先ほどのクーバーンデーンから10kmほど北上したところでしょうか…
右手に大きな貯水池があるのですが、その堤部分を渡ったところに、ワットクースンタラーラーム(วัดกู่สุนทราราม)という名前のお寺があります。
クーと言うと、クメールの小さな仏塔を表す言葉なんで、ここも遺跡があるんでしょうね!
わくわく。
ということで、境内に入って最初に目に飛び込んでくるのは、こちらの大仏様です。
正面に回ってみたところです。
入口のゲートが邪魔で、肝心の大仏様が見えませんね。
でも、ゲート周りにも気になるものが…
象を運ぶ人など、コンクリ寺でたまに見かけるシチュエーションが描かれています。
反対側も象…
なにか象に思い入れでもあるんでしょうかね?
こちらでは、マリオとルイージが仲良く頭相撲しています。
これ、以前イッテQでやってた、つるつる相撲ですよね。
血が流れるまで頑張っちゃって…
こちらは人さらいの図でしょうか?
あ、なんか微妙な地獄ナベもありますね。
中の人たちは江戸っ子なのか、「こんなの熱いうちに入らん」と言っているようです。
で、ようやくメインの大仏様です。
まあ、10〜15mといったところでしょうか?
影になっているせいもありますが、鼻の三角が妙に目立っています。
斜め下から見上げてみました。
よく見ると頭のイガイガ、かなり細かいことがわかります。
なんか螺髪というより、五分刈りみたいです。
脇にはファンキーなヤックが大仏様を守護しているようです。
なんで、あごの横にほくろがあるのかは不明です。
その後ろの台座部分には、お坊さん?のレリーフがぐるっと1周描かれています。
でも…
黒い部分は髪の毛ですよね?
それとも顔を目立たせるための仕掛け?
どちらにしても、なんとなく不気味です。
土台の一番下にも、こんなかわいい?レリーフが並んでいます。
かわいく見えるのは、走り方と構図がマンガみたいだからでしょう。
体だけ正面向いて、足と顔が横向いてます。
もし顔が正面向いていたら、欽ちゃん走りみたいです。
…と、何か忘れていると思ったら、”クー”の謎ですね。
大仏を取り囲む壁をよく見ると、かなりコンクリで補強されていますが、ラテライトで出来ています。
こんな感じで…
まさかここが遺跡跡?
(真相は不明ですが、境内の他の場所にそれっぽいものは見当たりませんでした)
Apr./'12
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
寸評
大仏がすべてと言っても過言ではありません。
ヤックや、ファニーなレリーフもありますが、あんなのはただの飾りです。
水量が多くなかったので、堤を横断することが出来ましたが、中央部に水の流れる部分があるので、雨季にはこのルートは使え無さそうです。
バーンサナームの町の方(南側)から入るのが無難でしょうね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
15°55'14.18" N
103°27'30.95" E
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