つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

28.2.18

Ku Noi Ban Yang Ku / Roi Et

ロイエット有数のクメール遺跡(多分)の、プラーンクー
その、わずか西に400mほどのところに、もう一つ別のクメール遺跡があると知ってやってきました。
この…土台がそれの様です。



能書き…じゃなくて、説明書き。
は、かなり劣化して読みにくいですが、かろうじて解読できるレベルです。
遺跡の名前は、クーノーイバーンヤーンクー(กู่น้อยบ้านยางกู่)と言うみたいです。



とりあえず、土台の上に登ってみました。
う~ん、広いだけで何もないですね。
しいて言えば、ヨニが点在しているだけです。
一応これは、向かって右側です。



ちょっとわかりにくいので、パノラマってみました。
こんな感じです。
きっと、昔はこの上に祠堂が3つ?建っていて、その場所がちょうどヨニのあるところってこと…
だといいな。
一応横に1列に、等間隔に並んでますしね。



向かって左側…



ちなみに、これは中央のヨニ。



向かって右のヨニ。



で、向かって左のヨニ。
これ以外は何にもありません。
残骸とかどこに行っちゃったんでしょうね。
近隣の人達が、建材として持って帰っちゃったのかな?



May/'16
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
まあ、なんらか祠堂の痕跡が残っていればよかったんですけど…
見事に何もありませんでしたね。
気が向いたら、プラーンクーのついでに寄る…
それぐらいしか来る理由はなさそうです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
 16°04'36.80" N
103°43'53.45" E



Suwan Sathana Phuttha Prawiti Wetsadon Chadok(Wetsandorn Chadok History Park) / Roi Et

ワットパーノーンハイトーンから、さらにロイエット市街地寄り…
外環道路のすぐ外側に、ウェットサンドンチャードック公共歴史公園?(สวนสาธารณะพุทธประวัติเวสสันดรชาดก)という、ちょっとした公園があります。
人工池の周りに、ぐるっとサイクリング?コースが伸びているといった感じになっています。
ちなみに、現在位置は、池の北東側の角で、池中央の出島は、地区の役場みたいなものなので無視します。
では、反時計回りに、ぐるっと周ってみましょう。



この池の周りには、ところどころに、このような謎の像が点在しています。



結構造形はしっかりしているんですが…
何のシーンなんでしょう。



こちらは、女性(ですよね?胸あるし)が踊っているところの様ですが…



タイ版の大名行列ですかね。



その横では、打ち捨てられた死体が…
というか、残骸が山積みになっています。



象の足元にも、踏みつけられた人の死体が転がっています。



ちょうど池の北側あたりにやってきました。



しかし、ここの像は、だいぶ壊れているものが多く、元は何だったのかよくわからないものも多いですね。
修復とかしないのかな?
それとも…
すでに見捨てられている?



池の西側まで来ました。
う~ん、広いですね…



百獣の王ライオンも、こうなってしまっては、如何ともしがたいです。



久しぶりにまともなやつがありましたよ。
馬と仙人…
もちろん何のシーンかさっぱりわかりませんし、仙人の腕もげちゃっていますが。



これは、腕も頭ももげちゃっていますが、地獄とかで良く見る、木の上と下でやり合っているシーン?
ってことは、釈迦の生涯か何かを表現しているんでしょうかね。



これで、約半分…
池の南西の角まで来ましたよ。
しかし、人気が無いのか、忘れ去られているのか、人っ子一人いませんね…



ここも、ほとんど残骸で、むしろ手首のない女性が、ほぼ原形を保っているのが奇跡的です。



この辺りは、比較的まともに残っていますね。
とりあえず赤子を連れた夫婦って感じ?
つ~ことは、釈迦夫妻ですかな。



こちらも、打ち捨てられた感バッチリですが、像としての原形はそれなりに保っていますね。



池の南東部の角までやってきました。
スタートから、ざっと1km地点ってところです。



あ、また象さんが出てきましたね。
その進路をふさいで座り込んでいる人たち…
お釈迦様の、領内巡回シーンかな。



台の上の人が、下にいるおねーさんから、何かを受け取っているようですが…
スジャータさんのシーンにしては、お釈迦様結構肉付きいいようです。
で…
結局この公園って、何だったんでしょうね。



May/'16
☆☆☆☆☆:行く価値なし(私の主観です)。
う~ん、何と言ったらいいんでしょうね。
コンクリ像は、見ての通りこんな有様ですし…
公園としては、日陰もベンチも売店も無いですし、しいて言えばサイクリング&ランニングコースぐらいに使うぐらいでしょうか。
せめてコンクリ像がまともなら良かったんですけどね。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
 16°01'24.47" N
103°38'09.29" E



Wat Pa Non Hai Thong / Roi Et

カセートウィサイの街から、ロイエット方面に33kmほど…
というか、ロイエット市街から16kmほどのところまでやってきました。
この辺りも、一応ムアンロイエットに入るようですが、周りは田んぼばかりのど田舎です。
そんなところにひっそりとあるお寺にやってきました。



入る前から、微妙な象さんがお出迎えしてくれます。



お寺の名前は、ワットパーノーンハイトーン(วัดป่าโนนไฮทอง)と言います。



門をくぐると、左右に仏像が並んだ参道があります。



で、その奥に、こんな建物があるのですが…



壁には、どこかの小学生か誰かが書いたような絵が描かれています。



何か、牛頭馬頭につるされそうになっている人たちの絵が描かれていますね~
もしかして、これ地獄ですか。



そういう目で見ると、あまり地獄っぽくはありませんが、確かにちょっといや~な感じのシーンだったりしますね。



これは、ただの現世の処刑シーンじゃないの?



ああ、地獄鍋ですね。
確かに煮立っていますが、ただのお湯みたい。



こちらはお腹を掻っ捌かれるシーンですかね。
右の方で、既に捌かれたおねーさんの臓物に、わんちゃんが群がっています。



ううっ…
この地獄は、男性だけしかわからないと思いますが、凄く嫌かも…



地獄との境目、黄泉平坂でしょうか。
たまに地獄絵では見ますけど…
下の蛇に食われている女性が、メドゥーサにしか見えないです。
あと、崖の上の馬頭牛頭のデフォルメが可愛いい!



すでに、捌かれて、日干し中の人達。
横の帽子かぶったおじさんは…
まさか閻魔様?



ということで、地獄絵エリアは終了…
なんですけど、その先に待つのは、コンクリ地獄エリアだったりします。



順番に、ざっくりですが左側から…
いきなり酒飲みには厳しい、ビールいっき地獄。
ビールを1本いっきもキツイって。



その横にある、この器、もしかして地獄鍋?
一応下に骸骨あるし、よく見ると、中にも模様が描かれているし…



これは…
サイズは小さいですが、他の地獄で言うところの、所謂巨大ピーに相当するものですかね?
妙に舌の幅が広いです。
足元のキノコがアクセント。



骸骨君たち。
顔とかアバラとか、丁寧に赤色塗ってますけど、もしかして血を表しているのかな?



この辺りは…
意味不明ですが、どこかの芸人に、似たような人いそうです。




良くわからないけど、なんか嫌ですね。



嘘つき君は、手をハンマーで潰される地獄でしょうか。
しかし、ここの地獄は造形師と、塗り師が何人かいるんでしょうかね。
白い奴らとだいぶ違って、目が生き生きしています。



こいつは、罪人ではなく、獄卒のほうでしょうか。
肩に水牛の頭蓋骨つけていて、ちょっとかっこいい?



こっちも獄卒っぽいですが、目が逝っちゃってます。
というか、今までの白い奴らに比べて、筋肉の表現とか、だいぶリアルです。
やっぱ作っている人違うのかな?



この辺りは、地獄というか、単独な人たちが多いですね。
この青い眉の人、何者だかさっぱり。
まあ、罪人ではなさそうなんですけど…



さらにこっちは、動物地獄…
手前の馬男も、後ろのキリンさんも血まみれです。
シマウマの後ろに、こっそり本物の犬がまじっていますね。



こちらも、動物&罪人地獄かな?
手前の女性のボディー&フェイスペイントは、どこかの原住民族の物でしょうかね。



…と、この辺りから地獄じゃなくなるのかな?
変なダンシングねーちゃんに、招き女、爺婆…



でも、このお方は閻魔様ですよね?



でも、御裁きしている閻魔様は他にいるし…
なんか、よくわかりませんね。



お、ようやく地獄ツリーにたどり着きましたよ。
ここはさっきも目が生き生きしていた地獄と同じ造形師&塗り師が作っているっぽいですね。
少なくとも、獄卒はそんな感じ。



でも、木登り中の罪人は顔すら描かれていないのは、ただ単に、高くて細かい作業ができないからでしょうか…
それよりも、この罪人たち、体が金色ですが、既に解脱済ってことですかね?
そうなら、もう罪に苦しむことも無いと思うのですが。



ああ、本当にようやく地獄も終わったようです。
謎の赤子が2人…
なんかとっちゃん坊やみたい。
というか、横に鹿の生首確保していますし…
近づくと狩られそうです。



この黒い人、たまに見るんですけど、だれ?



あ、渡辺陽一さんだ。
うしろの黄色い胴体は、さっきの鹿の生首の物でしょうかね。



って油断していると、最後にこんな奴がいたりします。
もう逝ってますね。



最後に、地獄全景を…
これでほぼ全部を網羅しています。



May/'16
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
地獄絵、コンクリ地獄と、とにかく地獄に特化したスポットのようです。
地獄のボリュームもなかなかのもので、結構楽しめます。
惜しむらくは…
もう少し大きなコンクリ像が合ったらよかったんですけどね。
あと地獄以外はからっきしです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)
 15°56'38.61" N
103°34'13.84" E