つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

15.1.10

Ko Lipe (Lipe Island) / Satun

12月某日、トラン県にあるハートヤオ港。
この場所に来たのは、もちろんサトゥン県の沖にあるリペ島(เกาะหลีเป๊ะ)に行くためです。
というのも、サトゥンにあるパクメン港は不便なのと、タイガートラベルなる高速船会社が、トラン空港からピックアップ込みのリペ島行きのチケットのインターネット予約をやってたからなんです。


これがその高速船のようです。
当然のように、上のデッキ部…日が当たる部分を白人が占拠…
この一番日差しの強い時間に、何時間もかかるんですけど大丈夫なんでしょうかね~
というか、定刻をすでに1時間近く過ぎてるんですけど…さすがにタイのこのいい加減さにもだいぶなれてしまったようですorz


ということで、海上を走ること2時間以上…
見えてきました、これがリペ島のパタヤビーチという、一番にぎやかなところのようです。
(ちょっと写真が暗めなのは、すでに4時ごろだからです)
え?ここからロングテールボートに乗り換え?50B徴収?聞いてないよ~
ということで、土壇場でそんなこと言われるので白人が何人もコンプレイン。
そんなことどこにも書いてないんで当然ですが、コンプレインしたところで、送ってもらわないとどうしようもないのも事実…
まあ、素直に払っておきましょう。


島の南、パタヤビーチはこんな感じで結構遠浅の湾になっているようです。
だいぶ潮が引いていますが、こんな感じでこれぐらい沖の方でも、全然海面下のサンゴが見えちゃいます。


もちろんビーチも海もすわ~い!
海が水色なのは、砂地の割合が多いんでしょうね。


ということで、水中もやはり浅いだけあって、どこまで行っても浅場のサンゴが続きます…
どこまで沖に出ればいいんでしょう。


それでも何百mも沖に出ると、さすがにこんな感じで深く、澄んできます。
トランとかの島と違って、このあたりはサンゴ礁から急にドロップとかはしていなさそうで、さらに先に先にと白い砂の海底が続いています。


でも、ちょっと魚影が少ない気がしますね…
サンゴはモリモリあるんですけど。
ということで、あまり沖に行っちゃうと帰って来れないので、このあたりで引き返すとしましょう。


実際、遠浅の砂浜なんですけど、引き潮とはいえ、かなり波打ち際の近くの浅いところまでサンゴが来ています。
もちろんこの写真は立って撮っているのですが、すでに腰より水面低いです。


探すとこんな浅いところにも、ニモとイソギンチャクとかが住み着いています。
(手ブレではなく、波があるんで海中の物がはっきり写らないんです)


簡単にこんな近くで撮れちゃいます。
足が付くんでね。


こっちはスカンクアネモネフィッシュ。
これもかなり浅場にいました。


ここは結構浅場も楽しく、こんなヨウジウオの仲間っぽいのとかもちょろちょろいます。


ミノカサゴなんかは暑いのか、岩の陰でお休み中でした。


さて、場所を変えて島の東側にある、その名もサンライズビーチに行ってみましょう。
パット見、こっちの方が、さらにきれいに見えますね。
(まあ、パタヤビーチに比べ、リゾートとか少ないですしね)


透明度もすごく良さげですね。
でも、こっちも結構沖の方まで砂浜が続くようです。
海の中はどうなんでしょう…


こんな感じでした。
もちろん浅場でも生きられるサンゴがずっと続く感じですが、めちゃくちゃ浅い(泳ぐのが難しいぐらいです)ため、水面にサンゴが写っちゃってますね。


沖の島(ごめんなさい。さっきの写真のではなく、もう少し近いやつです)まで来たんですが、こんな感じでずっと浅瀬が続きます…
シュノーケリングもままなりませんね…


それでも、こちらも浅場のところどころにニモなんかがいます。
もちろん1m以下で足も付くので、子供でも安心?


なんて言ってるうちに、島の横あたりぐらいから少しずつ深くなってきました。
ついでに波も急に高く…多分外洋の影響下に入ったんでしょうね。
まだまだ浅いですが、サンゴの質もだいぶ変わってきました。


構成はやはりパタヤビーチと同じで、少しずつ深くなる砂浜のところどころに(というには多いんですけど)サンゴが点在している、といった感じのようです。
魚もめっちゃくちゃいる…ってこともないようで…
ぼちぼちはいますけどね。


こっちは、もうみんな飽き飽きしている、”軍曹”ことツノダシですね。
本当、最初のころは結構感動したりしたものですけど、今となってはただの雑魚…


ということで、今日は十分シュノーケリングを堪能しました。
(浅すぎな感もありますけど)
パタヤビーチに戻り、当然のように「乾杯!」です。
あろ~い!
明日はシュノーケリングツアー”プログラムB”に参加して見ましょう。


関係ないけど、リペ島は結構開発が進んでいるようで、もう秘島とはいえなくなって来ています。
ここはパタヤビーチとサンライズビーチを結ぶ(ほぼ)唯一の舗装道路だそうで、その脇はこんな感じに島一番の繁華街となっています。


そこに何故か”SUSHI BAR”が…
さすがに行く勇気なかったので、誰か挑戦してください。
(というか滞在中ほとんどイエローカリー”マンッサマン”食べてました)


Dec./'09
評価
★★★★☆:その地方(北、南、東北、中央)に行ったらぜひ!お勧めです。
寸評
さすがに噂にたがわずすばらしいです。
開発が進んでしまっているとはいえ、まだまだサメットとかサムイみたいな事もなく、適度に便利ぐらいな感じでしょうか。
サンセットビーチには行けませんでしたが、パタヤビーチ、サンライズビーチは遠浅で、ちょっとシュノーケリングを堪能するには物足りない、もしくはそれを越える位沖まで出なくてはならず、ちょっと大変かもしれません。
それでもリゾートの前は真っ白なビーチで、海はマリンブルーで澄んでいて、シュノーケリングも楽しめるとなれば、こんな遠くまで来た甲斐があるってものです。
さらに、ここを基点に周りの無人島とかにシュノーケリングツアーや、ダイビング等も可能なので、直接も楽しめるし、起点にもなるベースとしても活躍できそうです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
06° 29'12.63" N
99°18'03.30" E


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7.1.10

Suwan Kluai Mai Udon Sanchai / Udon Thani

ウドン外環北西にウドンサンシャイン蘭園(สวนกล้วยไม้อุดรซันไฌน์)という、個人経営の蘭園があります。
ここは普通の、所謂観光地にあるような蘭園とはまったく違うとのことで、ちょっと寄ってみました。


蘭園自体の規模は大したこと無いのですが、ここの蘭はまんま”ウドンサンシャイン”という、オリジナル品種を栽培しており、しかもそれらの蘭は販売していないとのこと。
この時期は季節外れなんでしょうか…花もまばらですね。


何でも、この蘭はDr. Pradit Kapermpoolによって香水用に品種改良されたもののようで、門外不出らしいです。
ちなみに香水に使うことの出来る蘭としては、世界初とのことで…(と、ツーリズムタイランドに書いてあった)


蘭自体はそんな変わった形をしてるとかはなさそうですね。
きれいって言えばきれいで十分観賞用になるのですが、ここでは基本的に花の香りを楽しむようで、”来るなら早朝~午後2時ごろまでに”だそうです。


ああ、もうひとつここには売りがあって、タイ語は知りませんが”Udorn Dancing Plant Organic Herbal Tea”という、お茶も栽培しているようです。
(正確には隣の敷地でしょうか…)
何でも、音に反応し、風も無いのに踊りだすとかで…


おばちゃんが実演してくれました。
風も無いのに、手をパンパンとたたくと、確かに最初は葉が、そして茎全体が揺れます。
まあ、個人的な見解ですと、オジギソウみたいに振動とかに反応しているのでは?と思われます。
ちなみにこのお茶は、老化防止その他に効果があるそうですよ。
(HPより)


ということで、実際に入り口にはこんな小さなショーケースがあり、その中に売り物の香水が3種類展示してあります。
1つ目は1番の売りの”Miss Udorn Sunshine Orchid Perfume”…そのままウドンサンシャインから抽出した物を使ったもので、女性用とのこと。
確かにめちゃくちゃ甘い香りが、私にはきついぐらいです。
(正確には柑橘系とかの香りも足しているようです)
2つ目は”Udorn Toob Moob Perfume”…このあたりに昔からある、白い小さな花”Toob Moob”から抽出した物だそうです。
一応ユニセックスらしいですが、個人的にはこれが一番さわやかでいい感じに感じましたね。
で、3つ目が”Udorn Maeng Kaeng Perfume”…という、上記のToob Moobに、どうもカメムシの一種でしょうかね…のエキスをくわえた物のようです。
HP上はユニセックスになっていますが、店員?はメンズだといってました。
でも、これも結構甘い臭いが…
ということで、お土産も含め、自分用には2つ目をGet(でもまだ開けてないや…)。


一応隣にはいろいろ表彰認可その他の証拠?(読めないので分かりませんけど)がいろいろ飾ってある棚もありますので、タイ語読める方は是非読んでみてください。


Oct./'09
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
他の蘭園とは一線を画すだけでも、価値はあるかとおもいます。
規模は小さいですが、ウドンタニのお土産に困った際にも重宝します。
実際には、HPに載っているサイズ以外に、ミニサイズの瓶3種類まとめたお試しセットなんかも150Bで売ってました。
(お土産用には十分でしょう…バラせば)
ちなみに下記がオフィシャルのHPのようです。
ここ
詳しい説明その他は全部そちらに書いてあるので、興味のある方は覗いてみてください(英語ですけど)。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

17° 25'41.32" N
102°46'31.47" E



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4.1.10

Wat Si That Pramancha (Wat Pa Mew) / Udon Thani

先のワットポーチャイから、さらにど田舎(本当にほとんど家すらない…)南東に向かうこと数10Km…
シータート郡チャンピー村の端に、ひっそりとお寺が建っています。
お寺の名前はワットシータートプラマンヤチャー(もしくはワットパーメオ)、タイ語でวัดศรีธาตุประมัญชา (วัดป่าแมว)というようです。
入り口からしてちょっと怪しげですが、とりあえず入ってみましょう。


入り口の怪しさとは相反し、境内はいたって地味な印象。
中央にかなり古そうな境内、その後ろに古そうな仏塔の跡、でその後ろに跡継ぎの仏塔が直列に並んでいるレイアウトです。


本堂自体は、もう救いようが無いぐらいぼろぼろで、それを無理やりトタン屋根つけて持ちこたえさせているような構造です。
ちょっとだけ壁画もありますが、これが古い時代の物なのかどうかは私には分かりません。


内部はこんな感じ。
まあ、何てこと無い感じなんですが、あの小さな仏陀か何かが、霊験あらかたなのか、それとも由緒正しいのかなんでしょうね。


裏に回ると、仏塔の残骸が残っています。
まあ、本当に”残骸”と表現するのが妥当な感じで、実際周りも草生えまくり、一応布も巻いて祭ってありますが、その鮮やかだったであろう黄色も、今は見る影もありません。


で、その後ろの新しい仏塔。
東北地方では比較的多いラオス系の仏塔(タート)の形をしています。
高さは大したことなく、10~15m程度ですね。
一応入り口から入ることが出来るようですが…


中はこんな感じで何にもありませんね。


…といった感じで中央部は普通なのですけど、これらをコの字型に取り囲むように、周りを仏陀の生涯を模したコンクリ像が配置されています。
これは弟子に説法中なのでしょうか?


こっちは”天上天下”のシーンですね、わかります。
…なんか、後ろの絵があまりタイっぽく無いですね。
むしろ中国とか日本に近いですか?


これは良く分かりませんが、周りにマイサバーイな人がいるのに無視、の図でしょうか…


!何か怪しい一角が見えてきましたよ。


頭蓋骨を模した物のようですが、結構でかいです。
顔にはターイレーオパイナイ?…死んだらどこに行くの?と書かれています。
いい感じですね。


ほ~ら、さらに怪しくなって来ましたよ。


ということで、ここが入り口のようですね。
なんの入り口かな~?
…すでに見えていますけどね。


ということで、いきなり登場の地獄鍋。
わざとかどうか分かりませんが、ここのは鍋の中の亡者の方がかなり亡者っぽいので、結構不気味に見えますね。
鍋の火はやはり絵で対応しているようです。
さすがに火までコンクリで表現するのは難しいのでしょうか…


こちらは地獄ツリー。
なんかあまり木に見えませんし、どこまで罪人で、どこまで執行人かわかりませんけど、不気味さだけは伝わってきます。
やはりこの色あせ具合の賜物でしょうか…


こちらは解体作業中のようです。
手前の人、振りかぶった腕の先ありませんが、何したいんでしょう…


これ、何でしょうね?
食材を捌く前に一度洗浄しているのでしょうか…
他の地獄であまり見たこと無い光景ですね。


こちらは捌いた食材を干しているのでしょうか…
って、多分ウソツキ君たちは舌を引っ張られるの刑なんでしょうね。
この地獄のみ色が鮮やかなのは新しく作ったんでしょうか…それとも塗りなおしたんでしょうか…
鉄棒部分を見る限り後者っぽいですけど。


こちらもなんの地獄か分かりませんが、とりあえず蟻塚がこんなに大きくなるぐらいは古いんでしょうね。


こちらはノコギリ地獄ですね。
ノコギリ部分のみ金属で出来ているので結構不気味です。


こちらは串刺しの刑のようです。
このような形の、縦に一列の串刺しも珍しいですね。


こちらは罪人が豚…まさか犬でしょうか?に襲われているところのようです。


こちらは仏陀様に救いを求めている、罪人の列ですね。
でも、人数が尋常じゃありませんね。
ここの閻魔様は他よりも厳しいようですね。


仏陀様の視点から見てみました…
ああ、こんなのが大挙して寄ってきたら逃げちゃいますよね?
やっぱり仏陀は偉大です。


地獄はまだ続くよ。
こちらも罪人を捌いている所のようです。
良く分かりませんが、この手の、腕を切る刑は、大抵泥棒さんはこうなるんだよの場面だったりします。


これは…さすがにわかりませんね。
ただの地獄の残骸でしょうか…


ああ、やっとありました。
閻魔様の裁きの図が。
この手のは普通入り口近くに配置されるんですが…
ここでは最奥に配置されています。


ちなみにこの地獄エリアの周りの壁も、しっかり地獄関係のレリーフが描かれています。


…まあ、タイ文字を読まなくても、なんとなく言いたいことが伝わる、比較的分かりやすい描写がされています。


こっちも、なんとなく分かりますよね?


これは…ちょっと分かりませんが、首につけた髑髏の首飾りがステキですね。


関係ありませんが、地獄エリアの奥に、このような円形の石組みがあります。
もちろん何なのかさっぱり分かりませんが…


何故か1ヶ所顔があります…
気のせいでしょうか?


Oct./'09
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
ちょっと規模が小さいのと、地獄以外に売りが無いのが残念ですけど、はっきり言ってかなりの穴場です。
Googleで、タイ語でググってもあまり引っかからないぐらいマイナーなお寺のようです。
2号線からここまで、記憶が正しければソンテオともまともにすれ違いませんでした。
また、現地からわき道に入るあたりも、モタサイとかまったく見当たらなかったので、公共機関を乗り継いで行くのはほぼ無理かと思われます。
素直にウドンタニで車チャーターするのが無難ですね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

16° 57'52.79" N
103°11'13.96" E


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