つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

30.10.11

Wat Kam Phemg Mani / Phitsanulok

さて、記念すべき500スポット目ですが…
舞台は一気に飛んで、ピサヌローク県バーンクラトゥム郡のど田舎。
もうピチット市街の方が近いのでは?と思うほどの外れの集落なんですけど…
あるんですよね、あれが。
名前はワットガンペーンマニー(วัดกำแนงมณี)というようです。



まだ朝の8時前なのか、参拝客の姿は皆無で、お坊さんがほうきで掃く音だけが響いているような状況です。
こんな感じな池もあったりしますが、こんなのは眼中ではないのですよ。



だって、お堂の脇には、こんな感じで、説法していたり、横になられている仏陀のコンクリ像が並んでいるんですもの。



その横は、”天上天下”の様子が再現されています。
後ろのお母様が片手を上げているのは、釈迦が脇から生まれてたという説話から来ているのでしょうか…
それよりも、この大変重要な、この場面の横に目を向けると…



うぎゃ~
でましたよ、例のピーが。
他の地獄のソレとは、だいぶ趣向が違うようですね~
全体的に、黒っぽいとか、顔が比較的人間の面影を残しているとか、何故か足がでかいとか…
(なんとなく理由は分かりますけどね)



とりあえず男性の方から。
理由は分かりませんが、何故かお腹の部分がぱっくりと開いて、内臓が見えちゃってます。
あと…
他の地獄では、大体巨大なんですけど、小さいんですよ、アレ。
本当に小指の先程度しかない…



女性の方はというと、他の地獄に比べると、全体的にまともな外観をしています。
まあでかいのは仕方がないですけどね。
しかし…男性もそうですけど、指のバランスは明らかに妖怪です。



その横には、寂しげな地獄ツリーが立っています。
根っこが板状になっているのは、そういう植物を模したからなのか、それとも”自立させるために必要”だったのか…
99%後者な気がしますけど、真実は分かりません。



ちょっと絵が寂しいんで、裏側からの写真も載せておきます。
境内はこんな感じになってるんですよ。
さらに反時計回りに周って行くと…



お約束の腹芸おじさんもいます。
このまゆ毛の太さが特徴的ですね。



これは…
遠隔操作の刑でしょうか…
執行人の腕が取れて…剣が罪人の頭の上に乗っちゃってます。



こっちはもっとすごい?

サイコキネシスの刑ですかね?
まったく何かしているわけではないのに、罪人の鼻と口から血があふれ出しています…



で、既に見えていたと思いますが、のこぎりの刑ですね。
のこぎり部だけコンクリではないようで、妙にギザギザがリアルです。



…お嬢さん、ウソツキさんなんですね…




どうぞ、召し上がれ~
って、嫌過ぎますね、煮え湯地獄。
でも、横のウソツキお嬢さんをチラ見していますね。



??
これは、ポージング地獄でしょうかね?



いつもの、円月輪の刺さった方ですけど、いつもより冷静のようですね。



すごい長い槍!
まるで信長の長槍兵みたいです。



こっちの執行人は、罪人が見えていないのでしょうか…
遠くのほうを見つめていますね。



ってことで、一周しちゃいました。
これが地獄全景です。



こんな寺でも本堂はありますが、残念ながら開いてません…
(どんな寺でも、よくありますけどね)



って、こっちに立派な看板がありました!
私の入ってきたのは、裏口だったんですね~



入り口には、こんなコンクリ像もあったりします。
笛を吹いているところを見ると、スントンプーを思い出してしまいますが、関係あるのでしょうか…



ちなみに、裏口には運河があったんですけど、正面には、本物の河が流れています。
完全に川に囲まれちゃって、なんか輪中地帯みたいですね。
(ローカルネタですいません…愛知県民は小学校時代に、普通に習うんですよ~分からない人はググってください)



Dec/'10
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
ちょっと地獄寺としては、小規模ですが、特徴的な巨大ピーと白を貴重とした地獄が、他の地獄と一線を画しています。
でも…朝早く行ったんで、日中も同じかどうかは分かりませんが、とにかく参拝者がいないのに、野犬がいっぱいいるんで…
ご想像通り、やつらに囲まれ、ほえられまくりました。
あんまりたくさんいると、身の危険を感じますよね…
ということで、逃げるように退散したんで、あまり細かく見られませんでした…残念。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
   16° 35'06.72" N
 100°14'19.02" E


より大きな地図で 変スポ を表示

24.10.11

Wat Chang Lom / Sukhothai

さて、スコータイ遺跡に戻ってまいりました。

とはいっても、別にここで何かをしようって訳ではなく、明日ピサヌローク~ガンペーンペットに行くために、一泊するってだけなんですけどね。
でも、先ほどシーサッチャナラーイで行った、ワットチャーンロームと同名の遺跡が、スコータイにもあるっていうので、一応寄ってみることにしましたよ。



川向こうの、およそ観光客の来ないこのエリアに、ひっそり建っているあれがそのワットチャーンロム(วัคช้างล้อม)のようです。
確かに仏塔の周りにソレっぽいのがあるように見えますね。



これが、そのワットチャーンロームみたいです。
シーサッチャナラーイや、後述のガンペーンペットのソレよりも規模は小さいですが、象さんの形はかなりまともにみえますね…
まともというか、とりあえず象には見えます。



これはウィハーンの正面からの図です。
もう、まったくご本尊の御姿は見当たりませんし、柱等もだいぶ逝っちゃってますね~



でも、象さん部分は、結構まともなのも残っています。
これが当時のものか、修復されたものか分からないのが痛いですけど、まあ、作り直しでも、象さんチェディのイメージが掴めるんでOKとしましょう。
(どっちがいいかはそれぞれですが、残骸だけってのも寂しいですしね)



その、角にある象さんのUPです。
まあ復元でも良いんじゃないかな~当時のイメージを思い浮かべるには。
日本でも金閣寺とかなんかも再建ですし、そういうのもありかな~



Sep./'09
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
難しいところですけど、シーサッチャナラーイ、ガンペーンペットの、同名の遺跡と比べたい…
みたいな、常人と違った視点を持った方なら、押さえておいても良いスポットです。
ただ、通常のスコータイツアー1泊2日では、コースをアレンジして連れて行ってもらわないと行ってくれないような、微妙なスポットです。
ちなみに、ここと関係ないんですけど私の初スコータイツアー(日系旅行会社のH○S)は、むりやり?アレンジしてもらって、Wat Tawetを詰め込みました。
もちろんプライスUPすることもありますが、私がアレンジするときは大抵無理やり行きたいところを詰め込んじゃいますね。
パックツアーでもそういうこと出来ますんで、皆さんも活用してみて下さいね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
   17° 01'12.29" N
   99°43'09.90" E


より大きな地図で 変スポ を表示

19.10.11

Wat Khok Sing Kharam / Sukhothai

さて、シーサッチャナラーイ最後のスポットは…

戻る途中の道端にあった、この遺跡です。
(もちろん公園内ですけど)



名前はワットコークシンカーラーム(วัดโคกสิงคาราม)と言うようです。
三連のチェディが特徴的ですね~



ということで、これがその三連チェディ。
3つに分けた分、規模が小さくなった…わけはないと思いますが、小ぶりな姿はちょっとがっかりかもしれません。



ウィハーンの方も、かなり小ぶりです。



チェディ側の様子。
ご本尊様も跡形もありません…
まさか、あのちいさな頭も手もないやつが、そうってことはないと思いますが…
(見難いですけど)



で、これが解説の絵の端っこにちょこんとあった、本堂のようです。
本当に6畳1間みたいな小さなスペースですね。
こんな小さなスペースに、小さな塔が建てられていて、そこに小さな窪みがあるのですが、ご本尊はこの小さなスペースに安置されていたってことでしょうか…
それとも後付ですかね?



ちなみに、ここは城塞都市なんで当たり前ですけど、川沿いにはこんな感じに壁が並んでいます。
こんな低いので良いのかしら…
と思っちゃいますが、まあ川があるからこれでもよかったのか、それともただ単に昔はもっと高かったのか…
分かりませんね~。



Dec/'10
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
3連チェディ自体は珍しいような気がするのですが、いかんせん規模が小さすぎますね。
ここ自体は、車でシーサッチャナラーイに来る場合(ツアーならほぼ100%)この道を通らないとワットプラシーラッタナマハタートウォラウィハーンにたどり着けないんで、自動的に見る事になります。
ただし、まったく有名ではないので車上からですけど。
日本人ツアーでは、おそらくないのですが、ファランや、中国人ツアーなんかは、この遺跡の正面の…
なんだろう…植物園のような動物園のような、ちいさなアミューズメントによることもあるみたいです。
こういうのを見ると、日本人の旅行スタイルって、良いとこ取りパターンが基本なのかな~って感じますね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
   17° 25'49.63" N
  99°47'49.73" E


より大きな地図で 変スポ を表示

15.10.11

Wat Nang Phaya / Sukhothai

ワットチェディチェットの、これまた東…ひとつ遺跡をまたいだ先に、もうひとつ有名な遺跡があります。
この橋の向こうにあるみたいですね~



名前は、ワットナーンパヤー(วัดนางษญา)と言うようですね。
お約束の、ウィハーン+チェディが縦に並んでいる構造をしているみたいです。



あれが、そのチェディみたいですね。
大きさもそれほど大きくなく、表面の漆喰も剥がれちゃってレンガむき出しです。



で、ウィハーンの入り口側から仏塔を眺めてみました。
ご本尊様の痕跡は、台座ぐらいしか残っていませんね…
でも、ここの売りはこのどちらでもないんですよね。



実はウィハーンの横(実際はウィハーンの壁かな?)に、こんな屋根のついた壁があるんですけど…



ここの壁には、当時の細かな文様がしっかりと残っているんですね。



拡大図です。
確かになかなか見ごたえありますね。



Dec/'10
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
壁がすべてです。
(たぶん)
壁は確かに見入ってしまいますが、それ以外のところはそれほど興味を引くところはなさそうです。
まあ、シーサッチャナラーイ遺跡公園の一部として見る事になるので、問題はありませんが、単独で…となると、ちょっと寂しいかな?

Google earth 座標(分かるやつだけね)
   17° 25'43.29" N
  99°47'19.29" E


より大きな地図で 変スポ を表示

10.10.11

Wat Chedi Jet Theo / Sukhothai

ワットチャーンロムから、道をはさんですぐ東に、これまたシーサッチャナラーイの中では有名な、ワットチェディチェット(วัดเจดีย์จ็ดแถว)があります。
名前の通り?7つの仏塔があるお寺って事ですね。



昔はこんな感じな、壮大なお寺だったみたいですけど、今は中央のウィハーンは基礎だけとなり、周りの仏塔だけが乱立している…
といった状態になっています。



仏塔は7つ…ってことはなくて、いくつかは知りませんが、小さな仏塔がいっぱい建っています。
おそらくいろいろな時代に、増設増設していった結果、いろいろな時代の仏塔が立ち並ぶようになったのだと思います。
(と、おネエ系ガイドが説明してくれました)



正直、どれが何時代のものかはさっぱり分かりません…
が、これは比較的新しいかな?
(まったく自信ありません)



今のチェディの拡大。
窓の部分に、ナーガの乗った仏陀が鎮座しています。
…仏陀とナーガってなんの関係があるんでしょう…??
どこかのサイトには、仏陀を7日間雨風から守って、さらに仏陀に帰依した…なんて書いてありましたけど…



ともかく、こんな感じでそこら中に、小ぶりな仏塔が建っています。
ガイドさん曰く、みんなお墓だそうです。



お墓の中に立仏なんかも安置されているんでしょうか…



で、ここがウィハーンの部分みたいですね。



正面からの図です。
御本尊様も、腰から下しか残っていませんし、柱もだいぶ崩れ落ちてしまっています。



もちろんウィハーンの周りもこんな感じに仏塔が取り囲んでいます。



せっかくなんで、パノラマ画像にてご堪能ください。
ちなみに、パノラマ画像を見るときは、拡大して、左右にスライドさせてみると、臨場感が楽しめます。
ブログに表示されるサイズだと、ただの歪んだ画像でしかないのでご注意くださいね。



Dec/'10
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
さすがに飽きてきたこともあるんですけど、”これ!”といった、強くアピールできるものが無いのが残念です。
もちろん…たとえば、これがウタラディット県(未だ行ったことないや)みたいな、なにもない?ところなら、当然の如くゼヒ行ってください!になるんですけど、スコータイでは、まあ似たようなところが多すぎるんで仕方ないですね。
でも、もちろんここがしょぼしょぼってことではなく、周りがすごいってことです。
まあ、シーサッチャナラーイ遺跡公園では指折りのスポットなんで、来れば行くことになってしまうでしょうけどね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
   17° 25'50.29" N
  99°47'11.64" E


より大きな地図で 変スポ を表示