ウィアンクムカーム(เวียงกุมกาม)遺跡を6か所紹介しましたが…
ご覧のとおり、規模の小さなものばかりなので、残りはまとめて紹介しちゃいましょう。ということで、1つめはワットタートカオ(Wat That Khao、วัดธาฅุขาว)という遺跡になります。
こんな感じで、こじんまりとした遺跡ですが、修復(途中ですが)の多少は成果もあり、元の姿のイメージもなんとな~く感じられますかね。
正面視です。
微妙に柱の跡はありますが、ほぼ基礎って感じです。
まあ、仏塔は多少元の姿を残していますかね?
こちらはウィハーン部。
奥の大き目な仏塔の跡だけが印象的です。
隣の仏陀。
ここだけきれいに整備されているのは、やはりタイですね。
2つめは、この修復された感満載の仏塔が目を引くこの遺跡です。
名前はワットイーカーン(Wat I Khang、วัดอีค่าง)と言うようです。
こんな感じで、かなり修復されているぽくて、オリジナルの部分がどこだか分からない(ぐらい少なそう)状態です。
その分、昔のイメージを感じやすい…ってことなんでしょうね。
修復する元のイメージがあるとは思えないんで、ある程度推測が入っているんでしょうか…
ウィハーンに登る階段には、ナーガの跡が。
こういうのを見るとうれしくなりますね。
ウィハーン奥の仏塔。
修復されているのだと思いますが、比較的仏塔の形が残っています。
上部付近には、ところどころ漆喰が残っているようです。
(さすがに修復跡ではないと信じています)
3つめはこちらの遺跡です。
GoogleMapの2015年ストリートビューだと、もっと密林みたいに草が生えまくっていて、周りよりへこんだ部分は、池みたいになっちゃっていますが、このころは修復途中なのか、まだ開けた感じですね。
名前はワットタートノーイ(Wat That Noi、วัดทาตุน้อย)といいます。
まあ、御多分にもれず、基礎がほとんどで、しかも結構新しいレンガで修復されちゃってますが、これが何年か経つと、草が生え、色も変わって風格が出てくるんですね~
ウィハーン奥の、おそらく仏陀が安置されていたと思われる部分です。
壁残っているのここだけなんですね。
内部には、何の残骸かよくわからないものが横たわっています。
仏陀、仏塔の類ではないと思いますが…
4つ目は、住宅地の細い路地?を入ったところにある、この遺跡です。
名前はワットクムカーム(Wat Kum Kam、วัดกุมกาม)と、この遺跡の名を関するお寺なんですが…
規模は大したことないようです。
今までのに比べると、基礎部分がちょっと高さありますね。
しかし、ほぼ基礎以外残っていないのも、他と同じようです。
ウィハーン上部。
やっぱ何もありません。
5つ目は、ワットクムカームのすぐそばにある、ワットクーアーイラーン(Wat Ku Ailan、วัดกู่อ้ายหลาน)になります。
まあ、やっぱり基礎のみで何もありませんが、他ではあまりなかった外側の壁が再現されています。
もちろん基礎のみですが。
一応ウィハーン部。
6つ目は、こちらのワットパンラオ(Wat Phan Lao、วัดพันเลา)です。
ちょっと広めですが、本当に基礎の…
本当に土台の部分しか残っていないです。
なんか、奈良の遺跡の発掘現場のような、基礎の跡だけみたいな…
当時のイメージも何もない感じですね。
一応パノラマ写真…
何もないね。
7つ目…
看板がなかったのですが、たぶんワットクーアーイシー(Wat Ku Ai Si วักู่อ้ายสี)です。
とりあえず道端にあった遺跡。
8つ目は、ワットクーマクルア(Wat Ku Ma Klua วัดกู่มะเกลือ)。
もうこの辺まで来ると、観光客も皆無…
かと思ったら、ここから後のスポット含め、すべて徒歩で周っている白人さんがいました…
ご苦労様です。
で、ウィハーンはこんな感じ。
もうここまで来ると、他との差が見いだせなくなってきます。
あ、ちょっとだけ柱の跡が残っているかな?
本堂奥の、仏陀の台座部。
まあ、レンガの山ですね。
9つ目は、ワットクムカームティープラームその1(Wat Kumkam Thi Pram No.1 วัดกุมกามทีปรามหมายเลข๑)というようです。
最後のNo.1の部分は何でしょうね…
ウィハーン部はこんな感じ。
柱の基礎が結構残っているようですね。
ウィハーン中央部には、屋根が設置されていますが…
やっぱり仏陀が祭られていました。
10つ目は、こんな苔むした感じの遺跡です。
苔むしているのは、ただ単にここの周りだけ気がうっそうと茂っていて、ジメジメしているからみたいです。
ワットクムカームティープラーム(Wat Kumkam Thi Pram วัดกุมกามทีปราม)と言うようです。
No.1の部分がなくなっただけで、さっきのところとおんなじ名前なんですね。
こっちがメインで、向こうはおまけってことでしょうか…
内部はこんな感じで、かなり薄暗いです。
ウィハーンの入り口の階段には…
おそらくナーガの残骸が横たわっています。
で、ウィハーン上部。
ほぼまっさらで、落ち葉で覆われている中、柱の基礎だけが目立っています。
奥の仏陀の安置されていたと思われる部分は、当然のごとく何も残っていません。
…って、その後ろの、この残骸、なんか仏陀の形に見えませんか?
まさか台座から落っこちたとか…
なんてことはないと思いますが、一度そう思ってしまうと、それにしか見えません。
11つ目は、ワットクーカオ(Wat Ku Khao วัดกู่เขว)と言うようです。
ここは、もう遺跡群の端、106号線沿いに位置します。
何って、この仏塔しかないんですよね~
昔はどういう構造だったのかよくわかりませんが、これはもともと仏陀を安置する台座だったんでしょうかね。
仏塔上部には、少しだけ漆喰が残っていますが、他には何もないようです。
12つ目はワットボーナムティップ(Wat Bo Nam Thip วัดบ่อน้ำทิพย์)と言うようです。
ここだけ何故か遺跡群から離れていて、106号と3029号の交差する部分…
しかも向こう側にあるんですね。
ちなみにここは現役のお寺の境内にあるため、オレンジ色の布が気に巻き付けられているのが印象的です。
これが遺跡部。
お寺の境内だったから、遺跡が保たれている…
と、思いたいですが、お寺だから木も切られずに育ち放題…
とも言えます。
なので、遺跡が巨木に結構侵食されてしまっています。
いいのか、こんなので?
こちらも…
基礎だけですが、結構きれいな感じで残ってますね。
おまけ
今日はもう夕方なんで、チェンマイに宿をとることに。
宿から歩いて5分ぐらい…かな?にある、タイ料理&カオソーイ屋さんです。
日中はカオソーイを提供し、夜はタイ料理を提供…
みたいな感じらしいです。
お味は…
かなり辛かった記憶がありますが、おいしゅうございました。
ナイトバザールにあった寿司バー。
手前が5Bで、奥が10Bなのもすごいですが、かつ丼45Bをはじめ、そばとかが軒並み安い!
日本料理屋のやつの1/4程度の価格は驚愕です。
えっ?味?
さすがに食べる勇気ありませんでした。
お味はおそらくそれなりで…
甘そうですから。
Apr./'13
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
さすがにその他大勢の遺跡なだけあって、どれも微妙な感じです。
よっぽど全部周るぞ!とか意気込んでいるかた以外は、全く行く必要は感じられませんね。
さすがにツアーにも組み込まれないだけはあります。
でも…
結構行けてない遺跡は、まだ多数あるっぽいんで、再訪したいですね~
Google earth 座標(分かるやつだけね)
ワットタートカオ
18°45'03.61" N
98°59'47.76" E
ワットイーカーン
18°44'59.46" N
98°59'57.62" E
ワットタートノーイ
18°44'52.98" N
99°00'03.08" E
ワットクムカーム
18°44'58.76" N
99°00'08.28" E
ワットクーアーイラーン
18°44'58.44" N
99°00'13.18" E
ワットパンラオ
18°45'04.30" N
99°00'12.70" E
ワットクーアーイシー
18°44'48.52" N
99°00'17.04" E
ワットクーマクルア
18°44'45.80" N
99°00'24.85" E
ワットクムカームティープラームその1
18°44'49.70" N
99°00'31.10" E
ワットクムカームティープラーム
18°44'51.43" N
99°00'34.03" E
ワットクーカオ
18°44'57.24" N
99°00'37.27" E
ワットボーナムティップ
18°44'41.61" N
99°00'53.08" E
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