さっきのワットポーチャイから、軽く北に行ったところに、このワットプラタートターウーテーン(วัดพระธาตุท่าอุเทน)があります。
ウーテーンは、ここの街の名前なんで…まんまですね。仏塔も見えてますし。
もちろんここの売りは、この巨大な仏塔です。
巨大とは言っても20mぐらいでしょうか…ナコンパトムのあれとは比べるまでもありません。
サイズに限ってですけど。
もちろんこのラオス風の仏塔の外観もいいんですけど、その周りに施されたレリーフが結構精巧なんです。
ほら、結構出来もいいですよ。
こんな感じに表面の大半はこんな感じにレリーフで埋め尽くされています。
さすが仏教寺院の仏塔ですね。
…とここまでは感心しきりなんですけど…
周りの壁のレリーフはこんなんです。
デッサンがひどいのか、はたまた突き抜けているのか、何を表しているのかいまいち分かりませんが、情熱だけは伝わってきます。
とりあえず時計回りで観察してみましょう。
…
いきなり意味不明です。
牛に襲われているんでしょうか…
さすがにこれは分かります。
見慣れてますしね。
しかし、一人だけ人並みはずれたものをお持ちのようです。
なんかよく分かりませんが、とりあえずみんな楽しそうです。
笑顔が素敵ですね。
ここの巨匠の手にかかると、蛇のトグロもつづら折りになるようです。
もちろん彼はわざとやっているんですよ。
とぐろを平面にしても長さが伝わりませんしね。
おそらく犬にかまれている、○○人間(馬ですかね~)の図なんでしょうが…
なんで噛まれているんでしょう?
ああ、サコンナコンの地獄にもあった、象を運ぶ巨人ですね。
周りの人たちが何しているかは…
なんか巨人が頭をぶつけ合っています。
この辺りの挨拶なんでしょうか…
あ~暴れすぎてつかまっちゃったよ~
もちろんそんなストーリーではないと思いますので、あしからず。
ところで、お寺の奥に、こんなタイの古民家風の建物があります。
別に何の変哲もないんですけど…
!!
首無しの人だ~
ポーズからすると、天国地獄のお寺でよく見る、女の人を誘拐(うそです)する爺さんっぽいんですけど…
なんで首ないんでしょうね?
作りからすると、神輿とかの張りぼてなんでしょうか…
と思ったら、2階に生首発見。
まあ、下の体とリアルさもサイズもまったく違うんですけど、まったく何に使うんでしょう…
う~ん、恐るべしナコンパノム。
ちなみにお寺のすぐ目の前はメコン河です。
当然ですけど、向こう側はラオス。
日本では体験できないだけに、世界の広さを改めて感じさせます。
??
ところでこれ何?
いるかに乗った少年…ではなく、なまずに乗った中年にしか見えませんが…
両手もないし。
Apr./'10
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
ナコンパノムでは、例の超有名なお寺(そのうち紹介します)に次ぐほどの有名なお寺みたいです。
まあ、言うだけあって、仏塔はなかなか見事ですし、おそらくラオスからもしっかり見える立地で、両国から信仰を集めていそうな感じです。
(想像ですけど…でも、そういうお寺、結構ありますしね)
でも、やはり一番の売り(なのか知りませんけど)は、やはり例の壁画…いや、塔じゃなく塀の方です。
何を伝えたいのか、残念ながら凡人の私には分かりませんけど、ともかく光るものが感じられます。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
17° 34'53.61" N
104°35'28.96" E
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2 件のコメント:
なるほど、この県近辺に行くことがあったら 寄ってみても良いですね。
余談:このお寺の地図を見ると、同じタイ語の綴りですが、寺はTha Uthen、街はTa Utenとなってます。
たとえば日本語版のGoogleのマップ 県はパトンタニ、郡はパトゥムターニーなどと 同じもの(綴り)を指していても 異なっているのが多くあります。
タイ語を外国語に直すのは難しいとは思いますが、表記に関してはどちらかに統一して欲しいですね。←Googleさんへ
朝太郎様
ほんと、Googleさんもですが、タイの国自体がタイ語のアルファベット変換のルールを決めないからこうなるんでしょうね。
ナコンパトム、行く前は何もない県だと思っていましたが、やっぱり何もないです(笑)。
でも、やっぱりラオス文化が入ってきているのか独特の雰囲気があり、時間が許せば泊まりたかってですね。
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