さて、2日目午後は車をチャーターして、サムイ島観光に出発です。
初手はやはりここでしょう!
その名もズバリ、タニムマジックガーデン(ってチケット売り場に書いてある)。
なんとも怪しげなこの場所は、サムイ島南部よりかなりの勾配を登っていったところにあります。
昔は未舗装だったそうで…でも今は結構サバイサバイです。
チケット売り場の横に、下に行く階段があります。
目的の庭園はこの下にあるようですね。
この庭園は、沢を中心として作られているようで、このように中央を川が流れています。
滝がありますが、一応人工物だったりします。
良くみると周りも不自然な形なのがお分かりになるかと…
滝も、近くで見ると滝というか滑り台というか…
ともかく露骨に人工物なのがわかりますね。
そのところどころには、このような彫刻?というかコンクリ彫像がこっそり配置されています。
こっちはカメさん…すっぽんですね。
イスかと思ったらこれもお魚さんでした。
カエルもいるでよ。
…川の隙間?に足が生えています。
腰から上はなさそうですが、
何の意味があるんでしょう…
さすがにサムイ島でもかなり標高の高いところにあるので、川の水もそれなりにきれいですし、こんな感じにかにさんもいっぱいいます。
川の両側には、こんな感じに…目的は分かりませんが、謎のコンクリ像が並んでいます。
どうやら、ここはある御仁が、突然啓示を受けたのか、このようなコンクリの庭を黙々と造り出すこととなったようです。
これは、その御仁でしょうか…
(わかりませんけど)
”ブッダガーデン”の名の割には、あまりブッダと関係なさそうですが、きっとその方が「白人」の受けがいいから、後から英語名をそう名づけたんでしょうね…多分。
ということで、この川の中央に立っているヤックのところが終点のようです。
では、U-ターンして、対岸を堪能することにしましょう。
実はどうもこの対岸がメイン?のようで、こちらはちょっと開けた場所に、大蛇を喰う怪鳥(だってでかいんですもの)とか、棒の上に立った…だれでしょう…とか、いろいろなコンクリ像が所狭しと並んでいます。
その奥には、こんな感じにタイの古典的な姿をした人たちの像がずらっと並んでいます。
なんかみんな踊っているのは、やはり天国かなにかを現しているからでしょうか…??
どうもこのコンクリで出来た家が、その御仁が住んでいたと推測される建物です。
なにもコレまでコンクリで造らなくても…と思うのは常人の感覚なんでしょうか…
しかし自生している蘭、みごとですね。
良くみると足元に蛇の死体?が…
やはり手入れは行き届いていなさそうですね。
おまけ。
ドライバーが道に迷って、山頂のレストランに来てしまいました。
でも、展望台にもなっていて…なかなかの眺めですね。
結構高いですし。
で、ここには何故かお猿さん(ギボン…タイのテナガザルの一種のようです)を飼っているようです。
でも、こうやってヒモで括りつけられてちょっとかわいそうかもしれませんね。
Sep'/09
★★☆☆☆:その県に行ったら、行く候補に入れるべき。
寸評
なかなか奇怪な風景が広がっていて、この手の物に興味がある人にはかなり楽しめそうです。
統一性のないコンクリ像も、変化が楽しめてOKです。
ただ、どうしても地獄ではないので、インパクトの面ではちょっと弱めのようです。
ここは、沢とその周りの森の風景に溶け込んて、ところどころにちりばめられているコンクリート製の人形を愛でるぐらいのゆとりをもって見学したほうがいいかもしれません。
9° 28'58.06" N
99° 59'40.38" E
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2 件のコメント:
私はタイ在住19年の者です。
このMagic Garden(現在はHeaven's garden)は、もともとココナッツ農園の経営者だった二ムトンスックさんという方が、1976年彼が77歳の時に建築を開始しました。写真の石の人物像が二ムさんです。
数々の建築物の中には怖い顔をしたものや、仏様のような顔をした石仏があります。怖い石仏はこの世の悪を食べ、仏様の石仏は皆に幸福を与えると言う意味で、サムイ島の頂上に建造することによって、下界の人たちに愛を降り注ぐためだそうです。
この二ムさんも91歳でお亡くなりになりました。
関口様
おはようございます。
リプ遅くてすいません。
そんな深い意味があったんですね~
知りませんでした。
そうですか…
創設者はすでに亡くなられているんですね。
ご冥福をお祈りいたします。
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