ラスト…
スコータイ遺跡の5か所目は…
こちらの遺跡です。
って、皆さんピンとこない人も多いと思いますが、スコータイ遺跡に来ている人なら必ず見ている(とほぼ断言できる)遺跡です。
名前はワットマイ(วัดไหม่)と、取り立てて新しくもなんともない名前です。
で、なんで必ず見ているとほぼ断言できるかというと、何の予備知識もなしにスコータイ遺跡に来ると(ツアー含む)、遺跡の東側のゲートから入ることになるのですが、その真正面に建っている遺跡がこれなんですね。
なので、超一等地にあり、ほとんどの人は無意識に見ているのですが、ツアーでも案内されませんし、ガイドブックにも紹介されていない不遇の遺跡なんです。
看板では立派なウィハーンを備えているようですが、実際は先の基礎と柱だけしか残っていません。
ということで、近くに寄ってみました。
さすが有料エリア内にある遺跡ということで、下もレンガできれいに舗装されています。
遺跡自体は、先にも述べたように、基礎と柱しか残っていませんが、基礎部が比較的高さがあるので、それなりに見栄えがよく感じます。
むき出しのレンガの一部には、このように昔の装飾の跡っぽいものもありますが、ほとんどの部分は失われてしまっているようです。
で、これがウィハーンの上部です。
ここまで来ると、そこらにたくさんあるウィハーンとの違いはほぼありません。
奥…西側には、おそらくご本尊が鎮座されていたであろう、台座らしきものがありますが、仏陀のお姿はみじんもありません。
これはご本尊側から東側を見たところです。
なんか、こっちにも仏陀が安置されていたっぽい台座がありますね~
ちなみに、その奥に車とか屋台とかが見えますが、そこが東ゲート付近のソンテオ等がたまっているあたりです。
まあ、結構修復はされているな…
と思ったら、裏側は微妙なところも残っています。
やはり見えるところ優先なのは、世界共通なんですね。
Jan./'13
★☆☆☆☆:行くか行かないかはお任せします…
他の都市や、小規模遺跡ならともかく、スコータイやアユタヤのような、大規模な遺跡の中では、この程度の遺跡は掃いて捨てるほどあるので、別にお勧めする理由もありません。
特筆すべきところもとくにありませんし…
しいて言うなら、とにかく目立つ位置にあるというところぐらいです。
まあ、スコータイ遺跡に行って、正面に見えてくるこの遺跡がどうしても気になる人、もしくは、遺跡内(有料エリア)はほぼ制覇し、ほかに行くところがない人ぐらいなら行ってもいいかもしれません。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
17°01'11.97" N
99°42'16.73" E
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