ウドンタニ市街から2号線で南に30kmくだり、そこから2023号線…カラシン北部に抜ける道に入るとすぐに、パンドンという小さな町があります。
この何にもなさそうな片田舎に、ひっそりとワットポーチャイ(วัดโพธิ์ชัย)というお寺があります。
もちろんこんなお寺全然有名じゃないんですが、なぜここに来たかというと…
やはりいるんですよ、大仏様が。
ざっと15m程度でしょうか?
のっぺりした、所謂仏頂面?ではなく、どちらかというと精悍な顔立ちをしていますね。
髪型もオールバックですし。
何故かあごひげが生えています。
ちょっと寄ってみました。
私もあまり詳しくないのですが、ナーガ(ドラゴンでも龍でもなんでもいいですけど)と仏陀って関係ないような気もするんですけど…
(仏陀の生涯に出てくるとも思えないし…一応実在の人物のはずですし)
これもヒンドゥーの影響なんでしょうか?
で、さらに御尊顔のUP。
あごひげが見えますが、やはり何か良く分かりません。
他の例からすると、過去に蜂の巣だった物体の残骸でしょうか…
ちなみに台座は内部に入ることができまして、中にこのような小さな仏像が安置されています。
横を見ると、こんな絵が飾られています。
絵の中では人々が大勢集まっているんですけど、現実は私一人のみ…厳しいですね。
良く見ると、絵の片方は、さっきの仏像が、外に出されて王女様?にお参りされているところでしょうか…
御本人が見えられるような格式がありそうには見えませんけど。
ところで、お寺なので当たり前ですが、脇に本堂があります。
見ての通りまったく人が近寄っていないのでは?というぐらい周りに草が生えまくって、人の通った跡が見当たらない狂態です。
表はきっちり閉まっていましたが、裏の鍵がかかっていないようなので、ついでに進入しちゃいましょう。
もちろん中に人がいるわけもありませんが、中はこんな感じで、少し寂れた感じがします。
赤と白基調で、壁に極彩色の仏教画が描かれており、中央には仏陀が鎮座している…といった感じです。
後ろの木の絵は沙羅双樹でしょうか…詳しくないのでわかりませんが。
周りの絵は、予想通りというか、仏陀の生涯のようです。
絵のできばえはともかくとして、比較的各場面が分かりやすく描かれています。
ところで変な物に気付いたのですが、仏陀の後光の部分、自立できずに、後ろの壁から支えがでています。
それ以前にこの後光、仏陀の後ろじゃなくって、真横にあるんですね。
Oct./'09
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
まあ、大仏マニア以外にはまったく用の無いスポットですね。
大仏自体も、こんな感じで、”どうしてもここに行かなくっちゃ!”と、一日かけてわざわざここに来るほどの物ではなさそうです。
場所も結構面倒ですが、一応すぐ側の町までソンテオが走っているので、自力でも何とかいけるでしょう。
ただ、大通りから先、モタサイはいなかったような気もしますので、実際に行こうと思うと、別の手段を考えたほうがいいでしょうね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
17° 08'23.04" N
102°58'15.15" E
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2 件のコメント:
なるほど、大仏マニアが行くところですね。
2023号線は一度通ったことあります。
通常は2号、22号を走るのですが、ハイエース(サコンナコンのナンバーで営業)でバンコク~パンコン(Phang Khon)まで600バーツ。
ここで2023号を東に走り227号を北上し22号線まで。
とりあえず28日の朝、スワンナプーム着予定です。
朝太郎様
私は26日の朝、スワンナプーム発です。
とはいっても日本に戻るわけでもなく、サトゥン県に現実逃避に行く予定です。
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