再訪
9月のとある日曜日。
会社の車を使うチャンスがあったので、ちょいと近場のタンブーンを決行することに。
で、まずやってきたのは、皆さんご存知?巨大シヴァ神像のある、ウィハーンサデットポー。
いや、実は新しく建造中のものを見たくて、朝早くからやって来たんですよ。
いつもの?ヒンドゥー系オブジェを眺めつつ、とりあえず建物の中に入ってみましょうか。
入り口前に立ちはだかる、シヴァ神とナンディン牛。
ん?
ナンディン君、昔より血色良くなりました?
で、シヴァ神たちの目の前には、例の対の象さん像。
でも、目的ではないので、軽くスルー。
内部は…
多分変わってないよね。
前、そこまでじっくり見て無かったからな~
とりあえず、ぐるっとまわりますか。
で、最初の祭壇っと。
これでちょうど1周しましたね。
それでは改めて…
なんか、ガネーシャ祭りって感じでしょうか。
ガネーシャでいっぱい。
で、最上段は、きっと偉い人たちですね。
真ん中は、まあ当然シヴァ神と…
まあ、パールヴァティ神だよね。
右手は息子のガネーシャ神。
左手は…誰?これ。
と思って、下の字を読んだんですが…
พระขันทกุมาร?ええっと…(ググってます)
カーティケイヤ神?日本名だと韋駄天でいいのかな?
彼も、シヴァ神の息子だったんですね~勉強不足です…
っと、お堂の中はこれぐらいにして、やっぱり大シヴァ神像は拝んでおかないとね。
あっちにも行きましょうか。
ということで、シヴァ神大庭園に到着~
相変わらずの見事なデカさですね。
私が把握している限りでは、タイで一番デカいシヴァ神像ですし。
体のあちこちにある傷、わざと描いてあるんですね。
体等の造形は細かいんですが、顔だけちょっとデフォルメされてます?
おっと。
忘れちゃいけない。
せっかくなので、兄貴達も拝んでおかないとね。
後は台座の下を…
って、あれ?
これ、乳海撹拌ジオラマじゃないですか。
確か前はなかったよ。
こちらは神様軍団かな。
そして、こっちが阿修羅軍団っぽいですかね。
ナーガ君が苦しそう…
そのシーンの前から、台座下部に侵入っと…
あれ?
これも前なかったよ~確か。
これも…
前の写真見ると、中央の部分以外、すっからかんですし。
なんか、誰が誰だかさっぱりわかりません…
中央の前側にもシヴァ神像が増えたんですね。
で、その後方のやつらは、前もいた方々のようです。
相変わらずのおどろおどろしいお姿…
というか、誰かこれを巨大像にしてくれないかな?
かっこいいのに。
と思ったら、前も同じこと書いてたよ。
左はガネーシャ君に…
中央はもちろんシヴァ神ですね。
その横には、突如現れるテープタンチャイさん。
関係なくない?
ああ、こちらの隅のゾーンだけ、ちょいと仏教関係者なんですね。
そうやって手広くやらないと、タイ人参拝客集まりませんし。
まあ、こんな感じですか…
って、あ~っ、違う違う!
目的のものを見に行かなくては!
GoogleMapだとこの奥の様なんですが、行けるのかな?
あ、ありました、ありました。
前は多分なかったです。
気づかなかっただけかもしれませんが。
一応圧縮効果を狙って…
デカく見えますかね、後ろの菩薩様。
ちなみに振り返ると、シヴァ神の後ろ姿が拝めます。
しかし、菩薩様以外の像も、結構でかくて、作りこまれていて…
しかも石を彫って作っているんですね。
お金かけてますね~
分けてくれないかな?
ようやく弥勒様の正面までやってきました。
う~ん、どれも見上げなくてはいかんよ。
では、階段を…
って、ええ~っ?
建設現場立ち入り禁止って?
意地悪…
仕方がないので、望遠を使って愛でるとしますか…
もうチョイ近づいて、パシャ。
ああ、階段横側ですよ。
流石に立ち入り禁止を無視して入るほどひどいことはしません。
Sep./'18
以下過去の記事
翌朝…
バンコク郊外、住宅地の細い路地の奥にある施設を目指します。お寺でないのは分かっていますが、正式名称よくわからないので、とりあえずGoogleMap表示を信じ、ウィハーンサデットポー(วิหารเสด็จพ่อ พระมหาเทวะศิวะเทพ)ということにしておきます。
建物もこんな感じで、お寺感はありません。
入口付近の、バイヨンの四面像みたいな顔が見えます。
ということで、入り口付近の飾り物です。
もう、彫刻から手すりの模様から、ガンガン来ていますね。
どうも、こちらはヒンドゥー寺院みたいです。
ヒンドゥーはあまり詳しくないので、これがどなたか存じ上げませんが…
足元の方、踏まれているのに幸せそうです。
このあたりは、クメール遺跡を意識した感じでしょうか。
顔なんか、わざわざ分割された石組みを再現したのでしょうか。
で、ようやく建物の入り口に到着。
緑と青基調のペイントがちょっとさわやかな感じです。
手前の、牛に乗られた方はシヴァ神でしょうか…
…
ナンディンの筋骨隆々な感じと、塗装が見事です。
それに比べてシヴァ神の方は、ステレオタイプな金ぴか装飾です。
で、建物内部はこんな感じです。
なんかいろんなものがたくさんあってよくわかりませんが…
とりあえずセンターはシヴァ夫妻でしょうか。
やっぱりヒンドゥーでは、シヴァ神とヴィシュヌ神が人気で、創造神ブラフマーはダメなんですね。
天井の至る所にも、いかにもインドの絵師が描いたと思われる、ヒンドゥーの絵が飾られています。
入口の壁もこんな感じ。
なんで、花柄なんでしょうね。
で、入り口正面には、こんな象さんの像が1対並んでいます。
写真だとサイズがわかりにくいですが、象さんの胴の部分から中に入れますんで、それぐらいの大きさはあるってことです。
まずは左側の象さん。
中は…
中央には、ドーンとリンガがそそりっています。
…ドーンと言うと、エガちゃん(江頭2:50)思い出しちゃいます。
周りの壁も、ガッツリヒンドゥーのレリーフらしきもので飾られています。
こ…コブラ…
蛇嫌いにはかなり厳しい密集体形です。
お次は右の象さん。
?何故か横向きですね。
どこ向いているんでしょう。
ということで、正面視。
ヒンドゥーの絵や像って、なんでこんなケバいんでしょうかね。
…
と、いろいろ見てきましたが、実は本命はこっちなんです。
建物の上から、頭がチラ見えしていますが。
ということで、ドーン!
シヴァ神の巨大像なんです。
手前の植木のせいで、南国感たっぷりな感じです。
アップです。
台座抜きで、ざっと15m程度でしょうか…
指のしわや、服の模様などかなりディティールにこだわって作られているようですね。
土台部には、何故か筋肉ムキムキマッスルな世界が広がっています。
下手に絵が旨くてリアルなんで思わず笑っちゃいますが、シヴァ神の座っている台座を支えているシチュエーションってことなんでしょうかね。
なんかこういうの見ていると、”超兄貴”思い出しちゃいます。
で、とりあえずメインの建物上部を堪能したわけですが、一応下の部分も見ておきますか。
ということで、1階はこんな感じです。
最初の建物と違い、これでもかと言わんバリの金ぴか装飾で攻めてきます。
ちゃんとネズミ君もいるよ。
で、こちらが奥にいたボスです。
まあ、最初から最後までシヴァ神で徹底されていますね。
!!
こちらのお方はカーリーでしょうか。
こっちの方がラスボスっぽいです。
出来ればこのデザインで、巨大像化してほしいものです。
Jan./'14
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
郊外とはいえ、バンコクにこういうものがあるだけでうれしくなっちゃいます。
巨大シヴァ神だけでも見ごたえありますが、他のものも、普段タイのお寺を見飽きてしまっている身としては、新鮮に感じます。
難点は、死ぬほど行きにくい場所にあるってことです。
頑張れば、ある程度のところまでは公共交通機関で行けると思いますが…
そこから先は、なんらかチャーターするか、2km以上歩くかするしかありません。
ちなみに、裏手には広大な空き地があり、GoogleMap上で見ると、なんか仏塔っぽいものを建設のようです。
これからも目が離せませんね。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
13°51'59.64" N
100°39'46.70" E
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