アユタヤ島西部…
先ほどのワットプラシーサンペットやウィハーンプラモンコンボピットのさらに奥の方に、ひっそりとたたずむ遺跡があります。
ここは、ワットローッカヤスッター(วัดโลกยสุทธา)。
日本語ガイドブック的には、ワットロカヤスタとか表記されているところです。
(あれ?×球の歩△方の表記直ってる?)
かなり曲がりくねった道(500mぐらいある)の先にあるためかどうかは分かりませんが、なかなかツアーコースには入れてもらえないようですね。
遺跡自体はこんな感じで結構広いんですが、ほとんどは基部しか残っていません。
この仏塔が、ほぼ唯一?まともに残っている部分です。
ところで…
すでに黄色い物体が見えていますが、ここのメインは遺跡ではなく(言いすぎかな?)、奥のアイツなんですね。
ということで、正面から眺めてみました。
一応28mほどあるようです。
もちろん、アユタヤ遺跡にある涅槃仏としては最大ですけど、タイ全体での涅槃仏デカさ番付では、たいしたことない部類だと思います。
(マレーンポー調べ)
先ほどの遺跡部には、まったくと言って良いぐらいいなかった観光客ですが、彼の前には人だかりが出来ています。
人が集まっている部分は、タンブーンポイントになっているようです。
タイ人達は、これに群がっていたんですね。
ご尊顔のアップです。
ところでこの涅槃仏、一部の日本人には知名度高いらしいです。
なんでも、これは映画”ビルマの竪琴”で、水島上等兵(中井貴一)が隠れていたシーンとして使われていたとのこと。
あとは、本当か知りませんが格闘ゲーム”ストリートファイター”シリーズの、サガットのステージもコレらしいです。
(ちょっと違う気もしますが)
う~ん、まんまですな~
足の裏方向からの眺め。
偏平足なのは知っていましたが、こんなに指が長いとは…
たしかに仏陀の三十二相のひとつに、長指相というのがありますが、これほどとはね~
後ろ側…
取り立てて説明が必要なことはないと思いますが、後ろにある柱の跡は一応ここにも建物と屋根があったことをうかがわせます。
でも、この涅槃仏自体は、1956年(つまり戦後ね)に復元されたものらしいですけどね。
と言うことで、私もタイ人に紛れ込んでタンブーンでもしますか…
う~ん、ひっきりなしにタイ人が正面に入り込んでくるため、なかなか私のターンが回ってきません。
仕方ないので、横からタイ人のタンブーンの様子でも眺めてみましょう。
良くみると、レンガの上にはミニチュア涅槃仏があったんですね。
おそらく気のせいだとは思いますが、タンブーンしているのは、何故かお嬢様が多かった気が…
何か女性専用のご利益でもあるんでしょうかね?
ところで、最初にグネグネ長い道を通って…
という話をしましたが、何も道だけしかないわけではなく、途中には微妙な遺跡もあったりします。
せっかくなんで、この場を借りてちょっとだけ紹介しましょう。
(専用の記事作るまでもないですからね)
まずは、ワットウォラポー(วัดวรโพธิ์)という遺跡です。
まあ、オマケ程度なだけあって、遺跡の規模もたいしたことありません。
ここのメインは…というか、ほとんどこれしかないのですが、この仏塔の跡のようです。
もちろん周りは、遺跡の基部が残っていますが、まあその程度の遺跡です。
もうひとつはこちら、ワットウォラチェッタラーム(วัดวรเชษฐาราม)と言うようです。
こちらも小規模な遺跡ですが、仏塔以外にも、ウィハーンなどもう少しまともに残っています。
でも…
さすがに遺跡も飽き飽きしてきましたよ。
なんせ、似たような遺跡ばかりですからね~
Jan./'11
評価
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
映画やゲームに思い入れがある人には、感動もひとしおだとは思います。
まあ、初めてタイに来て、初めてアユタヤ観光して、これを見る人は、もちろん感動すると思います。
しかし、50m級の涅槃仏を多数見てきた人(別に私だけのことではありませんよ)には、このサイズではちょっと物足りませんし、他に取り立てて見所もありませんし…
でも、1回ぐらいは見ておいてもいいかな?
Google earth 座標(分かるやつだけね)
ワットロカヤスタ
14° 21'19.66" N
100°33'08.53" E
ワットウォラポー
14° 21'26.62" N
100°33'15.84" E
ワットウォラチェッタラーム
14° 21'24.80" N
100°33'11.83" E
より大きな地図で 変スポ を表示
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