先ほどのクーカーシンのすぐ裏手(500mぐらいかな)のところに、もう一つクーポーンラカン(กู่โพนระฆัง)というクメール遺跡があります。
入ってきた場所の都合上、丁度バライ側に来てしまったようです。
で、バライ越しに見えるのが、今回の主役の施療院です。
とりあえず、無理やり草むらをかき分け(大げさ?)遺跡正面側に来てみました。
手前に木々が生い茂っているため、よく見えませんね。
こちらが入口部のアップです。
崩れ方が半端ないですね。
入口脇には、一応入口を象っていたであろう、フレーム部が無造作に立てかけてあります。
内部はにはなぜかヨニが置かれています。
入るのに邪魔なんだけどな〜
ということで、境内に入って見ました。
メイン祠堂以外は、ほぼ皆無の状態に見えます。
ただ…
先のカシンの祠堂が、ことごとく塔の形を呈していなかったため、ちょっと嬉しくなりますね。
取りあえず斜め前から祠堂を見上げてみました。
う〜ん、塔の形があるというか、一部の壁が残っているだけみたいですね。
周り中につっかえ棒がありますが、これがないと崩壊目前なんでしょう…
修復するほど予算がないための、取りあえずの応急処置なんでしょうかね?
こちらは正面からの眺めです。
入口の先には、向こう側が見えている…
内部の状況も予想できますね。
入口上には、だいぶ磨耗していますが、ちゃんとまぐさ石があります。
ここでもやっぱりカーラさんが主張しています。
内部を覗いてみますと…
草が生えまくりですね。
まったくメンテされている形跡がありません。
タンブーンなんか夢また夢…
こちらは経蔵の入口です。
こちらの壁の傾き方もやばそうですね。
他にも境内には、そこらじゅうにパーツが転がっています。
これは…
水でも流してなにかするのでしょうか?
こちらは壁か屋根の飾りでしょうか…
これだけあれば、結構まともに修復できないかな〜
なんて思えるぐらいです。
Apr./'12
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
遺跡の規模としては、まあ大したことはありません。
小さな集落の端にひっそりと佇んでいる、半分忘れ去られた遺跡と言った感じです。
もちろんここだけのために来る理由はほとんどありませんが、側のカシンと合わせてくる分にはいいのではないでしょうか。
それに、手つかずと言うことは、逆に当時の面影をそのまま残している…とも取れますしね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
15°34'38.02" N
103°40'46.07" E
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