つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

27.10.09

Wat Pa Thewaphithak Pracha Bamrung / Roi Et

ロイエット近郊…丁度北に向かって10km程度でしょうか…
幹線道路沿いなので、ひっそり…とは行きませんが、マイナーなお寺が建っています。
その名もワットパーテーワーピタックプラチャーバムルン(วัดป่าเทวาพิทักษ์ประชาบำรุง)と言います。
まあ、名前の通り森に囲まれた、一見なんてことないお寺ですね。


中もこんな感じで、森の中にちょろっとお寺部分がある…見たいな構造ですね。
仏陀の列の先が本堂でしょうか?


実際、このお寺本堂と呼べるレベルの物すら存在していなさそうで…これも講堂の前に設置されたお参りポイントなんです…
いえ、本当コレが一番ご立派なんですよ。


まあ、その他小物はぼちぼちあるんですけど…


こちらの坊主ご一行様は、エンドレスで、しかも常時稼動しているようです。


なんでタイの弥勒様って、すごく悪そうな顔しているんでしょう?


…って、お寺部分はこんな感じで正直、”行く価値なし”レベルです。
が、ここからが本番なんです。
門をくぐってすぐの、北側の仏陀の列の隙間に、怪しげな通路があります。
どうもここから入っていくようですね。


内部は…当たり前ですが森の小道といった感じで、まったくロイエットまで森林浴しに来たのか!と言いたくなるくらいの森林度合いです。
が、ちょっと横に目をそらすと…


出た~!!
って、魔女のおばあさんでしょうか…
まあ、ハロウィンらしくて良いんではないでしょうかね。


ってそういうわけではなく、やはりここも一種の地獄寺のようです。
しかも大抵の地獄の前には、コインを投入するところが設置されていて、入れるたびに怪しげなうめき声、叫び声と、説明口調なタイ語が聞こえてきます。
(どうも重さで反応するだけらしく、10Bでも5Bでも、1Bでも何でもいいようですね…もちろん、きっとコイン以外でも…やりませんけど)


まだまだ地獄は始まったばかりですよ。
どうもこのお寺の地獄は、わざとか天然なのか、骸骨調の亡者が多いようです。
しかも造形と塗りがまた…うん、すばらしい。


一応地獄の合間には、こんな感じで天国?も混ざっています。


が、いつもの”仏陀の生涯”に出てくるこの、”人さらいジジイ”も、ここのお寺にかかればこんなもんですよ。
どこかの餓鬼が落書きして行ったのでは?と信じたくなるぐらいのクウォリティーです。


こちらはおなかから内臓出ちゃってますね…骸骨のクセに。


執行人の表情がまた…狂気に満ちています。


この子連れ…赤ちゃんも骸骨していますね。
何故か哺乳瓶だけ本物なのは、誰か参拝客が置いていったのでしょうか…
まあ、母親が骸骨では出る乳もでませんしね。


これは!
何がすごいか説明が難しいですが、あふれ出す何かを感じさせます。


おっちゃん達がだべっていますが…すごい化粧ですね。
つけまつ毛スゲ~!
ってことで、北側の地獄エリアは大体こんなもんのようです。


南側の森は、ガネーシャ様も見えていますし、きっと天国ゾーンなんでしょう。
では行って見ましょう。


こっちはこっちで、やはり密林をかいくぐって…みたいなすごい通路に、仏陀が並んでいます。


って、まだ地獄ですか!
ってか、周りの生物なんでしょうか…


??
なぜに原住民っぽい人が…
妙に出来がいいのも謎です。


こんな、何てことない?ところも、コインを入れると…


こんなん出ちゃいました~
”親戚いない人”だとこうなるらしいです…
そんなの本人のせいじゃないのにね。


こっちは多分中絶地獄でしょうね。
分かりやすいですよね、これは。
でも、後ろに死神が控えている地獄は初めてみました。



ケチャップ地獄?
説明書きがないので良く分かりません。
(箱は”寄付”って書いてあるだけです…露骨ですね)


一応慰め程度に天国があるのですよ…
12子地獄…じゃなく、天国ですね。
だいぶ麻痺してきました。


でも、そのすぐ横にはしっかりこんなのが、天国にすがる愚か者を嘲り笑っています…多分。
髑髏のブーツがちょっとおしゃれ?


ここ、一般の地獄寺で言う、所謂地獄鍋やら、地獄ツリーとかないんですけど、そういった複雑な物は、このように絵で表現しているようです。


絵は結構リアルなんだけどね~
理想と現実には想像を絶するほどの隔たりがあるようです。


水掛祭り地獄でしょうか…
この辺になると、罰なのか何なのか良く分かりませんね…


天国ゾーンで良く見る、この風景も、良くみると…


うへ~っ…
後ろの絵がまともなだけに、余計に不気味さが引き立ちます。


白人様?
何でしょうね?南東の端に、一人だけぽつんと立っていました。
そろそろ地獄も終わりってことでしょうか…


そんな訳ないよね。
多分”泥棒する人は指切っちゃうよ”の刑ですね。


こっちはまんま首吊りですか。
自然の木を巧に利用して作られていますね。


こちらのおねーさん、一見普通なんですけど、良く後ろの壁をみると、何故か裸の女の人が逃げ惑っています。
…このあたりから趣向が変わるんでしょうか…


4人のお坊さんはいいとして、後ろの地獄鍋の絵も気になるところですけど、手前の人、すでに終わってませんか?


こっちはヤク中でしょうか…
背景はやっぱり地獄の風景ですね。


あ、骸骨だ。
良く考えたら、ここまで露骨な骸骨は初めてですね。
手にヒモもついていますし…コイン投入!
………声だけでした、残念。


?また刑罰地獄に戻ってきたようですね。
こちらも手に関係する罪でも犯したんでしょうか…


横にはこんな惨殺体も転がっていました。
ということで、ぐるっと一周して、門のところに戻ってくることが出来ました。
めでたしめでたし。
(本当中で迷子になる…ことはありませんが、全部網羅できたか自信ないぐらい複雑でした)


Oct'/09
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
寸評
上記でも書いたとおり、お寺自体は本当、どうでもいいレベルですが、その他の部分がすばらしい!
地獄自体は、ごらんの通りほとんど亡者と刑罰執行で占められていますが、結構なボリュームです。
しかもごらんのタッチと来たもので…
ある意味地獄の新境地を見た、といった感じです。
ロイエット市街からも近く、簡単(カラシンに向かう道まっすぐ行くだけ)なので、軽くモタサイを拾って行く事が出来ます。
ロイエットには他にもすばらしいスポットもいくつかありますし、そちらとあわせて行けば、もうその旅行の充実度は約束されたような物です(地獄好きなら)。

16° 07'52.63" N
103° 37'37.62" E


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22.10.09

Wat Khlong Rua (MahaNikai) / Phitsanulok

ピサヌローク市街に程近い、11号線沿い。
普通の人はすぐそばの山の上にあるお寺(誰かがGoogleEarthの地図に写真貼ってますね)に目が行くところなのですが…
もちろん私の目は、反対側にかすかに見える、大仏に釘付けです。
(見えますでしょうか…門の奥に上半身のみ写っています)
お寺の名前は、ワットクローンルア(วัดคลองเวือ(มหานิกาย))というようです。


もう少し近づいて…こんな感じで、周り何にもありません。


とりあえず無難な仏塔から…
土台と釣鐘部分に窓がある以外は、比較的良く見る形です。
シャッターも含めてすべて閉まっているので中確認できませんけどね。


塔の前には、写真では分かりにくいですが、それぞれ結構な大きさの仏陀が並んでいます。
立っている方は15m近くありますでしょうか…


反対側にも同様に仏陀がいっぱい並んでいます。
もちろんサイズも同レベルです。
どうもここは巨大仏陀陳列寺…とでも呼べばいいのでしょうか。
ともかく巨大な像(仏陀に限らず)が立ち並んでいるところのようです。


こっちの小さなサーラーにも、お坊さんの像が…
(これでも3mぐらいあります)


こっちも…周りのイスと比べればなんとなくサイズ分かりますよね。


でも本命はこれのようです(最初に見えていたやつ)。
中央の大仏はもちろん20mオーバーですが、手前の座ったお坊さんとか、奥の胡坐かいたお坊さんも、しっかり10~15m級です。


大仏の拡大。
特徴は…う~ん、足の裏がデカいことかな?


どうも奥の回廊の奥にあるコレが本堂のようですね。
いかにもタイっぽい色彩と形なんですが、微妙に違和感覚えますね。


多分この手の窓(ハメ殺し)の出っ張りが他では見られないからでしょうね。


内部は、周りに仏陀の生涯画が描かれていて、中央にちょこんとご本尊様がある、所謂標準的な感じです。
お坊さんもスタンバッていますが、何せ境内を含め、私以外誰一人参拝客がいないため暇で暇でしょうがないと言った感じのようです。


しかし…このご本尊様、やっぱり同じピサヌロークで一番有名なワットプラシラッタナマハタートを意識しているんでしょうね…
背景とかご本尊とか作りがそっくり…
でも、作りこみの甘さと、ライティングの技術で負けているので、オリジナルの神々しさ?までは再現できていないようです。


Sep'/09
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
大仏マニアなら抑えておいて損は無いかもしれません。
が、ともかく地味で無名で参拝客がいなくて…いるのは多数の大仏と犬の集団のみ…
犬と戦う度胸のある方のみチャレンジするのがいいかもしれません。

16° 49'55.97" N
100° 23'53.24" E


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