接タンブーン(説法されたり水とか掛けられるやつ)をやるスペースみたいです。
さすがに今は居ないみたいですね。
で、下部に来てみました。
なかなか見事な鍾乳洞ですね~
天井の高さも、そこから下がる鍾乳石もかなりのものです。
こちらは現在進行中で成長している鍾乳石でしょうか…
もう下と繋がっちゃってます。
こちらは鍾乳石などを利用して祭壇を作ってあるみたいです。
で、その上にちょこんとお坊さんの像が置かれていますね。
しかし…結構広いですね~
ん?
ここが最奥でしょうか…
青いライティングと、仏像のみに当てられたスポットライトの効果で、結構幻想的な感じに仕上がっています。
これが…
もしかして真のご本尊様?
こちらは降魔印のを結んでいますね…
まさかこの洞窟には悪魔が出現するってこと?
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
って、タイの大仏は降魔印多いですけどね。
Jan./'11
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
ちょっと新しめで歴史的価値についてはあまりないかもしれませんが、このクメール風の建物と、洞窟はなかなか見事で、見る価値は十分にあります。
カンチャナブリ市街自体もともとメジャーな観光地ですし、そこからそれほど遠くないので、ちょっと足を延ばしてくるのも良いのではないでしょうか。
少なくともお隣と一緒に絡めることが出来ますので、来てもがっかり…
という可能性は少なそうですよ。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13° 59'10.09" N
99° 24'13.13" E
より大きな地図で 変スポ を表示
2 件のコメント:
このお寺のことは 良く知りません。
本当に 奇麗で 上品なっ感じがします。
カンチャナブリ県へ 訪れる人は 行ってみて欲しいですね。
朝太郎さま
たしかに、この手のクメール風なお寺って、ついクメール”遺跡”のなんちゃってみたいにみてしまいがちですが…
クメール遺跡にインスパイアされた現代的なお寺としてみると、結構楽しめますよね。
コメントを投稿