シーサッチャナラーイ2ヶ所目は、こちらもここでは有名な遺跡、ワットチャーンロム(วัคช้างล้อม)です。
同じ名前の同じ構造の遺跡は、スコータイ遺跡と、ガムペーンペット(どっちもこのシリーズ後半に出てきます)にもあるそうですが、ここが一番状態が良いとのこと。これは期待できますね~
内部構造は、お約束のウィハーン→仏塔の黄金配置になっています。
ウィハーンの方は柱もボロボロ、ご本尊様も見えられず、ほぼ基礎だけしか残っていないと言っても過言ではないでしょう。
で、これがそのご自慢の保存状態のよい仏塔です。
言うだけあって仏塔自体はそれなりに漆喰も残って、状態はよさそうです。
でも、ここの売りは、遺跡の名前にもなっている”チャーン”の部分ですよね?
ということで、塔の周りを囲んでいる象さんを…
って、牛さんしか見当たりませんが…
まさかこれ象さん?
鼻とか全部取れちゃったみたいですね。
気を取り直して?これが塔の正面の階段です。
それほど長くないんですけど、とにかく急なのと、くそ暑いので、やる気はほぼ0まで落ち込んでいます。
でも、せっかくなんで、そのわずかなやる気を絞って登ってみましょう。
階段の上のテラス状の部分から、境内を一望してみました。
ここも史跡公園として綺麗に整備されているので、こんな感じで芝生が綺麗に刈られていて、見た目の好感度はUPです。
(その分外国人価格を徴収されて、不愉快度も比例してUPしてますけど)
せっかくなので、上から象さんを見下ろしてみました。
象さん自体はなかなか大きく、まさに原寸…か、それより大きいぐらいです。
が、やっぱり鼻も耳も牙も見当たりませんね…
テラス部分の壁には、こんな形でくぼんだ窓があり、その中には1体1体仏陀が安置されているんですよね~
ところで…
ここのすぐ裏の山頂に、ワットスワンロンキリー(Wat Suan Ron Khili)と、ワットカオパノムプレーン(Wat Khao Phanom Phleng)という遺跡があったりします。
そうそう、この階段。
(って、写真は初シーサッチャナラーイ訪問の時のものですけどね)
一応登ったことありますけど、まあたいしたものありませんでしたし、それより何より、くさい!
それしか覚えていません…orz
Dec/'10
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
ここもなかなか見ごたえはある…らしいです。
でも、本文にあるように、実際には仏塔と、象の名残以外にはたいしたものは残っていません。
そういう意味ではちと評価高すぎな気もしますが、まあ、この”評価”なんてそれぐらい主観で、いい加減なものですよ。
(って開き直っちゃいます)
でも、この手の象さんチェディに耐性のない方なら、すごく興味が沸くと思いますよ。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
17° 25'55.34" N
99°47'06.79" E
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2 件のコメント:
>その分外国人価格を徴収されて
借りた自転車でつり橋から入ったら、お金払わずに済みました。確かに徴収小屋のようなのがあったけど、、、。
歩いて回ると大変でしょう、広くて。
コメント一号さま
私も見たとおり、橋を渡っていったんですけど、しっかり呼び止められましたよ。
なりが外国人してたんでしょうか…
小さいリュック1つしか持ってなかったんですけど…
でも、もし機会があったら、何泊かシーサッチャナラーイに泊って、周りの小さな埋もれた遺跡を回ってみたいものです。
(可能性低いですけどね)
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