さて、お次は三島由紀夫の小説”暁の寺”でおなじみ、ワットアルン(วัดอรุณ)です。
え~もちろん読んだことございませんが、そんなこんなでバンコク市内ツアーを選択すると、王宮、ワットポーと共に、必ずと言っていいほど周ることになるお寺です。
こうやって河から眺める風景は素晴らしいですが、そんな明け方にこんなところに来ることないので、今まで一度も”暁”しているところ見たことありません。
(夕方は何度かありますが、なんせ河からだと逆光になるんで…)
船着き場からでも、がっつりと塔が見えますね。
しっかし、観光客…
特に白人と中国人大杉!
ということで、悪名高い描き割り人形…
足元の40Bは、これを使って写真を撮ったら40B…
を省略して書いてある模様。
皆さんうっかり使わないでね。
で、本命(というかこれしか知らない)の仏塔になります。
さすがに都心とはいえ、こちら側は旧市街地。
側に高層ホテルもありませんし、存在感ばっちりですね。
入り口はこんな感じです。
で、中に入ると、仏塔をバックに弥勒様がお出迎えです。
というか立ちはだかっている?
遠目で見ている限り、かなり見ごたえのある仏塔なんで、とりあえず写真撮りまくります。
これは、中国の武将でしょうか…
この手の出で立ちの人と言えば、クワンウー(関羽)しか思いつきません。
これは登り口から見上げてみたところです。
大分近寄ったんで、塔の表面も見えてきましたね。
よく見るとわかりますが、いろいろな焼き物を砕いて模様にしているんですよ。
こっちの方が本家だとは思いますが、Phiphittaphan Erawan(Erawan Museumと同じ手法ですね。
でも、そんなんでこれらのヤックや…
こちらの人達が作られていると思うと、根気のいる作業だな~と思いますね。
で、階段の下側です。
見ての通りものすごい急な階段です。
特に真中から上はやばいぐらいの急こう配で…
スカートなんてはいてきた日には、もう丸見えです(実話)。
ということで、何とか中段まで…
これ以上は厳しいので、望遠で上部を撮影してみました…
すいません、ヘタレで。
塔の前方(入り口の両脇ね)には、こんな感じの小さなお堂があります。
とりあえず奥(南)から覗いてみましょう。
…って、こっちは普通のタンブーンポイントでしたか。
で、もう一方の方には、ちょっとした大仏様が安置されています。
でも、同じお堂の中に、ラマ2世のベッドが…
…って書いてあるんだもの。
こっちはタクシン王のベッド?
確かに横に偉そうな人の像が飾られていますがね~
さて、ここまでがおのぼりさんの訪問するワットアルンですが、なんせ”ワット”なんで、お寺部もあります。
今回はぐるっと回ってみましょう。
こちらは、ちょうど仏塔の裏手…
北西側にあるウィハーンです。
中には、庶民の手の届かないほど、お高く座っている仏陀が鎮座しています。
内装から察するに、お寺の儀式とかする時につかうんでしょうかね。
おかげさまで一般の参拝客はわずかです。
(もちろんタイ人)
で、こちらは仏塔の北あたりに位置する、おそらく本堂です。
ちゃんとした回廊で囲まれているし、ヤックも見事ですし…
多分。
ということで、こちらが本堂です。
柱とかの不思議な模様は、仏陀か何かの絵です。
で、回廊には御多分にもれず仏陀がぐるっと取り囲んでいます。
…壁がちょっとはがれてきていますが、大丈夫でしょうか…
他にも、所せましと、こんな石細工などが並べられています。
狛犬?
こちらは中国人御一行様のようです。
で、本堂正面に戻ってまいりました。
では、入り口タンブーンを済ませて、いざ内部へ!
さすがに、有名なお寺の本堂内部なだけあって、広いだけでなく、しっかりと作りこまれている印象です。
こちらのご本尊様も、お高く座ってらっしゃるので、参拝客の皆様の金箔貼り欲求が満たされることはないようですね。
壁一面の絵は、題材が何かは知りませんが、色調、タッチ共に、格式の高さをうかがわせますね。
Jan./'12
評価
★★★☆☆:その県に行ったらぜひ!県を代表するスポットです。
寸評
まあ、ぶっちゃけ仏塔だけで十分です。
王様ベッドも本堂も含め、ほかはすべておまけと言っていいでしょう。
願わくば暁の時刻に、河の方からこの仏塔を見たいところですが…
普通のツーリストにはちょっと厳しいですね。
カオサンに沈没中の、暇でしょうがない人なら、朝早く散歩がてら見に行く手もあるかもしれません…
(どこがベストビューか知りませんが)
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13° 44'37.19" N
100°29'19.84" E
2 件のコメント:
マレーンポーさん、お久しぶり。
元ニヤーイです。色々あって改名しました。
ここは昔、変なガイドにつきまとわれて閉口しました。今でもいるんでしょうか。
「実話」も気になりました。
Chaiyaさん
こんばんは&遅レスすいません。
お久しぶりです。
王宮含む、このあたりは、観光客目当ての怪しげな人や詐欺師多いですよね~
そんなんじゃなくても、お土産売りのおばちゃんのしつこさったら…
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