ビッグブッダのすぐ側に、もう一ヶ所ビッグな物件があったりします。
ワットレームスワンナーラーム(วัดแหลมสุวรรณาราม)というこのお寺、実は先のビッグブッダの高台に登るとしっかり見えるぐらい大きい…し、近くにあります。
最初に目に飛び込むのが、この巨大弥勒様。
池に3箇所ぽつんと浮かぶ島の、一番左側の島の中央で、笑顔で待ち構えています。
15mぐらいありそうな、見事な巨体ですね。
紅を挿した唇が繰り出す不気味(失礼)な笑顔がたまりません。
何故か後方に入り口が開いてましたが…ただの物置か構造上の空洞のようですね。
残念。
で、これが中央の島に構えている本堂のようです。
内部はいたって普通…とまでは言いませんが、カーペットと天井の赤に、仏陀の生涯画の水色と緑、そしてご本尊様の金色のコントラストが日本人にはまぶしすぎます。
見ての通り、観光客だけではなく、地元?タイ人にも信仰厚いようで、タイ人の姿も結構見受けられます。
見事に開け放たれている、本堂周りの窓の扉?には、これまた彫りこんで作った、仏画が表現されています。
これは天国や地獄で良く見る夜逃げ爺さんですね。
こいつも天国地獄でよく題材に上がっている構図です。
というか、コンクリ製のものはたいてい地獄寺に併設されている気がします。
光の当たり方がアレなのは、すでに4時過ぎで西日がきつかったんです…
これら以外にも、境内には微妙なコンクリの像がところどころに並んでいます。
お坊さんと、その後ろの法輪?はなんとなく分かるんですけど、その後ろのピンクな女性は何者でしょうね?
で、本命?はこの千手観音様(じゃないかな~多分)。
私の入った側から言うと、一番奥、右側の島の中央に鎮座しています。
ドラゴンの上にお座りになられているこの勇士。
かっこいいですね~
これも15mはありそうな勢いです。
たくさんある手には、それぞれいろいろな道具をお持ちのようですが…
造形の問題か、何を持っているのかさっぱり分かりませんね。
こっちも…
ただ、このような腕をしっかり支えられる作りは、タイの仏像の作り方を考えるに、ある意味奇跡的なことです。
ご尊顔…眼差しが真剣なだけに、ふくよかな唇と、頭の上の手の形がすごく違和感あります。
(あえてここでは突っ込まないことにします)
ちなみに、地上側にはこの6段の階段上に、仏足石も完備されています。
(ホント仏陀様はそこら中に足跡を残してきたんですね…)
こんな感じで結構デコレーションはすごいようで、下手な弥勒様、観音様よりはタイ人に人気ありそうでした。
Sep'/09
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
見所はもちろん弥勒様と観音様の2トップです。
ビッグブッダから見たときのこれらもかなりのインパクトありますし、コレなら本土の兵(ツワモノ)たちにも十分対抗可能です。
本堂とご本尊自体は、ぼちぼち…というか、可もなく不可もなく…といった感じでしょうか?
でも、やはりビッグブッダの近くなので、基本セットで回るのが吉です。
9° 34'17.14" N
100° 04'01.30" E
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4 件のコメント:
ウドンタニ編 楽しみにしてます。
トゥッ・ムーさま
ははは…
頑張ります。
一応全6ヶ所で、そのうち2ヶ所が地獄寺と来ています。
(実は2回別々で行ったんですけどね)
それよりその後のネタが…どうしましょ。
千手観音かっこいいですね~~~~!
僕も行ってみたいです、ここ。
WARZYさん
確かにかっこいいです。
でかいのでなおさらかっこいく見えます。
今サムイは雨期に入っちゃっていますが、来年乾期に、海に遊びに行くと思えば、ついでにここによるのも簡単で、気楽にいけるってものですよ。
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