
やはり場所柄マイナーなのか、ググってもほとんど引っ掛かりません。
引っかかるブログといえば
タイの自然の風景(カオヤイさんのブログ)とか、
旅バンコク(tbbさんのブログ)みたいな、
このブログを覗きに来られるようなコアな方(失礼)のところばかりです。
やはりマイナーなのか、観光客の姿はほとんど見当たりません。
一応英語のパンフもあったんですけどね。
とりあえず先の石畳の先にはこんな感じでプラーンが建っています。

一応まぐさ石も残っているようです。
が、それを支える柱は…ちょっと手抜きなんでしょうか?
まあ、パノムルンやピマーイクラスの修復度を期待するのは酷というものなのでしょうか…
(とは言ってもアンコールワット遺跡群なんかも結構こんな感じだったりしますけどね)

天井もこんな感じでぽっかりと空いちゃっています。

周りを見渡すと、元は結構な広さがあったらしく、いたる所に石の基礎っぽいものが並んでいます。
敷地自体も結構整備されているようで、芝もきれいに刈られていて、サバイサバーイです。

先のプラーンの奥へさらに進むと、もう1基プラーンが建っています。
あれ?こっちにはちょこちょこ観光客(もちろんタイ人)がいます。
隅に見えるオレンジ色の車は公園内専用のバスのようですね。

こちらのプラーンもほとんど原形を留めていないようですね。

どうもこれがもとの姿(予想図)のようです。
まあ、誰も元の形見たわけではないですし…でも本当にこんなのだったとしたら、パノムルンやピマーイに匹敵するプラサート(礼拝堂)だったというわけですね…
そういう先入観を持って見ると、何となくすごく見えてくる…かな?

それでもすぐそばには、元はこのプラサートに装飾されていたであろうと思われる装飾等が展示されています。
こういうのを見ると信じちゃいますね。

ちなみにこれは…修復前のがれきの山…ではありません、れっきとした遺跡です。

Jul./'08
評価
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
まあ、ペチャブンで自然系の景勝地を除くと、他にあまりないですから仕方のないところでしょう。
遺跡公園自体は遺跡の修復度はともかく、なかなかいい感じです。
ただ…行きにくさ等を考慮すると、そうそうお勧めできるようなところではないですね。
ちなみに、このあたりを走っていると、ちょこちょこ筒の上で火が燃えている所があります。
どうも油田みたいですね。
あるんだ、タイにも一応。
Google earth 座標(分かるやつだけね)
15° 27'58.46" N
101°08'43.17" E