つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

26.7.15

Wat Mae Kaet Noi (Wat Si Don Chai Pa Tung Ngam) / Chiang Mai

ワットプラタードドーイサケットから一路チェンマイ市街に行く前に、軽く寄り道を…
と思っていたのですが、結構迷って、結局30km以上走り回ってしまいました。
まあ、そんなこんなで苦労してたどり着いたお寺が、このワットメークートノーイ(ワットシードーンチャイパートゥンガーム)(วัดแม่แก้ดน้อย (วัดศรีดอนชัยป่าตึงงาม))といいます。
なぜお寺の名前が2つあるのかはよくわかりませんが、右と左の看板で違う名前書いてあるんだもの…



まあ、気を取り直して境内を散策してみましょう。
境内の真ん中にデーンと建っているのがこのウィハーン…
お約束ですが、扉は固く閉ざされています。
こんなんだから、タイ人参拝客は皆無なんでしょう。
どうやってお布施を集めているんでしょうね。



脇にあるこちらの…
これも、結界石見当たらないんでウィハーンでしょうか。
こっちもやっぱり開いていない…
と思ったら、一応開いてました。
内部は…



…ほぼ物置じゃん。
むしろこっちを閉めておかないとね~
仏陀が泣いてますよ。



…と、お約束の茶番はここまでにしておきましょう。
本題のものは、このゲートの向こうの森の中にあるようです。



とりあえず天国エリアから周ってみましょう。
入口の上の飾りからして、あまり天国っぽさがないですがね。



早速、目の前に飛び込んでくるのは、信者に布教する仏陀…でしょうか。
でも、ガリガリボディーは、悟りを開くべく迷走している御姿の印…
ということは、後ろの木は菩提樹ですか!



で、その菩提樹の裏では、ちょうど仏陀が誕生しているところのようですね。
微妙に恥ずかしいのか、股間に葉っぱが添えられています。



で、その横には、のんきにお昼寝中の仏陀兄弟がお休み中です。
だって、目閉じてるしね。



その先には、信者かお坊さんか知りませんが、たくさんの人たちがお祈りをしてます。
このあたりはまだまだ作りかけといったところでしょうか…
先頭の3人以外は、まともに塗装されていませんね。



さらに、池との境に沿って、天国を表現するコンクリ像が点在しています…



な~んて油断すると、こんなのに出くわしますので、油断大敵ですね。
でも、天国内にいる彼、結局なんでしょうね。
恰好だけ見ると、お坊さんなんですが…



あれ?
こっちもお坊さんが豪華に焼かれていますね~
新手の修行のひとつでしょうか?



ほら、だってすぐ側にはやっぱり天国がありますし。



…と、とりあえず天国?は堪能いたしました。
当然次は、地獄ですよね~
すでに怪しげなものが映り込んでいるので、バレバレですけど、ちょうどこの小道はその境目…
人間界といったところでしょうか。



では、さっそく…
ここが地獄の入り口のようですね。
一応ナロックプーム…地獄の国って書いてあるし。
門の上の飾りも、天国の何倍のもすごさなんですが…
脇の巨大ピーが圧倒的で、あまり注目されなさそうですね。
オレンジの方、女性なんでしょうか…
お腹にお子様?がへばりついていますね。



とりあえず、こっちの緑は男性のようですが…
どう見ても、昆虫か爬虫類かにしか見えませんね。
何故か胴体は蛇に絡みつかれていて、その隙間からは長いモノが地面に着くほどに垂れ下っちゃってます。



こっちは先ほどの女性?の方です。
まあ、緑じゃないので、虫やトカゲなんかには見えませんが、足の指とか、首とか口とか…
火星人とかかと思っちゃいますね。



で、門をくぐるとさっそく現れるのがこいつです。
なかなか細かい作りこみと彩色が施されていて、かなり見ごたえありです。
ちょっとギーガー入ってます?



こっちも、リアルな造形と彩色で…
なぜかおしりから白いものが吹き出しています。
何を表しているかはさっぱりわかりませんが、かなりなグロです。



まあ、とりあえず入り口から反時計回りにぐるっと回ってみましょう。
まず現れるのは、この謎のオブジェ。
何故か真っ赤に塗装されていますが、その極端な赤が毒々しくて…
目がチカチカします。



…ああ、のこぎり地獄だったんですね。
人力で切断していた時代も過去のものになってしまったんですね~



なぜか、おじさんの目は電球で出来ています。
どうもお布施をすると、点燈するっぽいですが…
そんな小銭ないし~
(リサーチ不足ってやつですね)



横には、作りかけの…
やっぱピーですよね。
こんな風に作るんですね。
こいつもいずれは真っ赤に塗られると思うと…
ちょっと楽しみです。



で、その脇には、謎のあばら家が建っています。
やっぱり入口に賽銭箱?が設置されているので、なんらかのギミックが施されていると思うのですが…



内部はやっぱり?
出産のシーンでした。
真っ赤な血と…白い紐はもしかしてへその緒?
何気に横に生首があって、奥にも首なしの胴体が立ってたり…
意味不明です。



で、こっちは中々のサイズの地獄鍋です、
なんせ、デカすぎて具材を直接投入できないのか、階段まで設置されています。



こちらは別の角度から…
火はさすがに手描きですが、髑髏と、薪?役の骸骨達が妙にリアルです。



まだまだ地獄は始まったばかりですよ~
ということで、その横では、やっぱり地獄が繰り広げられています。
こちらは…
足で踏みつけられていますが、やっぱり目玉は電球で出来ていますね。



こっちはローラー地獄のようですが、必要以上にぐちょぐちょにつぶされちゃっています。



でも、目玉はやっぱり電球です。
何かこだわりでもあるんでしょうか…
まあ、目が飛び出しているところを表現している、というのもあるのかもしれませんが。



なんか、ごみをあさっている人がいると思ったら、悪魔な方だったようです。
一応手が4本あるんですね。



こちらでは、人間がバラバラに解体されちゃってます。
やっぱり目玉は飛び出てるんですね。
もしかして、北斗の拳の世界の、ゴーグルみたいな役割でもしているんでしょうか…



で、こちらの追い立てられた罪人たちが進む先は…



さっきの地獄鍋です。
ちょうど反対側に来たようですね。



まだまだ地獄は続きますよ。
こちらは、斬首の刑でしょうか?
目隠ししているところがせめてもの慈悲というところでしょうかね。



こちらでは、罪人がバイクにひかれちゃってますが…
馬にひかれて死んじゃうんなんて、すごく嫌ですね。



ここからは”でっかくなっちゃった”地獄のようです。
こちらのお方は手がでかくなってしまったようです。
しかし、ここの方々は少し畜生化しているようで…
彼は犬か何かですかね?



こちらは、お腹がでっかくなっちゃったようです。
顔はすでにサルと化しているようです。



こっちは、あの部分がでっかくなっちゃったようです。
彼だけは人間の容姿を保っているようですが…



その横では、家庭崩壊の様子が繰り広げられています。



こっちは、罪人を解体しているようですが…
とりあえずあそこだけはすでに解体済のようですね。
で、気になるのが後ろの建物です。



内部はこんな感じですが、水牛ヘッドが目立って、なんだかわかりませんね。
ということで、近づいてみると…



ウギャ~!
と、丸鋸で切り裂かれちゃってますね。
で、想像に難くないですが、チェーンの先には…



想像以上のすごい機械でした。
悪魔顔の電動鋸は、目も光る仕様になっている模様です。



隣の部屋は、指専用?のローラーのようです。
微妙に機械が本物っぽくて…



ほら、見てるだけで痛そう…



で、その隣は全身ローラープレスのようです。
まあ、解説は不要ですよね?
って、ここまでいろいろ観察してきましたが、結構コンクリ像の出来栄えにばらつきありますよね。
こちらは、結構チープ感が残っていますが、これぐらいの方が教育上よろしいかと思います。
だって、お隣の…



酒池肉林地獄(ん?地獄なのか?)は、対照的にかなりリアルなんですもの…
おじいさんの3段腹も見事に再現されています。



横に置かれた箱の中には…
少々ショボ目の財産が入っているようですが…
まあ、札束持っているだけましですかね。



おじいさんのお顔、かなり歪んでやばそうなんですが、両手は女性をさわりまくっているあたり、苦痛より欲望の方が上回っているということなのでしょうか…
ちょっとこのエリアは、グロくて良い子のみんなには厳しそうですね。



そんな所業を5つ目くんが、にやけながら眺めています。
さっきの写真は、ちょうど彼の目線だったんですね。
確かに、場所的にはすごそうですが…



で、最奥には、なんだかよくわからない地獄が待ってます。
テーブルの上で行われている行為は、なんとなく分かるのですが…
円卓の真中から生えている人、なんでしょうね。



で、その裏では、まだまだ地獄開拓中…
というか作製中のようです。
結構リアルな彩色ですが、ここは地獄ではなく、堕落した人たちエリアになるみたいですね。



近くには、巨大ピーの作りかけも…
最初のやつとは別ですよ。
さて、地獄はまだ残っているので、入り口に向かって、さらにぐるっと周っていきましょう。



こちらでは、軍人さんが良い子のみんなに、教育をしているところのようですね。



軍人さんの使用しているテレビやパソコン、かなり年代もののようですね。
やっぱり廃材利用なんでしょうかね?
でも、そんな一生懸命な軍人さんの言うことを聞かないと…



良い子のみんなもこんなことになっちゃうようです。
これ、赤いのがなければ、遠目にはブランコで遊んでいるようにしか見えないかも…



こちらは、閻魔さまのお裁きの図ですね。
如何にも悪人面…じゃなく、恐ろしそうなお顔なので、すぐにわかります。
で、お裁きを待っている人たちは…



妙にリアルなのと、血だらけなのに、顔が無表情なあたり、すでに観念しちゃっているんでしょうか…



こちらは、口からエイリアン吐き出してますね。
お酒飲みすぎるとこうなっちゃうんでしょうか…
ちょっと控えようかな~



そんな中、こいつだけ妙に漫画チックな顔してます。
本当にこんな顔した人、見たことありませんよ。



で、お待たせいたしました。
本命?の地獄ツリーです。



下にいる人たちも、結構恐ろしそうな顔していますね。
しかし、横に無傷の鹿とかいるんですが人肉にしか興味ないってことでしょうか…



気にしがみついている人たちは、すでに手遅れな状態にしか見えませんが、やはり生に対しての執着が強いってことでしょうか。
下の地獄の番犬も結構とげ刺さってない?



この真っ赤なのは異人さんでしょうか…
股間のねじねじなものは、イチモツでしょうか、それともネジを突き刺されちゃう地獄でしょうか点
どっちも嫌ですが。



ということで、ようやく地獄の国を一通りめぐり終わりました、
一応全景…
を撮りたいんですが、広いのと木々がうっそうとしているので、あまり密集感がないですね。



で、ここが地獄の出口です。
出口の脇に見えられる方々、普通の方々に見えますが、実は…



おねぇさんやばいです。
つ~か、せっかく手のひらデカいのに、赤ちゃんをワザワザ腕を跨がせるように乗せるなんて…



ということで、ようやく現世…
人間界に出てきたはずなのですが…
人間界(ぶっちゃけ通路わき)にも、いろいろとコンクリ像が配置されています。
先ほどのぐちゃぐちゃを見た後なので、人間界の素晴らしさを堪能いたしますか。



先ほどの鎌倉?の内部はこんな感じです。
柵が閉まっていて、内部に入れませんが、謎のマネキンが井戸端会議しています。
顔がリアルなのと、妙に首と手が長いのとで、お化けにしか見えません。
夜見たら、さっきの地獄より怖いかも…



真中の井戸、やはり謎のギミックが施されています。
ってことは、井戸の中には…



わ~
やっぱり…



外にも、飲んだくれのおじさんや…



…これ、もう死んでますかね…
顔にウジ湧いてるし。



飲んだくれ母ちゃんが、良い子のみんなに、こんな大人になっちゃいけないんだよ~と、身を挺して表現しています。



…いや、まだ地獄が続いているのかな?
明らかにピーですよね?
まあ、まだ地獄に落ちる前ってことでしょうか。



こっちも赤子に首絞められています。
悪いことをして、報いを受けているところってところでしょうか。



こっちは、赤ちゃんがいっぱいいますが…
水子ってことでしょうかね。



で、それらを狙っているのが、この死神君。
いや、お腹がぐちゃぐちゃだし、ただの老婆か?



あ、コンヤーン(焼き人間)だ。
結局人間界も地獄だってことが言いたいんですね、きっと。



Apr./'13
★★★★☆:その地方(北、南、東北、中央)に行ったらぜひ!お勧めです。
さすがに前評判が高かっただけあって、北タイ屈指の地獄と言って間違いないです。
お寺に金を使わず。ほぼすべてを地獄に費やしている徹底さも○ですね。
ちょっと広すぎて、お腹いっぱいになってしまいそうなぐらいのボリュームですが、地獄に興味がある方には、間違いなくお勧めできます。
ただ…
地獄に興味がない人を受け入れる度量がない、来る人を選ぶというところが、ある意味マイナス点でしょうか。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 18°52'41.00" N
 99°12'12.00" E