つ~ことで、今回から久しぶりのペチャブン方面周回編に入ります。
まあ、途中&最後の方で遺跡がいっぱい出てきますが、そのあたりはサクッと連発するかもです。

逆引き検索 / search from map

Googleマップから直接探せます。ぱっと見た目で探すならここから。

アマタナコンの食事処 / Restaurant in Amatanakorn

アマタナコンの飯屋を検索しても、一部の有名な日本料理屋以外ほとんど引っかからないので、備忘録としてまとめてみました。
アマタナコンに来た時に参考にしてみていただければ幸いです。
&情報あれば教えてください。

17.11.13

Wat Bunpha Ku Kasing / Roi Et

ロイエット南部スワンナプーム郡。
このあたりで有名なクメール遺跡と言うと、以前紹介したことのあるWat Ku Phra Konaなんかがありますが、実はちょっと脇道に入ったところに、もう一つ大きなクメール遺跡があったりします。
実は以前このあたりに来た時も、看板があったんで存在は知っていたんですが…
なんせタイのちょっと脇道に…に騙されてひどい目にあったことが何度あることか。
この場合も、がっつり20kmぐらいあります。
もちろん距離の表示なんかなしです。
ということで、ここがワットブーンパークーカーシン(วัดบูงพากู่กาสิงห์)というお寺です。



で、その境内にあるのが、クーカーシンというクメール遺跡になります。
少なくとも、遺跡の規模だけでいえば、クープラコナよりもデカそうですね。



こちらは正面からの図です。



脇にもしっかりとレリーフがあって、なかなかいいですね。



で、いつも通り入口のフレーム越しに、内部を覗いてみました。



境内はこんな感じです。
入口からの距離がないので、パノラマで無理やり全景を写してみました。
でも、広さは感じられると思います。



一応右斜め手前からも写してみました。
まあ、雰囲気はわかりますかね?



こちらが、真正面の祠堂(の跡)です。



基礎と丈夫なフレームの部分と、まぐさ石ぐらいしか残っていませんが、ところどころにレリーフが残っていて、雰囲気ありますね。



でも、入口の手前にこんな柵がついていまして…
目的は、足元のレリーフ保護だとは思いますが、こんなのがあると、ここから上がれませんよね〜



まぐさ石はなかなか見事ですね。
(でも本物かレプリカか見分けられませんけど)



ということで、脇から内部に侵入してみました。
多少は奥行きがあるようで、通路の先には何かの塊がありますね。



これは…
当時ナンディン(シヴァ神の乗り物の牛)だった物体でしょうかね?



で、その先には…
いつものヤツが見えてきましたよ。
でも、その前に〜



上をよく見ると、こんなところにもまぐさ石が。



最奥には、やはりヨニが安置されています。
しかし、上に乗っているのはリンガではなく、皆様からのお供え物…
仏教ならいいんですが、ヒンドゥーとしてはどうなんでしょうね?



こちらは、左側の祠堂です。
こちらも、土台とフレームとまぐさ石で構成されているのは同じようです。



まぐさ石はこんなんです。



内部は…
なんかヨニがあった形跡があるのですが…
現在は、何もありません。
何もないんで、当然タンブーンもされた形跡ありませんね。



で、中央祠堂との隙間を奥に入ったところから、入口の方向を眺めて見ました。
左側は、中央祠堂の側面(南側)です。
よく見るとここにもまぐさ石あるんですね。



アップです。
なんか、みんなカーラ(ラーフ)が中央下に陣取っているんですね。



こちらが最奥にある裏口です。
たかが裏口とはいえ、それなりに規模がありますね。



内部はこんな感じで…
レンガで構成されていますが、なかなか雰囲気ありますかね?



裏口側から、中央祠堂を見てみました。
逆光なのが残念ですが、なかなかじゃないですかね。



さらに周って、これは中央祠堂側面(北側)のまぐさ石です。



で、こちらは右側(北側)の祠堂です。
やはりフレームと壁の一部しか残っていませんね。



内部も、左の祠堂と同様、ヨニがあったであろう基礎だけが残っています。



そこから、中央祠堂前方を眺めて見ました。
中央祠堂とその他では、だいぶ扱いが違うのか、下部のレリーフまで修復されています。



さて、2周目に突入…
は言い過ぎですが、最初の入口から右手の位置にある、経藏と思われる建物です。
これは他と違って、ラテライトの壁で構成されているようです。
作られた時代が違うのか、修復が適当なのか…



内部はからっぽで、なぜか石畳になっています。
さすがにこれは現代アレンジでしょう。



経藏を裏から(遺跡自体でいうと正面側から)見た図です。
見事なぐらい、徹底してレンガは使用していないようです。



上部には、窓のスリットも残っています。
というか、経藏にはこれ以外レリーフなしです。



こちらは経藏の反対側の建物です。
まあ、特筆すべきところはありませんね。



最後に…
もう一度、今度は経藏側からのパノラマビューです。
祠堂とかもう少し復元されれば言うことないんですけどね。



Apr./'12
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
寸評
少なくとも、ロイエット随一の規模のクメール遺跡なんで、当然の評価ですし、その評価に恥じない規模を誇っています。
ただ…
最初に書いた通り、ここに行くルート、結構わかりにくいですし、幹線道路からは離れているので、行くのはなかなか難しそうです。

Google earth 座標(分かるやつだけね)

 15°34'34.81" N
103°40'33.71" E

 
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