再訪
プラーンクーから、南に14kmほど…
ダートを抜け、砂利道を越え…ようやく目的地に到着しました!
って、後から気づいたんですけど、ここ9年間前に来たことありましたね。
まあ、せっかくなので、まずは、遺跡はちょっとスルーして、正面の東側に一度出てから、改めて遺跡を堪能するとしましょう。
ああ、とりあえず看板チェックね。
遺跡の名前は、プラサートターレーン(ปราสาทตาเล็ง)ですよ~
一応英語もあるので、各自興味があれば、解読願います。
ということで、東側にやってきました。
こんな立派な看板作っちゃって…
これから売り出すのに向けて、絶賛整備中って感じでしょうか。
めっちゃダートですけど。
前はこんなの全くなかったのにね~
さらに東側には、大きな長方形の池があります。
…さすがに、これはバライじゃなくて、灌漑用のため池かな?
で、振り返ると、こんな感じに、まっすぐ奥に向かって伸びる参道があり、その脇には、ずらっと灯篭が並べられています。
まあ、当然新しいものなんですけどね。
で、その先に、遺跡部分が広がっているって感じです。
ああ、最初の写真の場所ですね。
これが遺跡全景…かな?
この辺りのラテライトなんか…きっと、適当に並べたんだよね…
前、こんな感じじゃなかったと思う。
ああ…ピンボケや…
この、遺跡の横にあるのは、バライ…
じゃなくて、お堀っぽいですね。
おそらく昔は、ぐるっと1周取り囲んでいたんでしょう。
でも…
これも、前はなかったような気がしますが。
そして、周りには、遺跡の残骸が…
そして、あれがメインの祠堂のようですね。
1つだけですが。
前来た時には、屋根がなかったし、これも最近設置したんでしょう。
祠堂正面より。
サイズも小さく、屋根部分も崩壊していますが、砂岩のレリーフとか、結構残っていますね。
昔の写真と比べると、つっかえ棒以外は、あまり手を入れてい無さそうです。
そして、基部があらわになって、ちょっと遺跡らしくなった?
脇にあったまぐさ石。
さっきの説明看板に、『Lintel on the north doorflame carved lintel depicting Indra riding Erawan』って書いてあったんで、これが『エラワンに乗るインドラを描いたまぐさ石』ってことかな。
こいつは、昔、尖塔部分にあったパーツかな?
でも、下の石、ドアフレームか何かだよね?
なんでこんなところに配置したんだろう…
で、入り口左右には、砂岩のレリーフがばっちり残っています。
柱上部の飾りにも、ナーガ君がばっちり。
…蜂いないよね?
内部は、さすがにヨニも何もなく、ちょっとクメール顔が入った仏像が安置されてましたよ。
この辺の壁は、積み直したのかな?
前もこんな感じでしたが。
改めて、祠堂を斜め…
南東方向から眺めてみました。
それでは、毎回恒例?ぐるっと遺跡を周ってみよう!のコーナーに入りますか。
しかし…
この辺りは、祠堂の南エリアなんですけど、砂岩の破片を、まとめておいてあるみたいです。
めっちゃ適当やん…
ああ…
こんな貴重なまぐさ石も、こんな扱い…
これ、昔はちゃんと立ててあったっぽいんですけどね~
こっちや…
こっちにも、しっかりレリーフの刻まれたパーツがごろごろ…
もったいない。
どんどん風化しちゃうよ。
これは、南から見た祠堂。
柱邪魔だな~
南西側…
そして、西側から。
ああ…
こんなところにも、まぐさ石が無造作に置かれてるよ…
さすがにこれ、本物っしょ。
北西側…
と行きたいところですが、柱が邪魔過ぎるんで、少し西よりから。
こっちにはレンガの山が…
って、あれ?
レンガで出来た構造物、この遺跡内で、1つもなかったよね?
実は昔、レンガで構成された構造物もあったってこと?
北側から…
そして、北東側から。
やっぱつっかえ棒、邪魔だな~
ということで、遺跡入り口に戻ってきました。
まあ、こんなもんでしょう。
Jul./'19
以下過去の記事
シーサケットの南西の端、すぐ側はスリンとの県境…
ぐらいのところに、ひっそりと建っているクメール遺跡、プラーサートターレーン(ปราสาทตาเล็ง)があります。
まあ、こんな程度?の小さな遺跡です。
とはいえ、ところどころに無造作にまぐさ石が置かれていて…こんなにそばで見れるのも貴重ですね。
これがメインの祠堂です。
もう崩壊寸前ですね。
祠堂の横にもまぐさ石が立てかけられています。
入り口上にあったであろうものでしょうか…
入り口両脇の柱にも、まだ見事な装飾が残っています。
祠堂内部。
ここはお約束のタンブーンポイント改造済みのようです。
あ、こっちにもまぐさ石が…
本当、無造作に置かれていて、こっちが心配になっちゃいますよ。
他の遺跡のまぐさ石なんて、博物館に保管されちゃったりしているご時世なんですけどね。
なんかよくわかりませんが、敷地内で尼さん?白装束のかたが、テント張ってました。
これも修行なんでしょうか…
Mar./'10
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
規模は小さく崩壊寸前ですが、まぐさ石や柱の装飾等を舐めるように見ることができる、なかなかいい感じの遺跡です。
ただ、場所はもう…運転手が地図も読めない困ったさん(の癖にチャータータクシーやるなよ)なのも手伝って、メインの道からココに来るのに、3、4回は道を聞きました。
入り口も村の中にあり、看板も…確かあったけど分かりにくかった覚えがあります。
自力で来るより、素直にタイ人につれてきたもらった方が無難でしょうね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
14° 43'45.05" N
104°01'18.42" E
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