チェンライ市街から、東に12kmほど行ったあたりに、ウィアンチャイという小さな町があります。
ここに、今回目的としていたスポットの一つがあるんですよ~
ああ、お寺の名前はワットチャイラートサームラーン(วัดไชยราษฎร์สำราญ(ม.))といいます。
いつもの如く、最後の(M.)の意味は不明ですので突っ込まないでください。
で、境内はいたって普通の、どこにでもある小さなお寺といった感じです。
本堂は当然閉まっていますし…
仏塔も微妙なサイズで…
一応お祈り用に野外仏陀も設置されている…
なんて、こんなのはどうでもいいんですよ。
ここのメインは、これ。
その名もHell City。
名前からして期待させてくれますよね~
ヘルシティーの壁の飾りも、地獄感あふれていて、いい感じです。
ということで、さっそく内部へ潜入!
いきなり鎖でつながれている人達に遭遇。
で、その横では…
閻魔さまのお裁きが行われています。
さっきの人たちはここに引きずられていく最中なんですね。
でも、白い閻魔様はお裁きも優しそうに感じますが…
気のせい?
で、地獄行きになったなれの果てがこいつらなんですね。
舌が長いのは、嘘つき君?
…何気に、後ろに写っている首なしの方が酷い気もしますが。
これ、ちょい前に流行った?エボラ出血熱じゃないですか?
それ以外には、いたって普通…
あえて言うなら、体の割に小さいかな?
これは不倫でしたっけ?
お腹食い破られちゃうやつ。
(自信なし)
エボラ君の女性版のようです。
体中の出血以外には…
腰と脇腹の、謎のしわが気になります。
でも、こんな姿になっても、爪のお手入れだけは忘れないようです。
ぎゃ~!
と、磔?られていますが、なんでそうなっているのかは全く想像できません。
その横では、罰を受けた○○人間たちを、甘い言葉で仏教に勧誘するお坊さんの姿が…
でも、逃げられないんですね~
地獄ツリーに追い詰められて、木登りしても…
カラスに啄まれてしまうんです。
よく見ると、蛇もいたりするんですね。
で、捕まったら、煮え湯でお腹の中から味付けをし…
土に埋めて毒素を抜いて…
手頃なサイズにバラしたら…
ほ~ら、地獄鍋に食材を投入するよ~
でも、切り刻まれているのは、今まさに投入されようとしている人だけで、他の人は五体満足なんですね。
うぎゃ~!
結構不気味です。
ただし、喉から腸みたいなものが出ているのは如何なものかと…
ちなみに、煮えたぎる地獄鍋のスープの色は、緑色でした。
これ、ヘルシティーを取り囲む城壁?なんですが、多数のデスマスクが出番を待ち構えて並べられています。
やっぱりどこかに組み込まれるんだと思いますが…
これだけで十分不気味です。
Apr./'13
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
地獄としては、まだまだ小規模なのは否めませんね。
なんせ、所詮地獄の町程度なので、地獄の国を謳っている、ワットパイロンウアあたりと比べちゃうと、ちょっと可哀想な気もします。
地獄以外に見どころもありませんが、チェンライ市街から、それほど遠くないですし、幹線道路?沿いの町中にあるので、モタサイでも、公共交通機関でも行けちゃいそうな立地が強みでしょうか。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
19°53'07.22" N
99°55'07.67" E
2 件のコメント:
マレーンポー様、こんばんは。
ここはムアンパヤオ郡にある地獄寺「ワット・シーコムカム」に少し似てますね。
しかし「ワット・シーコムカム」よりかは規模は小さいけど、出来の良さはこちらに軍配があがると私は思います。
なのでいつか行ってみたいです。
ところでチェンライ県の隣接県S郡の超絶地獄寺は来月辺りですかね?
てっきり私は北部第一弾がこの超絶地獄寺から始まると思っていました(笑)
Cougue様
こんばんは。
ワット・シーコムカムより、”地獄オブジェ”に限って言いますと、こっちの方が多いです。
ただ、お寺自体の規模も格式も、もちろん参拝客も断然向こうの方が…
あの地獄寺は、もう少し先ですね。
少しづつパヤオ経由でチェンマイに向かっていきますのでその途中辺りで…
でも、まだ紹介文とか何も作ってないんですよね~
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