つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

26.5.12

Wat Lat Thikwan / Mukdahan

タイラオス友好橋を越えると、そこはのどかな田舎の景色が広がります。
まったく、何もなさそうに思えるんですけど…
やっぱりあるんですね。


ここが目的地みたいです。
名前は、ワットラックティックワン(วัดลัฏฐิกวัน)というようです。


境内は、いかにも田舎の寂れたお寺…
といった雰囲気です。


しかし、ちょっと目を横に向けるとね~


棺?にお祈りする、怪しいコンクリ像たちが並んでいます。
手入れをされていないのか、かなり汚れて、退色も激しいようです。


反対側から…
棺にもたれかかって、悲しんでいる人もいますね。
この棺のシーン、いくつかの他のお寺でもあるんですけど…
もしかして、入滅のシーンを棺に置き換えているんでしょうかね~
そのわりには、手前に仏陀の生首?が転がっていますけど。
こいつだけ金色に輝いているので、見落とすどころか、整備されているとしか思えませんが…


こちらの東屋にも、いろいろとありそうですね。


やっぱりありましたよ。
これもいまいち何のシーンか良くわかりませんが、もしかして”天上天下”でしょうか…
でも、後ろに釈迦を惑わす魔王の娘(※緑色のヤツ)がいるし…
でも、修行中でもなさそうですし…
なんでしょうね。


こちらは、ショボイ塔を挟んだ反対側です。
どうもさっきと同じ情景みたいですが、よく見ると、寝転がっている人がいます。
もしかして、解脱したあとの、いろいろな奇跡の中の1つのシーンでしょうか?
あまり詳しいことは知りませんけど。


ちなみに、ショボイ塔は、ベニア製みたいです。
何かの御神輿…
ってこともなさそうですが、なぜあえてこんな材料で作ったんでしょうかね?


こちらでも、(多分)病人が寝込んでいます。
何かの飢饉でもあったんでしょうか…


さて、このお寺で一番目立ってるのは、一応この仏塔です。
もちろん他のお寺のそれに比べると、全然たいしたことのないサイズなんですけどね。
10m程度ってところでしょうか?


でも、レリーフはなかなか楽しそうなものが描かれています。
新しいのか、色使いもかなり鮮やかです。


ピンクの豚?と、同色の…
仏陀ですかね~
もちろん豚ではないとは思いますが、では何?と聞かれても答えられません。


塔の横のコレは、どうも仏足石が安置されているところみたいです。
こういうのもモンドップと称して良いんでしょうか…
いまいちお寺の施設の名称の区分が良くわかりませんね。


こいつが仏足石です。
このお寺では、いろいろと楽しいものがありすぎる?ためか、ここにはあまり参拝客がこないのでしょうか…
タンブーンされている形跡(=金箔か1バーツコイン)がちっともありません。
まあ、金箔どころか、タンブーンセット売っている人すらいませんので、出来ないだけかもしれませんね。


壁の裏側のレリーフも、なかなか楽しげな出来です。
こんなのでも、♂♀あるんですね。


これが、仏塔の遠景です。
遠目にみると…
仏塔の小ささと、周りのみずぼらしさが、感じ取れると思います。


で、塔の正面にある、東屋の中は、こんな感じで、仏陀が弟子達に、説法をしているところを表現しているみたいです。
当然の如く、仏陀のみ解脱済な外観をしています。
微妙にチープな、後ろの絵もナイスですね。


外側の壁も、しっかりとデコレートされています。
トタン屋根のみずぼらしさと比べると、なんとも過剰な装飾にも感じますね。
もっと他のところにお金をかければ、もっと参拝客が来て、お布施が増えて…
と、他の”大手お寺商会”と同様のサクセスストーリーも夢ではないと思うのですが…


ん?
こちらのみずぼらしいのは…
なにか、たくさんの人が並んでいますけど。


と思ったら、涅槃のシーンでした。
一人だけ脇見をしていますが、何か気がかりでもあるのでしょうか…


Jan./'11
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
明らかに寂れたお寺ですし、全体で見れば、見てのとおりショボショボなんですけど…
ここを構成しているものは、なかなか楽しいものがあります。
ムクダハーン自体にも、コレ!といったすごいスポットがないんで、ここでもムクダハーン10傑には入れても良さそうな楽しいスポットだと思います。
でも、タイ人がちっとも来ないことからも分かるように、純粋にお寺としてみると、まったく来れたものではないので、コンクリ像に愛を感じない方はご遠慮願います。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

16° 41'09.22" N
104°45'01.45" E


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2 件のコメント:

朝太郎 さんのコメント...

なかなか、興味深いお寺です。
ムダハーンへ行ったら 趣味の方達は寄ってみるべきでしょうね。
仏陀(ブッダ)と豚(ブタ)似てますねぇ・・・
仏塔 好きですね、タート様式(?) 規模が小さいですが、美しいです。

マレーンポー さんのコメント...

朝太郎様
>仏陀(ブッダ)と豚(ブタ)…
気づきませんでした。
「仏陀がぶった~」って駄洒落は聞いたことありますが、これからは「仏陀が豚をぶった~」とかになるんでしょうかね?