ホテルを出て、最初に向かう場所はナコンパトム中心からほど近いところにある、ワットフアイタコー(วัดห้วยตะโก)というお寺です。
ここの最大の売り?は、池越しに見える、このクメール風の本堂です。
近くで見た感じ。
柱とかはちょっとさみしいものがありますが、屋根や壁にはそれっぽい模様が施されています。
何より…
わざわざ基部にはラテライト使ってるんですね。
正面アップ。
さすがに資材や工法まで一緒…
というわけにはいかなかったようですが(目的が違うんで当たり前)、一応ナーガのスロープも実装されています。
でも、破風のモチーフがブッダなのは、まあ仏教寺院だけにやむを得ないところなんでしょう。
サイドも、窓枠周りはクメールっぽくあしらっていますが、その上のレリーフはやっぱり仏教関係の物になっています。
で、裏側は壁一面がレリーフになっていますが、やっぱり仏教関係っぽいですね。
ちなみに、本堂の扉は固く閉ざされていたので、入る事叶いませんでした…
本堂の周りには、こんな感じに坊主(ブッダじゃないよね)がぐるっと取り囲んでいます。
その他にも、境内にはところどころにこのような謎のオブジェが配置されています。
これは…
やっていることは、見ざる聞かざる言わざるだと思いますが、妙にリアルです。
こちらは、郷土の風俗を表したものでしょうか…
お父ちゃんを助ける子供たち…
だと思いたいです。
間違っても、荷物を奪おうとしているとは…
で、これらの土台にも、きっちりとレリーフがあしらわれています。
いきなり車とか描かれているので、一般市民の生活でしょうか。
こちらは…
自由に発言できない、今の世相を憂いているのでしょうか。
それとも、ただ単に公害がひどくて口をふさいでいるとか…
どっちとも取れるんで、説明書きが欲しいところです。
(タイ語じゃなかなか読みませんが)
本堂後方にも、まだまだコンクリ象…、いや、コンクリート製の象の像(ややこしい)や…
こちらはなんでしょうね…
結構リアルに作っているんですが、腕と頭が無いので、想像力を掻き立てます。
他にもこんな奴や…
こんな奴もいたりします。
で、本堂の横(北川かな?)には、自称ウィハーン(って看板い書いてある)があります。
こちらもクメール風にあしらっているようですね。
屋根は思いっきりタイですが。
内部は、こんな感じで外観とはガラッと変わって100%タイ風です。
ちょっとだけヒンドゥーの神がいるかな~と期待したのですが、甘かったですね。
Jan./'14
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
内部に入ることができたなら、評価も変わったかもしれませんが…
中途半端なクメール風本堂と、ちょろちょろとあるコンクリ像だけなんで、こんなものでしょう。
クメール風の本堂自体は、まあ、それなりに楽しめますので、近くを通った際には寄ってみるのもいいと思います。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°47'35.18" N
100°07'51.21" E
0 件のコメント:
コメントを投稿